アンクルKの他愛もない話

人形劇・影絵劇の台本 BGMを操作しながらナレーター気分になってお楽しみ下さい。

影絵劇 竹取物語 第二幕

ss推奨BGM 【SENS、  風のように】

 

このような噂は帝のお耳にも達し、美しい姫を 見まほし 、とお思いになり使者を使わしました。
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が、度重なる勅命にもかかわらず、かぐや姫は参内を拒み続けます。
困り果てた翁が参内し、『無理に参内させれば死ぬ。』と申しておりますとお伝えしました。

それでも諦めきれない帝はこのようにおっしゃいました。

(帝)そなたの家は山に近かったな。では、狩りの途中、そなたの家に立ち寄り見てしまおう。

は急に狩りの日取りを決め、姫の家にお入りになりました。
清らかで美しい姿をご覧になり、驚いて奥へ逃げようとする姫の袖を捕まえました

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(帝)手を緩めるつもりはない。そなたを連れ帰るつもりじゃ。

(姫)ワタクシはこの国に生まれた者ではありません。私を連れ帰ることは難しいでしょう。

「ふ、ふーん」と自信たっぷりに笑う間を置いて
(帝)そんなことがあるはずがない。タレカ、輿をここへ寄せてまいれ

 

神輿をお寄せすると、かぐや姫は、突然、影になってしまいました。
驚いた帝はしばらく見つめておられましたが。どうにもならなく残念にお思いになりこうおっしゃいました。


(帝)そなたの気持ちは分かった。無理に連れては行くまい。だから、元の姿におなりなさい。それを見るだけで満足して帰ることにしよう。

するとかぐや姫は元の姿に戻りました。
帝はやはり姫を素晴らしくお思いになり、輿にお乗りになってから和歌を送られました。

姫も帝を憎からず思われたのでしょう、初めてお返事の和歌を差し上げたのでした。

(帝)帰るさの  みゆきものうく  おもオえて そむきてとまる  かぐや姫ゆゑ 

帰りの道が辛く思われて、何度も振り返ってしまいます。私に背いて家にとどまる、あなたのせいなのですよ。

(姫)むぐらはう 下にもトシは  へぬる身の 何かは玉の うてなをも見む

雑草がオい茂る下賎の家で育った私が どうして玉で飾った高殿を望めましょうや。

   BGM、フェイドアウト

 

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