時計じかけのオレンジ
『2001年宇宙の旅』が思いのほか面白かったので、勢いに任せて次は『時計じかけのオレンジ』を観てみた。
キューブリック作品の中でも、特に危険そうな匂いのする一本だ。
画面はやけにポップで、音楽は美しく、内容は徹底的に暴力的。
観ているうちに、これは単なる「暴力映画」ではないな、という感覚だけが残っていった。
時計じかけのオレンジ
ポップアートのような世界が広がっていて(2001年でも非常にポップなバックでした)ただ映画が面白いだけではなかったです。
暴力で埋め尽くされた映画ですが、キューブリック自身はこの作品についてなぜ見た人がこの映画が暴力を肯定していると思うのかが分からないと、話している記事を読んだ事があります。 主人公は暴力で殺人を起こし、捕まり刑務所でモルモットとして洗脳され、出所した後に復讐の暴力にあい、また暴力に戻ってしまいます。
時計じかけのオレンジは、2001年宇宙の旅(これはモノリスの存在が????でイッパイなだけかもしれませんが)よりは話が良く分かります。 主人公のアレックスが、どのような成長の過程でああいった性格になっているかなどは分かりませんが。
2001年宇宙の旅も、時計じかけのオレンジもクラシック音楽が効果的に使われています。 ただ不思議なもので気持ちいい風には流れませんが。 音楽がシーンをとても効果的に見せるのは間違いないと思います。
暴力的な映画ですが、見ていると滑稽なシーンが良く出てきて面白かったです。 あんがい暴力的なものにはそういう要素が含まれているのかもしれません。 そこで笑うかどうかはその人の感覚なのでしょうけど。
キューブリックの映画はあんまり見ていませんでしたが、もしかしたら結構好みなのかもしれません。でも性格ゆがみそう。
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喧騒、強盗、歌、タップダンス、暴力。 山高帽の反逆児アレックス(マルコム・マクダウェル)は、今日も変わらず最高の時間を楽しんでいた ― 他人の犠牲の上にのみ成り立つ最高の時間を。 モラルを持たない残忍な男が洗脳によって模範市民に作りかえられ、再び元の姿に戻っていく。 多様な意味での恐怖を込めたアンソニー・バージェスの小説を、キューブリックが近未来に舞台を移し映画化。 公開当初、世界中に衝撃を与えたのみならず、栄誉あるNY批評家協会賞の作品賞および監督賞を受賞、さらに作品賞を含む4部門でオスカー(R)にもノミネートされた。 現在に至っても『時計じかけのオレンジ』の持つ圧倒的な求心力は、観る者を魅了し続けている。
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