貝塚人工島
関空島外では、南向き運用、北向き運用のどちらでも撮影できる数少ないポイントです。
貝塚市の二色浜海水浴場の北西側にある人工島で、大阪湾側の岸壁に沿った数キロにおよぶ、ほぼ直線の遊歩道があり、関空を望むことができる
ポイントです。
B滑走路供用前には、海岸線に平行に航空機が進入する比較的良いポイントだったのですが、供用後は、かなり離れた位置を飛んでいますので
300mmの望遠では、飛行機を撮ると言うよりは、情景写真を撮る感じになります。
このポイントでは、季節によって関空島のむこうに夕日を望めるのですが、航空機と夕日の写真を撮るとなると晩春〜秋口になります。
夕日と航空機がからむ時間帯は、18時〜19時頃になりますが、現在この時間帯は、比較的着陸機が少なく、なかなか思うように撮れないのが
現実です。また、写真のような構図にするには、300mmでは無理なので、撮ってからトリーミングの必要があります。
写真は、600mm相当だったと思います。機体はピーチのA320です。撮影は5月だったと思います。
ここには、何度も行ってますが、夕日に絡んだショットはこれ1枚。なかなかチャンスがないですね。
B滑走路供用前は、1度も夕日に絡むことはなかったです。B滑走路への着陸時の方が絡む可能性が高い気がします。
このポイントは、視界内に構造物が無いので、空が広く、雲の状態によっては、日没前後になかなか良い写真が撮れます。
ただし、逆光になるので、機体は全てシルエットになりますが・・・・
写真は、キャセイパシフィックのB777です。このサイズだとわかりませんが、機体下部に夕日が反射して、とてもきれいです。
写真のような構図は、300mmでは無理で、僕の場合、邪道ですが、カメラのデジタルズーム機能を使い、1200mm(300mm×4倍)相当で撮っています。
(SONYのα58。Sサイズ設定、スマートズームで、2倍。プラス「全画素超解像ズーム」で2倍。ただ、この「全画素超解像ズーム」が曲者で
シルエットならほぼ問題ないですが、通常の写真だと、今一良くないです。)
このポイントに行くには、基本、自家用車でないと難しいです。しかも、路上駐車するしかないです。ただし、遊歩道北半分は、遊歩道沿いに駐車できますが、
南半分は、遊歩道下に契約駐車場があり、一般車両の駐車は難しいです。
南半分へは、公共交通機関を利用も可能のようです。南海本線「貝塚」駅から、水間鉄道のバス「コスモライナー」が「国華園」付近に土日祝日は、1時間に2便運航されているようです。
最寄りのバス停は「三洋電機正門前」です。バス停よりは徒歩になります。運賃は¥320とのことです。
トイレはありません。自動販売機は、もよりの企業の正門前にあるところがあります。
遊歩道は、近隣の方の散歩、ジョギング、ウォーキングに使われていて、結構人がおられます。また、遊歩道下の岸壁には釣りをする方が多くおられます。
ただ、三脚を使っての撮影も可能ですし、一定間隔でベンチもあります。
暑い夏場でも、夕方には海風が吹きますし、気持ちの良いポイントでもあります。
散歩気分で、お菓子や飲み物を持って、行くのも良いかなって思います。ただし、ゴミ箱がないので、ゴミは持ち帰る、たばこは、携帯灰皿をもって行く等の
マナーは守ってください。