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march FIRST 社訪問 ユニオンスクエアからバスで南に15分程のmarch FIRST社訪問。 |
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マーチ・ファースト社は今年3月1日にウィットマンハート社、USウェブ社、CKSパートナーズ社が合併し、9400名の従業員と14ケ国に72のオフィスを持つ世界最大の包括的インターネットプロフェッショナルサービス企業として誕生した。ブランド構築戦略やテクノロジーソリューションを提供する今日の最先端企業である。(フミ・ササダ)サンフランシスコにマーチ・ファースト社は5つのオフィスを持つ。今回はデザイナーのいるタウンセンドストリートのオフィスを訪問した。やはり湾岸に近い通りに面したこれまでの訪問先の中では最大の建物にマーチ・ファースト社はあった。ロビー脇のプレゼンルームは30名の一行が小人数に思える程の広い部屋で、デジタルデータ・プロジェクター使用によりプレゼンテーションを受けた。プレゼンテーターはフミ・ササダ氏と元ランドーでいっしょに働いたというTom Suiter氏。 マーチ・ファースト社が追求するのは『デジタル・エコノミーのための革命』という画像から解説が始められた。それにはストラテジー、テクノロジー、マーケティングの3要素のバランスこそが必須と考える。 続いてクライアントのCIデザイン事例の画像が続く。いずれも世界的な企業である。アマゾンドットコム、Exite、Wired、Saks Fifth Avenue、American Air Line、VISA、SONY、AUDI、CNN、Apple…などなど。
例:アップル社に対してはWebデザインのみならず業務の75%はWeb以外のデザインを手掛けている。それにはアップルストアのデザインやiMacのパッケージ、そしてマックワールド展ではサンフランシスコ、東京、ニューヨークなどのブースデザイン、そして東京への35店鋪のストア展開までもが含まれる。
Tom Suiter氏とアップル社の出会いはアップルのCIを求められクリエイティブディレクターとして雇われた1981年から。1985年にはコーポレートアイデンティティの6色ロゴを制作した。そしてアップルからスティーブが離れたが1997年7月には突然スティーブからE-mailが届けられた。
そしてスティーブが1998年にアップル社に戻ってすぐ6色ロゴを『コンセプトは良かったけどもう古い』と禁止にしたという。
そしてケーススタディを開始。トラックのグラフィック、看板…などなどの展開を開始した。
マーチ・ファーストはパッケージ、CI、環境の合体した会社だという。
世界56都市にいる社員は約1万人。1400人のグラフィックデザイナー、Webプログラマー、アートディレクターなど。都市はサンフランシスコ、シカゴ、ニューヨーク、ロンドン、東京(電通と提携した)など…。
質問:CI、環境、Web間の交流はあるのですか?
質問:売上について教えて下さい?
質問:世界56都市間のコミュニケーションはどのように取るのですか?
質問:アップル社との受注や決定はどのようにするのですか?
質問:スティーブ・ジョブス氏はどのような人ですか?
質問:iMacの透明色はだれが決めたのですか?
質問:Webデザインのコンテンツはだれが作るのですか?
質問:複雑な(Web用)ソフトは誰が使うのですか?
大規模経営で一流企業からのビジネスチャンスをものにする。そしてこれまでの領域にとらわれない視点でブランドデザインの確立に向けた一連のデザインサービスを提供する。そこには逞しいデザインビジネスの未来型が息づいていることを確信した。
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