2026年度阪大入試数学を解いてみた(理系・文系)
2026年度阪大入試数学(理系・文系)を解いてみましたので, その感想をご紹介いたします。まずは理系
から。
[理系(試験時間150分)]
○第一問(数学Ⅲ:三角形の面積の最大値)
(1)難易度D(基本) (2)難易度D(基本)
基本問題。確実に得点しよう。
○第二問(数学C:ベクトル)
(1)難易度D(基本) (2)難易度D(基本)
第一問同様基本問題。
○第三問(数学C:複素数)
(1)難易度D(基本) (2)難易度A(やや難)
a の値によって解の個数が変わる。とくに a=2 のとき重解が生じるので, そこだけ注意したい。
○第四問(数学Ⅲ:はさみうち)
(1)難易度B(標準) (2)難易度D(基本)
(2) はもちろん (1) を使う。簡単である。
○第五問(数学A:確率)
(1)難易度C(やや易) (2)難易度B(標準) (3)難易度B(標準)
ただ数えるだけ。簡単。
[文系(試験時間90分)]
○第一問(数学B:数列)
(1)難易度D(基本) (2)難易度B(標準)
いかにもな文系問題。確実に得点しよう。
○第二問(数学C:ベクトル)
(1)難易度D(基本) (2)難易度D(基本)
理系との共通問題。文系受験者が解いてもまったく易しい。
○第三問(数学Ⅱ:3 次関数の最小値)
難易度B(標準)
標準的な問題集に載っているような典型問題。
[総評・対策]
(理系)ここ数年の中で一番易しい。間違えるとしたら 3⃣ (2) で a=2 を見落とすくらいか。この難易度
だと三完では合格は難しいだろう。医学部で 90%, それ以外の学部では 80% が目標。さすがに来年度は
難化であろう。
(対策)まずは青チャートレベルのテキストをしっかりやり込みたい。阪大は公立出身の受験生が多いが
それでも高 3 の 1 学期中には数学Ⅲを終わらせたい。夏休み以降はもう 1 ランク上の問題集を使って実
践力を養おう。今年は易しかったが, 難しい年もある。粘り強く考え抜く学習習慣が欠かせない。
(文系)全部簡単。しっかり満点を取りたい。
(対策)何より基本が大切。難しい問題もなくはないが, 正答率は低く差にならない。逆にBランク(標準
)やCランク(やや易)の問題を落とすと, 合格から遠ざかる。標準以下の問題を確実に解ける学力を目指そ
う。