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(1) 世界の果てまでイッテQ! 16.0% (日テレ/日曜・20時/ ウンナン内村)
(2) ぴったんこカン・カン 14.6% (TBS/金曜・20時/ 久本雅美・安住紳一郎)
(3) ぐるぐるナインティナイン 14.3% (日テレ/木曜・20時/ ナイナイ)
(4) ザ!鉄腕!DASH!! 14.3% (日テレ/日曜・19時/ TOKIO)
(5) 鶴瓶の家族に乾杯 14.2% (NHK/月曜・20時/ 笑福亭鶴瓶)
(6) 行列のできる法律相談所 14.1% (日テレ/日曜・21時/ 東野幸治・雨上がり宮迫・フット後藤)
(7) 踊る!さんま御殿!! 14.0% (日テレ/火曜・20時/ さんま)
(8) お試しかっ! 13.0% (テレ朝/月曜・19時/ タカトシ)
(9) 中居正広の金曜日のスマたちへ 13.0% (TBS/金曜・21時/ SMAP中居)
(10) ホンマでっか!?TV 12.9% (フジ/水曜・21時/ さんま・ブラマヨ・マツコデラックス)
(11) Qさま!! 12.7% (テレ朝/月曜・20時/ さまぁ〜ず)
(12) ザ!世界仰天ニュース 12.4% (日テレ/水曜・21時/ 笑福亭鶴瓶・SMAP中居)
(13) 秘密のケンミンSHOW 12.4% (日テレ/木曜・21時/ みのもんた・久本雅美)
(14) 世界一受けたい授業 12.4% (日テレ/土曜・20時/ 堺正章・くりぃむ)
(15) めちゃ×2イケてるッ! 12.4% (フジ/土曜・20時/ ナイナイ・加藤浩次)
(16) くりぃむクイズミラクル9 12.2% (テレ朝/水曜・20時/ くりぃむ)
(17) ナニコレ珍百景 12.1% (テレ朝/水曜・19時/ ネプ)
(18) SMAP×SMAP 12.1% (フジ/月曜・22時/ SMAP)
(19) VS嵐 12.1% (フジ/木曜・19時/ 嵐)
(20) みんなの家庭の医学 12.0% (テレ朝/火曜・20時/ ビートたけし)
(21) ためしてガッテン 11.9% (NHK/水曜・20時/ 立川志の輔)
(22) ロンドンハーツ 11.9% (テレ朝/火曜・21時/ ロンブー・有吉)
(23) マツコ&有吉の怒り新党 11.9% (テレ朝/水曜・23時15分/ マツコデラックス・有吉)
(24) おしゃれイズム 11.8% (日テレ/日曜・22時/ くりぃむ上田)
(25) 天才!志村どうぶつ園 11.8% (日テレ/土曜・19時/ 志村けん)
(26) しゃべくり007 11.7% (日テレ/月曜・22時/ ネプ・くりぃむ・チュート)
(27) 幸せ!ボンビーガール 11.7% (日テレ/火曜・22時/ TOKIO山口)
(28) 世界まる見え!テレビ特捜部 11.5% (日テレ/月曜・20時/ ビートたけし・所ジョージ)
(29) アメトーーク! 11.5% (テレ朝/木曜・23時15分/ 雨上がり)
(30) 笑ってコラえて! 11.4% (日テレ/水曜・20時/ 所ジョージ)
バラエティ全体の低調さが目立った1年。 テレ朝に顕著だが、スペシャルを乱発した弊害で、レギュラーをおざなりにするあまり、お祭り客ばかりが訪れ、レギュラーのなじみの客が離れてしまった。 また、制作費削減の影響もある。ロケ番組で大事なのは"撮れ高"。最近は予算不足から撮れ高不足でも無理やり編集してオンエアする番組が多い。 スタッフに悪気はないとはいえ、結果的にヤラセと誤解を生むことも。 上位10銘柄のうち、5つが日テレ。「イッテQ!」が2年連続1位に。日テレの特徴は比較的スペシャルが少なく、それぞれの番組に客がついて、それが強さになっている。 テレ朝の強みはシーズンドラマと「報道ステーション」。テレ朝のバラエティの肝は23時台の、「怒り新党」と「アメトーーク!」。 フジはベスト30に4銘柄のみで、「スマスマ」「めちゃイケ」などの長寿番組がメインで、新陳代謝が進んでいない。
(1) 半沢直樹 29.1% (TBS/7月・日曜・21時/ 堺雅人・上戸彩・香川照之)
(2) ドクターX 〜外科医・大門未知子〜 21.9% (テレ朝/10月・木曜・21時/ 米倉涼子・藤木直人・西田敏行)
(3) ごちそうさん 21.5% (NHK/10月・月曜〜金曜・8時/ 杏)
(4) あまちゃん 20.6% (NHK/4月・月曜〜金曜・8時/ 能年玲奈・小泉今日子・有村架純)
(5) ガリレオ 19.8% (フジ/4月・月曜・21時/ 福山雅治・吉高由里子・北村一輝)
(6) リーガルハイ 18.5% (フジ/10月・月曜・21時/ 堺雅人・新垣結衣・岡田将生)
(7) DOCTORS2 最強の名医 18.2% (テレ朝/7月・木曜・21時/ 沢村一樹・高嶋政伸・比嘉愛未)
(8) 相棒 season12 17.6% (テレ朝/10月・水曜・21時/ 水谷豊・成宮寛貴・鈴木杏樹)
(9) 純と愛 17.1% (NHK/12年10月・月曜〜金曜・8時/ 夏菜・風間俊介・武田鉄矢)
(10) 相棒 season11 16.9% (テレ朝/12年10月・水曜・21時/ 水谷豊・成宮寛貴・鈴木杏樹)
(11) ラストシンデレラ 15.2% (フジ/4月・木曜・22時/ 篠原涼子・三浦春馬・藤木直人)
(12) とんび 15.1% (TBS/1月・日曜・21時/ 内野聖陽・佐藤健・吹石一恵)
(13) 救命病棟24時 14.6% (フジ/7月・火曜・21時/ 松嶋菜々子・佐々木蔵之介・時任三郎)
(14) 八重の桜 14.5% (NHK/1月・日曜・20時/ 綾瀬はるか・西島秀俊・長谷川博巳)
(15) Woman 13.6% (日テレ/7月・水曜・22時/ 満島ひかり・小栗旬・田中裕子)
(16) 安堂ロイド 13.5% (TBS/10月・日曜・21時/ 木村拓哉・柴咲コウ・大島優子)
(17) 警視庁捜査一課9係 13.2% (テレ朝/7月・水曜・21時/ 渡瀬恒彦・井ノ原快彦・羽田美智子)
(18) 35歳の高校生 13.1% (日テレ/4月・土曜・21時/ 米倉涼子・溝端淳平・片瀬那奈)
(19) 家族ゲーム 13.0% (フジ/4月・水曜・22時/ 桜井翔・神木隆之介・忽那汐里)
(20) 科捜研の女 12 12.6% (テレ朝/1月・木曜・20時/ 沢口靖子・内藤剛志・風間トオル)
全体的に数字の底上げも見え、ドラマ復調感が強い1年。 連ドラの年間トップはTBS系の「半沢直樹」で平均視聴率はダントツの29.1%。最高視聴率は最終回の42.2%で「家政婦のミタ」を抜いて21世紀の全ドラマの最高値。 一度も視聴率を下げていないのは、連ドラ史上前代未聞。 ヒットの要因は、作り手が作りたいドラマを本気で作ったことと、キャスティングが大きい。日本の連ドラは以前から芸能プロ との癒着が問題になっているが、「半沢」に関しては作り手の思いがかなり反映され、名優揃い。 もう一つの話題作朝ドラの「あまちゃん」は平均20.6% 。SNSはもとより民放や週刊誌までこぞって特集し、それまで朝ドラを見たことがなかった人たちを 引き込んだ。また、連ドラ'12年民放トップだった「ドクターX」の2ndシーズンが2位で、完全に数字の取れる方程式を確立し、米倉涼子は「相棒」の水谷豊と並びテレ朝の 功労者に。
テレビ放送60周年を迎えた'13年は何かと話題が多かった。ドラマではかつて"ドラマのTBS"と呼ばれたTBSが底力を発揮。「半沢直樹」 が最終回視聴率で42.2%を取り、平成の民放連ドラNo.1を記録。一方のバラエティ・情報番組では、多くの"事件"が発生。 「ほこ×たて」は10月に番組協力者による告発で過剰な演出が発覚し、打ち切りに。 みのもんたは次男の不祥事を受けて、朝の冠番組を降板。また、長寿番組の「笑っていいとも!」と「はなまるマーケット」が'14年3月に終了することを 発表。情報・バラエティ分野は、過渡期を迎えている。そんな中、各局の動向として注目されているのは、テレ朝と日テレの視聴率3冠王争い。 テレ朝は、得意のバラエティのスペシャル放送が以前ほど数字が取れなくなってきている。番組を2〜3時間に拡大するやり方は定番になり 、集客の効力を失いつつある。対する日テレは、通常のレギュラー放送で固定客を掴んでいるのが強み。一方フジは「ほこ×たて」問題のほかに看板番組へ育てようとしていた「ピカルの定理」が低視聴率のため打ち切りに なり、'13年6月に就任した亀山千広新社長のもと、建て直しに取り組んでいるが、結果はまだ出ていない。
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