2004年10月16日、「焼酎ダイニングバー黒瀬」が、渋谷・246宮益坂上の交差点裏にオープンしました。 鹿児島県南さつま市にある高校の同窓生5人が創った店です。 店の名前「黒瀬」は、ふる里にある小さな村の名前です。
「焼酎ダイニングバー黒瀬」には看板がありません。 目印は、店先の『一どん』の空瓶だけです。 と云うのも、東京で『一どん』が呑めるのは、「黒瀬」を含め数店しかないと自負しているからです。
ちなみに、『一どん』は(鹿児島弁で『いっどん』)は、南さつま市笠沙町にある「(株)杜氏の里・笠沙」で黒瀬杜氏が造る黄麹の限定焼酎です。 欲しい人は往復ハガキで申し込み、抽選となります。 初代黒瀬杜氏・片平一(はじめ)さんの愛称から頂いた銘柄です。
曰く、「焼酎ダイニングバー黒瀬」は、本格焼酎のお店です。 多数取り揃えてある銘柄の90%を「芋焼酎」が占めています。 焼酎を飲み、薩摩料理を味わうお店として、是非ご来店ください。
カウンター席のモニュメント
落ち着いた雰囲気の宴席
落ち着いた雰囲気の宴席
天然カンパチ 赤バラ
黒瀬人気のチャンコ鍋
ふる里からの新鮮な肴
お陰様で、もう直ぐ18年目になります。 日頃ご愛顧頂き、この激戦区、渋谷にて頑張ってこれたのも、皆様方のお蔭です。 有難うございます!
南さつまから新鮮な肴が届きました折りには、facebookにて、鮮魚到着案内をさせて頂きます。 ”ここでしか食べられない” ふる里の旬の肴を、ご堪能ください。
今後とも宜しくお願い申し上げます。 感謝!
南さつまの今を伝えるドローン空撮が届きました。
鳥になった感じで、ふる里を観ずることが出来ます。
※音量が大きいので、やや絞り込んでご覧ください。
黒瀬海岸から沖秋目島を望む
「吾田(あた)の長屋の笠狭(かささ)の埼(みさき)」と古事記や日本書紀にも記されたこの地方(薩摩半島西南端)は、ウミヒコ・ヤマヒコやニニギノミコト・コノハナサクヤヒメが活躍する神話の里です。 その笠狭の埼のすぐ南が黒瀬、さらに南に下がると秋目浦、ここは奈良にある唐招提寺を建立した唐の僧「鑑真」の上陸地として有名です。 更にその南は坊津、遣唐使・遣隋使が出帆した浦です。
「杜氏の里 笠沙」のご案内看板
黒瀬は古くから「焼酎杜氏の里」として知られています。 夏が過ぎると、ここから九州各地の蔵元へ杜氏たちが旅立ちます。
「焼酎ダイニングバー黒瀬」は、黒瀬杜氏が仕込んだ芋焼酎を楽しむために創ったお店です。 もちろん高価なプレミアム焼酎も置いてありますが、店の看板は地元の人達が愛飲している「黒瀬杜氏」の焼酎です。 店主の宿里順也も黒瀬の出身です。 彼の一族からは有名な黒瀬杜氏が輩出しています。 その杜氏たちが奨めてくれた焼酎が、店に揃っているのです。
黒瀬店主 宿里順也
店で出す焼酎の肴は、もちろん「さつま料理」です。 郷里で農水産業を営む同窓生や後輩達から、新鮮な海の幸、山の幸が送られてきます。
「ツキアゲ」「トンコツ」「キビナゴ」「カツオブシ」「サツマドリ」「ラッキョウ」「ニガゴイ」等々です。 そして器も同級生が創る「笠沙焼き」です。
地元では「ダイヤメ」と称し、これらの肴を前に、「黒千代香(クロジョカ)」でお燗した焼酎をグイとやりますが、「黒瀬」では「お湯割り」「水割り」「ロック」「ストレート」と、お客様の要望次第です。 割り水をして日を置いた、まろやかな焼酎もあります。 それぞれに合う銘柄は、店主に相談ください。 ピッタシの「芋焼酎」に出会えるでしょう。
ほぼ毎週、南さつま(笠沙町漁業協同組合)で獲れた新鮮食材が直送されて来ます。 今週は、南さつま、枇榔島(別名:沖秋目島)沖で獲れた新鮮な、
今が旬の『星カツオ』・『秋太郎』が入荷しました。
是非とも、足をお運びください。
今が旬の星カツオ
枇榔島の遠景
バショウカジキ(秋太郎)のステーキ
ふる里から逸品が届きました。
地元でも中々手にいらない『美味しい焼酎』の数々です。
”うんまかど~”
併せて、こちらも中々手にいらない
『奄美の黒糖』が入荷 数に限りがございます。
是非、お立ち寄り頂き、ご賞味ください!
お待ち致しておりま~す。(店主)
来月20日から開催されるラグビーW杯の開幕戦会場「味の素スタジアム」で、天皇杯の鹿児島ユナイテッドFC vs FC東京戦が開催されました。
試合は、3対3の引き分けとなりましたが、会場は、
ありがとう! 鹿児島ユナイテッド!
キバレ! 鹿児島ユナイテッド! の大歓声!
そんな、熱血な仲間が、ここ黒瀬には、集います。
サッカーの聖地、鹿児島からJ1リーグへの昇格を、切望しています。