<小学時代編>

このページは私の愛する音楽家への想いを綴ったものです。


日本人アーティスト

五木 ひろし

太田 裕美

キャンディーズ

ゴダイゴ

沢田 研二

田端 義夫

Char

中村 雅俊

フィンガー5

深町 純

布施 明

南 沙織

吉田 拓郎

THE LILIES

   

海外アーティスト

BEY CITY ROLLERS

BOSTON

KISS

OLIVIA NEWTON JOHN

QUEEN

     


日本人アーティスト

やっぱりTVの影響が強い。月刊「明星」の”YoungSong(歌本)”をみて一生懸命覚えていた...

 ・ 五木 ひろし

もう絶品。あの歌い方は一筋縄ではない。コロッケを見るよりも本人の歌を聴くほうがやっぱりぐっとくるね。リアルタイムに聴いた「夜空」、「ふるさと」、「よこはま・たそがれ」、「長良川艶歌」、「千曲川」あたりがやっぱりしみるね。

P.S. TV「日本沈没」の歌も五木さんでしたなぁ。”さようならと泣かないで、今は微笑よ いつかまた巡り会える 光と影のように...”

 ・ 太田 裕美

シンガーの中でも際立っていた。その危ういボーカルも惹かれてしまう。後になって聴いてみると歌詞の奥ゆかしさにビックリしてしまう。松本隆氏、筒美京平氏は偉大である。

 ・ キャンディーズ

母親の実家にレコードがたくさん置いてあった。TVからも始終流れていたので今でも歌える。今聴くとあの時代のアレンジの斬新さには頭が下がる。同期録音などされていない。楽器はストリングスやブラス、パーカッションまで生楽器で行ない、日本独特のポップな仕上がり。彼女たちの一回転コブシももはや殿堂入り。それでいて今までの日本歌謡を受け継いでいる。”危ない土曜日”ではドラムとコンガが左右に振り分けられていて、ベースのフレーズにそそられる。ドラムはオンマイクでより激しい仕上がり。中〜後半の曲ではギターがキャッチーで耳に残ってしまう。やはり”夏が来た!”がいいね。

 ・ ゴダイゴ

タケカワユキヒデの声もアットホームな感じがする(高校の同級生にタケカワ氏の熱狂的ファンがいたなぁ)。ちょっと地面から足を浮かばせる事ができそうなサウンドがいい。バックのメンバーのサウンドも遊び心があって抜かりない。自分としてはミッキー吉野氏がピアノやシンセを使ったアレンジに魅力を感じていた。まさしく日本でのシンセサイザのマジックを大衆に広めた第一人者。

 ・ 沢田 研二

歌で勝負できる人。他の人が歌っても駄目。ものまねもされているけれどカッコ良くないんだ。声を似せても色気が出てこないんだよね。それだけこの人の個性が際立っている。バックの演奏にくわれることのない歌があるんだよね。

 ・ 田端 義夫

小さい頃、親父が好きでよくレコードをかけていた。それが耳に残っている。今聴いてもこの人の歌いこまれた節回しには頭が下がる。

 ・ Char

よくTV「銀座Now」を見ていた。ハンダースやせんだみつお、清水健太郎なんかが出ていた。で、音楽が他の番組と違ってCharやレイジーが出てた。やっぱりCharがカッコ良くて”気絶するほど悩ましい”や”闘牛士”をよく歌ってた。その後、Jonny,Louis&Char、PINK CLOUD、BAHO、PSYCHEDELIXとずっと聴いていた。なんといっても日本の誇れるギタリストだよ。

 ・ 中村 雅俊

「俺たちシリーズ」をよく見てて好きになった。今でも”俺たちの旅”は難しいと感じる。

TV「俺たちの旅」のエンディングに使われていた曲(タイトルを知らない)で、”また会う約束などすることもなく それじゃまたなと別れる時のおまえがいい”の歌詞を覚えてしまっている。今も自分の友達とそうありたいと思ってしまう。

 ・ フィンガー5

初めて自分で貯めた小遣いで買ったのが”学園天国”。スナッピーも買ってTVのイヤフォンジャックから録音してた。”上級生”という曲のイントロのギターにはまっていた。

 ・ 深町 純

TV「おはようスタジオ」で流れていた”ON THE MOVE”。カッコ良かった。そして中学の時(Y.M.O.を知る前)に、シンセサイザの魅力を教えてくれた人でもある。でも、当時のクロスオーバー、フュージョンには目覚めなかった。大学時代にレンタルCDでアルバム「ON THE MOVE」を借りてきて改めて聴いた。もう廃盤になっていて買うことができない。再販してほしい一枚である。

 ・ 布施 明

この人の歌声も天性のものと思ってしまう。”君は薔薇より美しい”もいいが、一人でギターを弾いて歌っていた”シクラメンのかほり”や”落ち葉が雪に”が印象に残る。

 ・ 南 沙織

この人は当時TVから流れていた時には興味を持っていなかった(小学生だったから?)。でもふと街で聴いてCDを買った。覚えているんだよね。あの声とキャッチーな歌は時代のものなんだな。やっぱり男心誘われちゃうから...

 ・ 吉田 拓郎

ギターを弾く友達がいて、吉田拓郎が好きだった。もう自作曲を持っていた(”終わりを告げる”小学生にしてこのタイトル、凄かった)。そんな彼とは小学生の分際で”人間なんて”とか平気で歌ってた(30分ぐらい手拍子しながら歌ってた)。その縁からか相談するわけもなく高校まで一緒の学校。高校卒業前にテープにとってもらって全部聴いた。TV「あこがれ共同隊(タイトル違うかな?)」でテーマ曲だった”風の街”や「流星」が好きだった。年を重ねるごとにわかってくる歌。「アジアの片隅で」の中の曲はみんな好きだ。

 ・ THE LILIES

初めて買ったアルバム。この人達のおかげでハーモニーの美しさを知ってしまった。アイドルと馬鹿にすることなかれ!! 今の時代で忘れてしまった時代の美学があります。今聴いてみると演奏・アレンジしている人達のパワーを感じられます。2枚目のアルバムでは生楽器とキーボード(クラビ、エレピ、ハープシコード、シンセ、etc.)とを織り交ぜて、ディスコサウンドまでも入っている。3枚目ではカントリーの楽曲を日本語に訳詞したものを歌っている。レコードは擦り切れてしまったのでCD化しないかな。

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海外アーティスト

TV「銀座Now」、ラジオから流れていたんだ...

ROCK・COUNTRY・POPSなどジャンルにこだわる事も無く受け入れられる環境があった...

 ・ BAY CITY ROLLERS

小学生の中でもタータンチェック旋風は巻き起こった。女子は持ち物の何処かにタータンチェックをまとっていた。下敷きにはレスリーやイアンの切抜きがはさんであった。明星のYoungSongには外国曲のスコア譜には英詞の下にカタカナが書いてあって、”二人だけのデート(I ONLY WANT TO BE WITH YOU)”なんか一生懸命覚えようとしていた(途中で挫折したけど)。

 ・ BOSTON

小学生の時にラジオから流れてきた”MORE THAN FEELING”という曲にすっかりはまってしまった。それまで聴いていた音楽が邦楽だったのでロックを知った初めてのバンドでした。

 ・ KISS

TV「銀座Now」を見てビックリ! ”地獄から招待された無法者”といういでたちで舌出すわ火を吹くわ、ステージで爆煙があがるわでショッキングだった。でも音楽はイケル。日本の歌謡曲や演歌を聴いていた小学生でも違和感が無く聴けたのだからやっぱりいいんだよ。でも歌えるのは皆さびだけだった。中学生の時に極めて一曲丸ごと歌う奴がいたんだ。よく声が出たもんだね。

今聴いても派手さは無いけどこのバンドにしかない”キメ!”があるんだよね。いろいろテクニック搾り出してやっているバンドなど相手にしない。歌・メロディーを大切にしてシンプルである事の気持ち良さがある。やっぱり”HARD LUCK WOMAN”や”CALLING DR. LOVE”がいいな。

 ・ OLIVIA NEWTON JOHN

外国のきれいな女性として初めて記憶に焼きついた女性ですね。タニア・タッカーとかジャニス・イアンとか他にもいたけど私はこの人。”外国人の女性の声は皆あんなに透き通った声を出すんだ”と勘違いするほど印象的だった。”カントリー・ロード”は勿論、”ジョリーン”や”そよ風の誘惑”が好きだった。”レット・イット・サンシャイン”は後になってTHE LILIESのアルバムで日本語訳された歌を聴いて再認識してしまった(本人としてはTHE LILIESの方が気持ち良いのだけど...)。

 ・ QUEEN

QUEENもTV「銀座Now」で”伝説のチャンピオン(WE ARE THE CHAMPION)”を見て好きになった。その後”愛にすべてを(SOMBODY TO LOVE)”を聴くためにラジオのチューニングをあわせていた。当時は”男の美学をまとった音楽”という想いをつのらせて聴いていた。男がコーラスをする歌がこんなに気持ちよく聴けるとは日本では考えられなかったからね。

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