みんなの腫瘍マーカーCA125の変化
腫瘍マーカーは癌の状態を正確に表すものではないが、治療の効果、再発の状態を監視するには不可欠のものです。常に腫瘍マーカーの変化をグラフ化して、変化がある場合はCT、MRI,PET検査等で原因を吟味して早めの対策が必要です。グラフは掲示板や皆のカルテの資料を元に書いたものです。一部欠けているデータは補足していあります。訂正や記入希望の方はメールか、皆のカルテに腫瘍マーカー記入してください。
腫瘍マーカーについて 
「腫瘍マーカー」ですから、これで腫瘍(癌)が見つけられるとか、卵巣がんの早期発見が可能とか思いがちですが、腫瘍マーカーは卵巣がん癌患者のみでなく、健常者や良性の疾病患者の血液あるいは体液中にも微量に存在しており、時には高値を示す場合があるということなのです。
例えば、慢性肝炎、肝硬変、大腸炎、慢性胱炎、慢性気管支炎、前立腺肥大、子宮内膜症他。健常者、良性疾病の例えば、肝障害、腎障害、糖尿病、閉塞性黄疸等。又、生活習慣において、特に喫煙者は腫瘍マーカーによって血中レベルが高く出ることもあるそうです。

従って、1回の腫瘍マーカーの検査結果で一喜一憂するのではなく、継続的にチエックと画像診断(CT・MRI)の併用で判断すべきであると思われる。

CA125ってなんですか?
  CA125というのは本来は腫瘍マーカー、特に卵巣癌において比較的特異的に高値
  を示す腫瘍マーカーです。卵巣がんの漿液性癌、類内膜癌などでかなり高値を示し、癌の縮小と
  ともに数値が低下するので、卵巣がんの診断だけでなく、治療効果判定にも用いられるもので、
  卵巣がん再発の発見には有力なものになる。

  正常値は35U/ml以下です


ある再発卵巣癌患者のマーカー推移の例


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