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ゴールデンゲートブリッジ脇の展望台にはいかにも米国デザインらしい望遠鏡があった














































サンフランシスコ市


アメリカ人が「一生に一度は住んでみたい」という街サンフランシスコ。アップダウンの多い街はどこからでも輝く海が望め、ビクトリア朝の邸宅やおしゃれなビルが続いている。 サンフランシスコ市は西海岸を代表する金融の町として多くの企業の本社が集中する。また観光の町としても世界的に有名で、市の収入は観光の方が大きいという。

旅の初日はサンフランシスコの街の成り立ちを知ることから始まった。チャーターバスで街の全貌が望めるという海抜275メートルのツインピークスへ。その道中まず目についたのはぴったりと寄り添うように建ち並ぶビクトリア風の美しい住宅街。 サンフランシスコの街並みがきれいなのは19世紀の中頃のゴールドラッシュ時代、一獲千金を現実のものとした人々が競って美しい建物を建てたことに始まるという。

ツインピークスから望むサンフランシスコは東西10キロ南北7キロほどのコンパクトな街。約15キロ四方の範囲に人口7〜80万人。そのうち2割を中国系が占めるという。ベイエリアの人口は約800万人。


ツインビークスから眺めた朝靄にかすむサンフランシスコ中心街。

ゴールデンゲートブリッジは1930年の大恐慌で雇用対策として建設を開始し、ベイブリッジと共にほぼ同時期に完成したという。
こんな日はめったにないというほどの快晴にめぐまれ、海峡をまたぐゴールデンゲートブリッジはくっきりと雄大で美しい姿を見せてくれた。

ゴールデンゲートブリッジを渡ると美しい町サウサリートがある。斜面に建ち並ぶ豪勢な住宅とヨットハーバーが美しい。ここには50代のアーティストが大勢集まっていて、昨年十数年ぶりにグラミー賞の9部門から賞をとったサンタナも住んでいるという。美しい目抜き通りには昼近くになってようやく開けたばかりという風情のショーウィインドウに、そのほとんどがギフト用かと思われる品々が美しく飾りつけられていて目を楽しませてくれる。
街中に愛らしいウィンドウディスプレイがあふれていた。



下はフィッシャーマンズワーフで見かけたかっこいい有料トイレ。


フィッシャーマンズ・ワーフは19世紀後半にイタリア人漁師の船着き場として栄えたとという。直線距離にして1キロちょっとの間にレストランやショッピングセンターが建ち並ぶ。シーフードの香りが漂う一帯にはゆでた蟹を売る屋台が並んでいた。
そぞろ歩きの我々を驚かせたのは大道芸人達。実に真面目に演じる様が異様であると同時に好感が持てた。

ユニオン・スクエアは高級ブランドショップが軒を連ねるハイセンスな一角。
ちょうど毎日少しづつクレーンを使って広場の中に大きなクリスマスツリーの飾り付けが行われていた。



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