「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

若手研究者のお経
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4/30 (木) の進歩 ダブルだんまり
脳科学者への道。二次元図の作成のために、27 日から長期計算を実行中であった。もう終わっているだろうと思って研究室に来たら、なんとまだ計算していた。おののき。どこまで計算が進んでいる のか。こ のまま 1 年くらい終わらなかったらどうしちゃいましょ。途中経過がわかるようにしておけばよかった。

モデルの改変を行った(4/28 の進歩参照)。デスクトップパソコンの Mathematica では脳科学者プログラムが実行中なので、ノートパソコンの方の Mathematica を使った。いろいろ苦悩した末、改変が完了した。軽い計算をやらせて、バグがないことも確認した。ならばと、本格計算の前の試しの実行をしてみ た。そうし たらこちらも長期計算に入ってしまった。いったいいつ終わるのやら。かくして、デスクトップとノートがダブルだんまりとなった。

4/29 (水) の進歩 3 連敗
ベガルタ仙台 1-2 鹿島アントラーズ。なんと 3 連敗。
 例によって、牛タン利久で牛タン定食を頂いてから、ユアテックスタジアム仙台に入った。暑いくらいの陽気であった。
 試合が始まった。前半の仙台はとても良かった。出足が鋭く、球際で勝利していた。短いパスを繋いで快調に攻め込んでいた。しかし得点は決まら ず。そして前半終了間際に、コーナーキックから失点してしまった。後半になると、だんだんと鹿島が支配するようになってきた。後半 23 分に痛恨の失点。これが痛かった。終了間際に FW 金園が 1 点を返し、反撃ムードが高まった。しかし残された時間は短し。試合終了を告げる笛がなってしまった。
 前半の内に 1 点取っていれば。内容は良かっただけに残念な敗戦であった。これで、リーグ戦 3 連敗。ヤマザキナビスコカップを入れると 4 連敗。ここ 6 試合勝ちがない。次の広島戦には絶対に勝ちたい。

午前中に、ちろちゃんの書類にコメントした。成功を祈る!
 その後、ちょちょっと雑草取りをした。なんか、すごいことになってきているのだ。とくにスギナ。青々と若々しく出ている姿を見ると殺意を感じる わ。
 帰宅後には芝刈りをした。相変わらずのまだら模様である。緑の濃い部分と剥げている部分との格差が激しい。

4/28 (火) の進歩 改心
リジェクトされた論文をとっとと直し、他に投稿しようとした(昨日の進歩参照)。レフリーのコメントに従い直せる所は直していった。しかし、どう せ勘違いコメントを書いてあるのだろうと思い、編集委員のコメントは読まなかった。これ論の著者としての言葉ではありませんよ。と ころが、レフリーコメントに従い直すためには、Mathematica でそれなりの長期計算が必要であることに気づいた。あいにく Mathematica は、脳科学者への道の長期計算中である。じゃあしょうがない、読んでやるかと、編集委員のコメントを読んでみた。-------------- あなたは正しかった。確かに、モデルの仮定が不自然と言えば不自然であった。改良しよう。かくして、1 回やるのに数日かかるシミュレーションを 20 回ほどやり直すことになった。泣いている。

ちろちゃんと研究テーマについて議論。かなりじっくりとお話をした。この方向で頑張っていこう!
というわけでベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に鹿島アントラーズを迎え撃つ (14 時試合開始)。このところ 2 連敗の我がクラブである。必ずや勝利して、悪い流れを断ち切ろう。

4/27 (月) の進歩 ぽかぽか
ぽかぽかと暖かい。外を歩くとなんとも気持ち良い。こんな日は、あんを連れてどこか綺麗な所に遊びに行きたい。泉ヶ岳に春植物を見に行くか。っ て、今日行ってしまう訳にはいかないのであった。
イタポン・みっちーを交え、ほっしーの卒研テーマの相談をした。かなり長い時間話し込んだ。おかげで方向性が見えてきた。
脳科学者への道。二次元図のプログラムを仕上げた。あとは覚悟を決めて、長期計算に入るだけだである。細かく計算するほど綺麗な図にな る。しかしどこまで細かくすべきか。正直よくわからない。
まさかの決定。好意的なコメントだったというのに。レフリーの指摘に応えるために、モデルを大幅改良したというのに。改訂稿に対してレフ リーは、"I think it is a very nice contribution to Evolution"と言ってくれたのに。担当編集者がご乱心だ。けっ。他誌に投稿するからいいよ、もう。
4/26 (日) の進歩 レディースはプレゼント返上
ベガルタ仙台レディース 2-2 浦和レッズレディース。勝てる内容ではなかったけれど勝てる試合だった。
 浦和暑い。初夏のような陽気で、半袖で十分であった。選手は大変かも。試合が始まった。立ち上がりから、浦和の猛攻に曝されることになった。 20 分ほどの間に決定機を作られること 5-6 回。シュートがゴールの枠に当たること 3 回。2-3 点取られてもおかしくない展開であった。ところが世の中変わったもので、前半 23 分に仙台が、初めての好機を決めてしまった。MF 川村 優理選手が右足を振り抜き先制。その 2 分後には、FW 浜田 遥選手がヘッドで決めて 2-0 となった。正直、「何で 2-0 に?」という内容だった。浦和も内容と得点の不一致を反省したのか、その後は互角の展開となった。後半になっても 互角の展開が続いた。後半 13 分、守備の連携ミスから失点。もったいない。これで浦和が元気づき、追いつかれそうな雰囲気となった。実際追いつかれて、2-2 の引き分けになってしまった。
 振り返ってみると妥当な結果だった。しかし、せっかくのプレゼントを返上してしまったという感じでもある。もったいないなあ。
 浦和駅で、富山の鰤寿司を売っていたので、買って帰った。そして、一人反省会をした。鰤寿司美味しい。実を言うと、魚の中では鰤が一番好きか も。

4/25 (土) の進歩 ホーム初勝利を献上
ベガルタ仙台 0-1 松本山雅 FC。松本に、ホーム初勝利を献上してしまった。実は、諸般の事情で試合を見ることができなかった。強い風の中、ロングボールの蹴り合いになった そうな。 そして、後半の方が風が強くなると予想していた松本の反町監督は、後半に風上に立つようにエンドを選ぶことを指示。コイントスに負けちゃったけれ ど、仙台が、前半風上のエンドを選んでくれたらしい。何やっているんだか。ともかくもこれで 2 連敗。一時の勢いが消えてしまった。気合いを入れ直して、次の鹿島戦に臨むしかない。

4/24 (金) の進歩 明日は松本戦、明後日は浦和戦
ベガルタ仙台は明日、敵地で松本山雅 FC と闘う(14 時試合開始)。水曜日に清水で試合をした後、帰仙することなく練習をしてきた我がクラブである。ホームシックパワーで勝利しよう。それにしても松 本サポの ど迫力。現地で見てみたいとも思うが参戦はなしだ。
 レディースは明後日、敵地で浦和レッズレディースと闘う (13 時試合開始)。不調の浦和なので、必ずや勝利しよう。浦和戦には参戦するぞ!

脳科学者への道。いよいよ、論文用の作図に入ることになった。さて、計算実行にどれくらいの時間がかかるのか。ちょっとびびっている。
生物学科三年生向けの講義の準備をした。昨年まで、「最適戦略」「ゲーム理論の世界」と 2 回に分けて話していた内容を、1 回分にまとめた。まとめた理由は、講義日数が 1 回分足りないことが判明したからである。7/15 が最終日なので 1 回足りない。そこで、講義初回に配った予定表でも、「最適戦略とゲーム理論」として 1 回でやることにしておいた。その後、講義の最終日 が 7/22 であることに気づいた。つまりは、2 回に分けて行うことができた。ところがしかし、7/22 に出張を入れていた。だからやはり 1 回にまとめるしかない。なんと帳尻の合うことをする自分かと感心した。

4/23 (木) の進歩 生協に並んでいた
これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』が、東北大生協に並んでいた。

これからレポート・卒論を書く若者のために」「これから研究を始める高校生と指導教員のために:研究の進め方・論文の書き方・口頭とポス ター発表の仕方」「100ページの文章術:わかりやすい文章の書き方のすべてが ここに」「これから学会発表する若者のために:ポスターと口頭のプレゼン技術」 も一緒に並んでいた。共立出版の拙著ファミリー大集合である。良き眺めなり。

全学二年生向けの講義をした。「種の保存は生物の本能」という考えを退治してきた。
脳科学者への道。いくつかのパターンをまとめてみた。なかなか良い結果らしい。
4/22 (水) の進歩 在庫有りになってきた
これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』が、いろいろなネット書店で在庫有 りになってきた。ネット書店もよいけれど、割引販売もどうぞ。お得なり。
生物学科三年生向けの講義をした。講義メモを見ながら進めるのだけれど、メモに書いてあることと出てくるスライドが違う気がして混乱し た。そのため、講義前半はしろどもどろになってしまった。反省。

質問者御イニシャル
A. Y. 君・K. Y. 君・S. H. 君。

もっちーの調査の手伝いをした。ぽかぽかで暑いくらいの陽気であった。
 もっちーの卒研は、私がかつて提唱した仮説に関するものである。上手く行くと、私の仮説を否定することになる。もちろん、うまく 行って欲しい。

4/21 (火) の進歩 いよいよ発売
これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』がいよいよ発売となる。早い店舗 で、明日以降に店頭に並ぶことになる。この表紙を見かけたら、是非とも現物をご確認下され。

お気に召したらレジへ! 絶対の自信作なり。
 アマゾンでの順位も上がってきた!

もっちー・ほっしーと一緒にプチ散歩をした。日差しは気持ち良いのだけれど、風が強くて辛かった。樹高 10 数メートルのアカマツの幹の上部が、かなりの振幅で揺れていた。ぼきっと折れるのではないかと思った。それはさておき、目標は達成できた。明日も 頑張ろ う。

脳科学者への道。仕上げの確認中である。
4/20 (月) の進歩 異常なし
今日は、胃の内視鏡検査をする。一年に一回はやるようにと、もう一年半も通い続けている医者に言われてしまったのだ。もし異常が見つかったら、 「何のために一年半も通ったのか」と文句を言ってやろう。というわけで、朝食を抜いて病院に行った。検査は 11:50 から。休憩時間を含めると 2 時間かかるので、朝食抜きには辛い。しかし耐えた。おかげさまで異常もなかった。ただし、一部出血が見られた。三日間続けて飲んだせいと思われ る。そのた め、薬の種類を増やされてしまった。ちっ。せめて昨日に休胃すれば、こんなことはなかったかも。
 しかしよかった。胃腸の張りは相変わらずだし、腰のだるさも出てきていた。これはまずいかもと思っていたのである。残された可能性は、すい臓と か、もっとまずい部位の癌だな、いえいっ!

終わったのが 14 時過ぎ。雨もかなり降っていた。戦意を喪失し、そのまま帰宅してしまった。でもちゃんと、自宅で仕事をした。
4/19 (日) の進歩 レディースは快勝
今日のレディースの試合は石巻で行われる。「正直、遠いなあ」と思いつつ出かけた。2 時間半ほどで到着。スタジアムの外をぷらぷらした後、席に着いて試合開始を待った。試合に先立ち、石巻市長と石巻商工会議所会頭の挨拶があった。 会頭は、 「今日の相手は甲府。武田信玄に伊達政宗が勝ちます。勝つと思う人!」と手を挙げさせていた。受ける話をと一所懸命考えたのだろうが ………。今日の相手は甲府ではなく埼玉だ。AS エルフェン埼玉が対戦相手である。間違えるなんて、対戦相手に失礼だろう。
 試合が始まった。立ち上がりから快調に攻め立てた。そして前半 3 分に、コーナーキックの流れから DF 高橋 奈々選手がヘッドで先制した。奈々は、そばにいた選手に飛び上がって抱きついていた。これを 2 セット。すごい喜び方であった。前半 13 分にも、 FW 有町 紗央里選手が決めて 2-0 となった。圧倒的に支配していたので、これは何点取るかと思ったのであるが。後半に MF 井上 綾香選手が決めるに留まった。ともかくも、3-0 で心地よく勝利した。危ない場面は一度もなかった。
 3 勝 1 分で 3 位に進んだ。次は、今季なぜか不調の浦和が相手である。せっかくだから勝っちゃって、順位をあげよう。
 残念なことに、石巻のお偉いさんの熱意を疑う試合でもあった。対戦相手名を間違えるなど論外。どれだけいい加減な姿勢を取れば、間違えることが 出来るのか? 市長の方も、「エルフェン」という言葉が出てこずに困っていた。来年も石巻に呼びたいのなら、それだけの熱意を示して欲しいと思う。

帰宅後、ちょっくら慎重に祝賀会をした。実をいうと明日、胃の内視鏡をするのだ。朝、家を出たときは飲まないつもりだった。しかし、快勝 したことだしということで、21 時には終えると自分に言い聞かせ祝杯した。さて、明日の検査はどうなることか。

4/18 (土) の進歩 初黒星
ベガルタ仙台 2-3 川崎フロンターレ。相手が上だった。

試合は午後から。午前中は、芝刈りと芝の肥料まきをした。今季のテーマは、芝の刈り高を出来るだけ低くすることである。そうすると、密に 分枝して綺麗になるらしい。芝刈り機の設定を一番低くして刈ってみたところ、ところどころ、葉がほとんどない(茎だけの状態)になってしまった。 大丈夫か?
今日は、久しぶりに牧と一緒に観戦する。スタジアムで待ち合わせた。
 試合が始まった。予想通り、川崎が支配する展開となった。短いパスをぽんぽんと繋げて、敵ながら楽しかった。しかしなぜか仙台が先制。ゴール前 の混戦で、川崎のクリアボールが FW ウィルソンに当たって跳ね返り、そのままゴールに入ってくれた。後半の半ばまで 1-0 の状態が続いた。「これはひょっとして勝てる?」と思ったのであるが。後半 25 分・27 分に立て続けに決められてしまった。一時は同点に追いついて盛り上がるも、最後はやはりあいつだった。川崎 FW 大久保に決められ試合終了。今季初の敗戦となった。
 悔しい。しかし悲観することもない。次からまた元気に行きましょ。
 終了後、牧と二人で陸女寿司に行った。いつも通り美味であった。ご馳走様でした。

4/17 (金) の進歩 明日は川崎戦、明後日は埼玉戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に川崎フロンターレを迎え撃つ(14 時試合開始)。昨季まで仙台に所属していた DF 角田が移籍したクラブである。角田に負けるわけにはいかない。これはつまり、川崎に負けるわけにはいかないということである。よって勝利し首位を目指そ う。
 レディースは明後日、石巻フットボールセンターに AS エルフェン埼玉を迎え撃つ(13 時試合開始)。3 位仙台と最下位埼玉の闘いなのだから、当然勝利しないといけない。男女揃って勝って、景気の良い週末にしよう。

これから研究を始める高校生と指導教員のために:研究の進め方・論文の書き方・ 口頭とポ スター発表の仕方」の重版用の校正が届いた。修正部分がかなりあるため(4/9 の進歩参 照)、確認することになったのである。『これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』 と内容的に合致した、高校生向けの本に生まれ変わっていた。修正に応じて下さった共立出版さんに感謝。
脳科学者の道。モデルの改良を終えた。結果はほとんど変わらなかった。これでいける!
4/16 (木) の進歩 本が届いた!
これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』が届いた! 格好いい。表紙は鮮やか、中身は充実。

さっそく、モデルとなってくれた学生に一冊ずつ渡した。もちろん、サインもしてあげた。
 私のサイン入りの「これ論」は、初版・大改訂増補版を合わせると 200-300 冊は存在すると思う。究極の大改訂版においてもすでに 9 冊出現した。希少性に欠ける。そこで、モデルとなった学生に、自分の所にサインをして貰った(上記の写真に、4 人のサインが見てとれる)。モデル学生のサイン入りとあらば、まさに世界に一つだけの「これ論」となろう。しかし、卒業してしまったみーちゃん・ バッジョ のサインをどうするか。
全学二年生向けの講義をした。みな、熱心に聴いてくれた。
4/15 (水) の進歩 見本完成!
これから論文を書く若者のために:究極の大改訂版』の見本が完成した(ス タートレック蟻さんより)。献本先および私の元には明日届くらしい。早く、本を手にしてみたい。
 書店に出るのは来週中頃になると思う。初版に比べるとほとんど別の本に、大改訂増補版に比べても半分くらい別の本に生まれ変わった。もちろん、 より良い本になったと確信している。前版をお読みでない方はもちろん、お読み下さった方にも自信をもってお奨めします!
 表紙の袖には、これまでの表紙の歴史を書き添えている(スタート レック蟻さんより)。是非とも残しておきたかったのだ。歴史の積み重ねを感じるーー。

生物学科三年生向けの講義をした。「花の生物学」というお題であった。例年、興味を持って貰える話題であった。ところが、去年の講義アン ケートではあまりうけが良くなかった。去年はたまたまと思い挑んだら、今年もうけが良くなかった。うーーん。なんでた?

質問者御イニシャル
A. Y. 君・K. Y. 君・S. S. 君・地学の方
明後日、全学の一年生向けのレポート作成法の講義を行う。参考にしようと、去年の学生が提出したレポートを読んだ。講義の実践として、自 由課題のレポートを出して貰っているのだ。読んでみて吃驚した。どれもレベルが高い。とても良く書けている。「私、こんな立派な講義した か?」と戸惑いを隠せないのであった。
脳科学者への道。またしてもモデル改良だ。
4/14 (火) の進歩 頼もしい
このところ、もっちーの卒研の方向性について考えていた。大まかなテーマは決まっているけれど、どう攻めるのかはまだ定まっていないのだ。方向性 を決めるべく、今日も、関連しそうな論文を探してみた。そうしたら、一つの方向性が見えてきた。きっと面白い。もっちーに話すと乗り気になってく れた。そこでさっそく野外に出た。
 サンプルを持ち帰った。しかし実は、私に出来るのはここまでであった。処理の仕方がわからない。情けない先生です な。みっちーに聞いてみると、ちろちゃんと二人で隅から隅まで教えてくれた。みっちーの頼りがいは言わずも知れたこと。本日 は、ちろちゃんの姿に内心驚いてしまった。みっちー同様、実に、頼りがいがあって面倒見の良い先輩になっていた。素晴らしい。かくして、もっちー の卒研が軌道に乗った。二人ともありがとう。もっちー頑張れ!

私の研究室では、自分がやりたいと思うことを研究テーマにして貰っている。新卒研生に興味を話して貰い、そこからテーマを定めていくの だ。こうして、皆が独自のテーマを決める。テーマを決める過程は、私にとっても楽しい。私自身が、新しいテーマを生み出す喜びを味わうことが出 来るからだ。この感覚、良いなと思う。
脳科学者の道。謎のバグを発見。どうなってんだ?
4/13 (月) の進歩 感動的な実習
生物学科三年生向けの学生実習をした。アオキの群落で性比を調べるのだ。例年用いている調査地に行ってみると、景色が一変していた。高木が伐採さ れ、その丸太が並べられていたのだ。そのため、アオキ群落の半分が消失していた。しかし、そのことに気づいたのは、メジャーを用いて調査区を設定 し始めてからであった。学生にメジャーを持って貰い、「群落の奥に突き進めーー」と放ってしまっていた。斜面の上、一面に丸太が置いてあるので足 場が悪い。そんな中を必死に突き進む学生達。その姿に心打たれ、「アオキ無いから中止」とは言えなかった。結局、例年通りの調査区 を設定したのであった。幸いにも、調査区の半分ではアオキ群落が健在であった。そこでまずは、その部分の調査を全班でして貰った。残りの半分には アオキがほとんどないので、こっちは調査せずに終了にしようと思っていた。しかし、アオキの無い中を必死に進んだ学生の姿が脳裏によみがえり、や らずに済ませては申し訳が立たないと思った。そして、作業量を増やすこっちの部分もやって貰うことにした。3 時半前に全調査が終了。その後、データ入力をして貰った。かくして、一人密かに感動していた実習が終わった。
一昨日の、なでしこリーグ 2 部の試合。AC長野パルセイロ・レディース 6-0 ノジマステラ神奈川相模原。凄い試合だね。何しろこんなだ。
得点者
10分 泊 志穂
48分 泊 志穂
60分 泊 志穂
75分 泊 志穂
79分 泊 志穂
84分 泊 志穂

午前中は脳科学者の道を歩んだ。だいたいの傾向がわかった。
4/12 (日) の進歩 レディース勝利、男子は惜しい引き分け
ベガルタ仙台レディース 2-1 伊賀フットボールクラブくノ一。ベガルタ仙台 1-1 横浜 F マリノス。揃って勝利が目前だったのに!

試合は午後から。午前中は、芝生の根切りをした。ローンカッターという道具を芝生に突き刺して根を切るのである。こうすると成長が良くな るのだ。しかし、庭仕事の中で一番嫌いな作業である。10 cm 間隔で突き刺すということを延々と繰り返すので、精神的に辛いのだ。自慢の広さも、この作業をするときばかりはである。さらに今年は、肉体的にも 辛かっ た。ローンカッターをずっと握っていると手が痛くなるし、足で踏み込んで突き刺すという行為も、何度も繰り返すとかなり疲れる。かくして、何とか 我慢してやり遂げた。成長が良くならなかったら怒るからね。
 終了後、芝刈り機を使っての芝刈りをした。芝刈り機の出動は今季初である。嬉しいことに今年は、芝の生長が例年よりも良いのだ。3 月の中旬くらいから部分的に緑になってきていた。そして早くも、芝刈りが必要な長さになった。ただし、成長の良い部分と悪い部分とがまだらになっ ている状 態ではある。刈り高を低く抑えてすっきり!

レディースの試合状況をネットで確認しながら、CS で男子を応援した。前半は互角の展開。0-0 で終えた。仙台としては狙い通りであったと思う。後半になってもじりじりとした展開が続いた。そして後半 22 分、超吃驚の得点が仙台に生まれた。FW ウィルソンがクロスを上げると、それを横っ飛びのダイレクトボレー。横浜ゴールに強烈に突き刺した。横ひねりが素晴らしかった。いや、それ以上に 驚いたの が、決めたのがセンターバックの鎌田であったことだ。何でゴール前にいた? セットプレーからの流れではなかったぞ。なのに、センターバックが相手ゴール前に上がっているとは。自分のゴールと間違えており、ダイレク トボレーのバックパスであったとしたら大変笑ってしまう。オウンゴールしちゃったよ、とか。しかしそ れはないであろう。なんとも衝撃的な、鎌田のゴールであった。その後、後半追加時間に追いつかれて引き分け。あとちょっとだったのにーー。

6 月に、兵庫県立豊岡高校で論文の書き方の講義をすることになった。去年に続き二度目である。頑張ります。

4/11 (土) の進歩 我が家で歓迎会
恒例の、新卒研生の歓迎会を我が家で行った。例年はバーベキューをするけれど、今日は雨模様なのでずっと室内の予定である。
 というわけで、朝市で、かえちゃん・もっちー・ほっしーと待ち合わせた。そして、金華山さんで本鮪・しめ鯖、他の店で鰺等を買った。野菜も購 入。帰宅後に三人に、鰺と鰯をおろして貰った。何度か修行を積んでいるかえちゃんは上手かった。一方 ………。なんと、中学の家庭科で鰺をおろしたという。そのために、魚おろしを舐めていたらしい。しかし、8 年(?)の歳月は長かった。筋の良い面も見せたがそうでない部分も多大にあり、骨と身のどっちが厚いのかという状態のもあったのであった。
 5時過ぎから会が始まった。皆がおろしてくれた刺身に、私の手料理(海老と空豆の白和え・筍と独活の木の芽和え・穴子と菜の花とこごみと筍の炊 き合わせ・鰆の塩焼き)に、学生作の料理にと盛りだくさんであった。学生作の料理は、餃子の皮を使ったピザなり。良いアイディアだ。美味しかった よ。かくして、12時前まで充実した時間を過ごした。たとえばこんな感じ。

あんを抱っこしたまま眠って死後硬直。動けずに戸惑うあん。
 というわけで、ほっしー・もっちー、酒井研へようこそ! 充実した研究室生活を送ろう!

4/10 (金) の進歩 明後日は伊賀戦と横浜戦
ベガルタ仙台レディースは明後日、敵地で伊賀フットボールクラブくノ一と闘う(13 時試合開始)。これまで 1 勝 1 分と好調の我がクラブである。敵地といえど必ずや勝利して、景気よく仙台に戻ろう。
 かたや男子は明後日、敵地で横浜 F マリノスと闘う(14 時試合開始)。なんと 2 位と絶好調の我がクラブである。レディースともども勝利して、これまた景気よく仙台に戻ろう。

東北大メールというものの運用が始まった。全教職員に機械的にアドレスを割り当て、大学からの連絡はそのアドレスに送るそうだ。私の場 合、satoki.sakai.a3あっとtohoku.ac.jp である。なんで、sakai.satoki.a3 ではないのか? それは置いておいて、これからは、このアドレスを主メールにしようかと悩んでいる。今使っている satokiあっとm.tohoku.ac.jp には問題があるのだ。第一に、"sakai" ではなく "satoki" であることだ。そのためうっかり、"sakai" 宛に送ってしまう方がいる。第二に、"sakai" を使っている方が学内にいらっしゃることだ。私宛のメールがその方に届き、迷惑をおかけしているらしい。かといって、 satoki.sakai.a3 は長いなあ。さて、どうしよう。

生物学科三年生向けの講義の準備をした。文献を探したものの良い物は見つからず。ま、そういうこともある。
4/9 (木) の進歩 「これ研」重版
これから研究を始める高校生と指導教員のために:研究の進め方・論文の書き方・口頭とポ スター発表の仕方」(通称「これ研」)の初の重版が決まった。1000 部刷って累計 6000 部の出来となる。お買い上げ誠にありがとうございます。
 重版では通常、誤植の修正に留める。しかし今回は、それなりの修正を加えることになった。「後に書いた本の方が先を行く」という定めがあるがゆ えである。そもそも、「これ論」を大改訂した目的の一つが、説明内容を「これ研」に合わせることであった。「これ研」は、「これ論:大改訂増補 版」の 7 年後に出た本なので、説明内容が両者でかなり変容(*)していたのだ。むろん、「これ研」の内容の方が私の最新の考えであった。しかし私の本丸は「これ 論」。「これ論」にこそ、最新の考えを詰め込むべきだ。だから、「これ論」を大改訂した。ところが上述の定めのため、「これ研」に書いたことより もさらに変容(**)した内容になった。内容がぴったりにならない! それゆえ、重版時の修正で対応できる部分もあったので、それなりの修正をしたのだ。かくして、説明内容はぴったり合致した、高校生向けと大学生・大学院生 向けの本という関係にすることが出来た。心のひっかかりが取れて嬉しい。

*変容とだけ書いたが、進歩だと思っていますよ。
**くどいようだけれど、変容とだけ書いたが、進歩だと思っていますよ。

ほっしーと卒研の相談。方向性が定まった。

川内キャンパス(1-2年生がいる)に行って、全学向けの講義をした。キャンパス内を歩いていたら、「A202教室にはどうやって行くの ですか?」と聞かれた。新入生か! 「右足と左足を交互に前に出し ………」とは答えなかった。
4/8 (水) の進歩 講義実習始まる
生物学科三年生向けの講義が始まった。講義室に入ってみて吃驚。学生がたくさんいた。講義資料を 35 部用意してきたのだけれど足りなそうだ。慌てて事務に頼み、コピーして貰った。出席者は 40 人くらいか。初回とはいえ、こんなに多いのは初めてである。熱心に聴いてくれている感じだったし、今年も良い学年の予感!
 とはいっても初回は、どんな講義なのかという様子見の学生さんもいるであろう。来週は資料を何部用意すべきか。そこで、「もう講義に出な い人はいますか?」と聞いてみた。大変答えにくい質問だったと思われる。教員に向かって、「もう出ません」とはなかな か言いにくい。「はいっ」と答えた人はいなかったので、来週は 40 部することになった。
 午後から、生物学科三年生向け(つまりは、講義と同じ学生が対象)の実習をした。カタクリの種子生産の解析をして貰うのだ。今日は、野外に出て 個体にマーキングをして貰った。「身分の上下関係がある班は、一番偉い人がここに座って指示。他は動き回る」と、作業のコツを教えてあげた。みん な頑張った甲斐あって、早い班で 2 時過ぎに、遅い班でも 3 時前に作業を終えた。データ入力をして本日は早々にお終い。初日がこれだけ楽だと実習に良い印象を持ってしまいかねないが、厳しい実習もたくさん あること であろう。「話が違う」とねじ込まないように、話してないので。

ばらもんの論文に目を通した。何か変な文が出てくると思ったら、某英文校閲業者が犯人だった。怒!
4/7 (火) の進歩 受精時の性比は 1 対 1
人間の場合、出生時の性比はわずかに男児に偏っている。男児の方がわずかながら多く産まれるのだ。何でだろうとずっと疑問に思っていた。理論的に は、出生時の性比は 1 対 1 であるはずなのだ。出生後の死亡率が男女で違うなどして、その後の性比が何対何になろうとかまわない。出生時の性比は 1 対 1 だ。これが、生物学的な予測である。ところが人間では微妙にずれている。???。
 この疑問に答える論文が出た。

Orzack ら (2015) The human sex ratio from conception to birth.  PNAS doi: 10.1073/pnas.1416546112

受精後 3-6 日の胎児の性比を調べたところ、なんと 1 対 1 であったという。その後、胎児の死亡率が微妙に異なるため、出生時の性比は男児に微妙に偏るそうだ。疑問解消。考えてみると、生物学的に予測して いるのは「受精時の性比」であった。論文を読んで痛快な気持ちになったのは初めてかも!

もっちーと卒研の相談をした。大まかな方向性が定まってきた。その後、ほっしーの卒研について考えた。
理学部生物学科向けの講義の準備をした。もっとも、今週の分の準備はすでに終わっている。来週の分の準備をしたのだ。今年度の目標は、出 来るだけ早く準備を始めることである。それだけ時間をかけられるし、早々に終えることが出来たら精神的にも楽だ。何しろ四月は、三種類の講義およ び実習一つがあるから。大変な気分いっぱいである。
4/6 (月) の進歩 時代は変わる
久しぶりに文献複写依頼をした。Ecoscience の論文はネットで取ることができないのだ。文献が届いたという連絡が来たので図書館に行った。片面コピーされた論文を見ながら、すっかり前時代の ものと 思ってしまった。昔はこれが当たり前だったのに。さらにはちろちゃんの、「論文を印刷したことありません」との衝撃の言葉。全部パソコンで見てい るのか。いや驚いてはいけない。たぶん、パソコンのみがもはや多数派だろう。

今週から、理学部生物学科の講義が始まる。今日はその準備をした。文献を検索して面白そうな論文を探す。良いのを見つけたので、紹介する ことにした。しかしこれを加えるには、去年話をした内容のどれかを削らないといけないだろう。ところが、削れそうでなかなか削れないのであった。
 今年は、黄金週間の休みに 2 回も講義が重なる。しめしめと思っていたら、4/8 - 7/28 が講義期間であることが判明した。数えてみると 16 週もある。半期 15 回の講義のはずなのだが。ひょっとして、黄金週間を見越して長めに設定したのか? 去年まで、そんなことしていたか?

4/5 (日) の進歩 快勝
ベガルタ仙台レディース 1-0 アルビレックス新潟レディース。昨年 2 連敗の相手に快勝した。
 朝から生憎の雨。昨日の快晴はどこに行ってしまったの? レディースの試合はどうも雨にたたられる。
 ユアテックスタジアム仙台に入ると、売店で、レディース元キャプテンのごまちゃんが声を張り上げていた。去年引退して関東にいるはずなのに、何 してるの? 思わず訊ねると、「ボランティアです」とのことであった。そうかーー、ベガルタのスタッフになればよいのに。
 試合が始まった。DF 山本 りさ選手はちゃんと先発していた(昨日の進歩参照)。良かった。立ち上がりから、仙台がやや優勢に進めた。しかし、新潟の激しいプレスにボールを 失うこと が多かった。かたや仙台の守備陣も、気迫のプレーで新潟を粉砕していた。とくに、センターバックの高橋 奈々選手が凄かった。ピンチに対し、「妹を苛めるなーーーー」てな感じで突進してボールを奪い取っていた。そして後半 8 分、その奈々が凄まじいタックルでボールを奪い、FW 浜田 遥選手に繋げた。遥が綺麗に決めて待望の得点が生まれた。遥は、ベンチに一直線に走っていき、控え FW 井上 綾香選手とハグ。その後方では、上に乗りかかられて、もみくちゃにされている奈々の姿があった。そう、半分は奈々の得点だ。その後も危なげなく守 り、 1-0 で仙台が勝利した。これにて 1 勝 1 分の 4 位。
 奈々すごい。かつて私は、その勇猛ぶりに、「実生活でこんな女の子がいたら、3 m 以内には絶対に近づかないと思った」と書いた (2013.3.24 の進歩参照)。しかし 3 m では不十分であった。最低 5 m は保ちたい。

帰宅後、祝勝会をした。備長炭を熾し焼き器に入れる。それを食卓の上に置いて、目光 (小魚の一種) をじわじわと焼いて楽しむ。美味い。春ふんだんの炊き合わせも作った。我ながら贅沢な食事だ。そのためか、またしても寝込んでしまい、気づくと夜 中の 1 時であった。10 時にはベッドで寝ると誓っていたのに。本日も自己嫌悪なり。

4/4 (土) の進歩 劇勝
ベガルタ仙台 2-1 清水エスパルス。後半ロスタイムの劇的逆転弾であった。

試合は午後から。午前中は、ベガルタ仙台レディースの練習を見に行った。あんを連れて行って可愛がって貰うかどうか悩んだのだけれど、結 局おいてきてしまった。と、他の犬がいて、選手が可愛がっていた。すごく嫉妬。
 それはともかく、DF 山本りさ選手が、練習を途中で切り上げてしまった。怪我でもしたのか? 不動のセンターバックというのに。明日の試合に出場できるのか心配だ。

例によって、利久さんで牛タン定食を頂いてからユアテックスタジアム仙台に入った。試合が始まった。清水が押し気味の展開となった。そし て前半 12 分にあっさり失点してしまった。後半になっても、清水押し気味の展開が続いた。その流れを変えたのが、途中出場の FW 金園であった。後半 15 分に投入されると、精力的に動き回って流れを引き込んだ。そして後半 17 分に、コーナーキックから FW ウィルソンが頭で決めて追いついた。後半 34 分には、清水 DF ヤコヴィッチが二枚目のイエローで退場となった。後半ロスタイムには、清水 MF 河井がラフプレーで一発レッド。その直後、清水ゴール前の混戦から DF 渡部が劇的に流し込んだ。実を言うと、誰がゴールを決めたのかわからなかった。FW 金園が得意顔で走り回っていたので、てっきり金園が決めたと思った。やるなこいつ。
 これで 2 勝 2 分の負け無しである。なんと 2 位だ。この調子で、気づかれないうちに誰に何を?突っ 走っちゃいましょう!

4/3 (金) の進歩 取次搬入 4/21
「これから論文を書く若者のために 究極の大改訂版」の取次搬入は 4/21 とのことである。搬入後、書店に送られる。書店に並ぶのは 22 日以降か? それまでお待ちあれ。割引販売にお申し込みの方には、搬入と同時 に発送されるであろう。割引販売を是非ご活用下さい!

ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台に清水エスパルスを迎え撃つ (13:30 試合開始)。なんか久しぶりの感じがするリーグ戦である。爽やかに勝利して、リーグ戦無敗を守ろう。
 レディースは明後日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟レディースを迎え撃つ (13 時試合開始)。こちらはホーム開幕戦である。だからもちろん勝利しかありえない。一人でも多くの方が参戦し、選手を後押しして欲しい。なお、先着 1000 名にエコバックを無料配布するそうである(後 援会よりの案内)。すっごく欲しい。絶対に手に入れる!

朝から、もっちーの卒研関係の論文を探した。それなりに見つかった。そして、このテーマ行けると確信した。具体的に、どういう方向から攻 めるのかを相談したい。その後、ほっしーの卒研関係の論文も探す。
 文献検索をして思ったこと。これまで私は、昔ながらに、見つけた論文を印刷して文献箱に保管してきた。しかし、PDF ファイルをダウンロードして、それを EndNote に登録するという方法を採り始めると、いちいち印刷する気が失せるな。文献集めの効率が全然違う。とりあえず PDF ファイルを取り、じっくり読みたいものだけ印刷するようにするか。<----- ここらへんにまだ昭和の香りが。

4/2 (木) の進歩 月初め談話会
今年度最初の月初め談話会があった。二人去り二人が新加入。メンバーが替わると新鮮な感じがする。新卒研生は、自分の興味を一所懸命に話してくれ た。それに先輩が助言。こうしてテーマが決まっていく。もっとも、最初に決めるテーマはあくまでもきっかけだ。どんどんと違う方向に進んで行くで あろう。先輩はみんなこうして先生提案のテーマを破棄して立派な研究をしてきたのである。
 最大の懸案も解決した。星君改めほっしーだ。これで、「みっちー もっちー ほっしー」と揃ったことになる。

みーちゃんが、私の疑問にさっそく返答してくれた。これにて解決。論文も完成した。あとは、英文校閲に出して投稿するのみである。イタポ ン(責任著者)よろしく!
あんは、自分のケージの中で食事をする。私が、ご飯を片手に「おうち!」と命令すると、ダッシュでケージの中に入る。ご飯のために必死な のだ。昨日は、私が命令する前にケージの中に入っていた。そこで、「おうち!」と命令してみた。すると何と、ケージの外に出てしまったの であった。ご飯を貰うためには、命令に対して何か行動しないといけないと思ったのであるか? 一方、ケージの中でご飯を食べるということも理解しおり、外に出たことを非常に戸惑っているようであった。そして慌ててケージの中に戻った。もう 一度「お うち!」と命令するとまた外に(意地悪な飼い主ですな)。三度ほど繰り返してようやくご飯を貰ったあんであった。

4/1 (水) の進歩 新年度
新しい年度になった。なんか気が引き締まる。新しい人が来て、新たな出発をするという気分。こんな感じで、今日は前向きだ。問題は何日続く かである。

そんなこんなで、代表の試合を 2 試合見たために昨夜の就寝が遅くなったというのに、いつも通りに早起きした。そして、冨里論文の改訂内容の確認をした。問題無しと判断。一挙に返 送した。 うまく行きますように!
 みーちゃん論文の仕上げも進めた。再解析した方が良さそうな部分があったのでイタポンと相談した。その内、みーちゃんに再解析のお願いをするか もしれない。その時はよろしくね。
鶏刺しにあたった疑惑の人が 4 人もいることが判明した (3/25 の進歩参 照)。4 人/10 人の発生率である。これは、集団訴訟に踏み切るべきではないか。

星君と卒研テーマの相談をした。とりあえず、文献を探してみることに。何しろ明日は談話会だ。せっかくだから、それなりの形にして先輩に 話したい。むろん、明日いきなり卒研テーマが決まることはないであろう。明日決めるべきことは、星君の呼び名である。