カビの仲間の糸状菌が繁殖し小麦粉を振りかけたような白いカビが発生する「うどんこ病」です。白いカビのようなものは胞子で菌糸を組織の中に伸ばして栄養分を吸収するため、葉や茎がねじれたり、ひどい場合は黄色きなって枯れてしまいます。
キュウリなどの夏野菜では、下葉から発生し、徐々に全体に広がっていきます。
きゅうりの葉:
左は、まだ1番花も咲かない6月3日の状態で、下の方の葉にうどんこ病が発生しています。
きゅうりの葉:
左は、7月18日の状態で、うっすらと白く残っています。(対策の結果か?)
パセリに発生したうどんこ病ですが、もの凄い勢いで蔓延してしまいました。
パセリの半分以上、白くなってしまいました。奇麗なところもありますが、次第に白くなってしまいます。
カビが無い所を残して全部とってしまいますが、上のようにかなりの被害で全体にひろがってしまうと、抜き取るだけでは回復は難しいです。
(パセリは、切り取りすぎると根が弱ってしまいます。)
パセリは、対策の結果、正常に回復しました。
うどんこ病は一般的にチッ素分が多く、カリ成分が少ないと発生しやすいというので、草木灰の殺虫剤を作り、波面に数日おきに散布します。
また、発生し始めたら肥料として草木灰を株の周りに散布しておきます。
肥料のバランスが悪いと色々な病気が発生します。
と言ってもバランスを個々に取るのは難しいので、やはり生ゴミ堆肥かな?
土を自然に保つことでしょうか?
病気編