PSP版 ヴァルキリープロファイル-レナス- プレイ記録 その8


●4月27日

チャプター8、ピリオド27/28。もはや行くべきところはありません。鈴蘭の草原を除いては!!





…ところで、鈴蘭の草原には何をしに行くんだっけ?(うわー)

・Chap.7−8の神界フェイズの後、ダンジョンを3つも経てきてしまっているため、ヴァルハラで起きた大事件によるあの緊迫感が若干薄れてしまっていることは否めない。

・本当ならあの神界フェイズでルシオの、「今からイヤリングを送るから、受け取って欲しい…。でも、片方は別の場所に隠したから…。」を聞いた後、すぐ鈴蘭の草原に行けば話のつながりがもっとしっくりくるはずだ。

・しかし、それをやっちまうと、おじーちゃんを仲間にすることができない。

・さらに、紅蓮の宝珠をすべて揃えることができない。

PSPのゲーム説明文にある、「過酷な戦い」とは、すなわちこれ、己との戦いなり…!!

・今日び、これだけ制約の多いゲームはなかなかないような気がする。

・逆に、これだけクリアした時に、
やったぜえええええ!!!という気持ちになれるゲームもなかなかないかもしれない。


・…


・……



・………まだ、クリアは、してません、ね。



・…




・………



……だってここへ来るまでが大変だったんだもの…!!
(滂沱と流るる涙)




この後、いくらガチンガチンに固い敵ばかりのラスダンが待っていようと!中ボスがいようと!!ハードなラスボス戦が待っていようと!!!すべてなぎ倒せばそれでよし!!ちまちま封印値や評価値を気にしたり!晶石を積んでは落ち積んでは落ちしながらみみっちく宝箱を漁ったりはもはや不要!!!これまでの労苦に比べればこの先に待つものなど笑止千万!!!立ちふさがるモノはすべてぶちのめす!!単純明快なることこれに及ぶものはなし!!さあ敵ども!!いくらでもかかって来るがいい!!!ふはははははは!!!!!
(イヤな解放感とともにクライマックスへ突入)







●最終章 前編 鈴蘭の草原●

・草原を歩くレナス。うっかり忘れてしまっている人のために、親切にもルシオの、「キミに届け!ボクのイヤリング!!」ヴォイスが再び。

・地面から探し出したイヤリングを胸元でぎゅっとにぎりしめるレナス。

・片方送った時には、くだらないことを…って言ってたくせに、なんなのもうレナスったら…!!

・だいたいルシオなんて元スリなのに…。

・…

・……



…レナス、もしかしたらソレ、アイツ盗(お前なんてことを)

盗品疑惑のイヤリングを契機に甦るルシオとの思い出、そして彼の最後の姿も…。

・レナスが記憶を取り戻したその時、神チームの仕掛けていた封印が発動。アーリィ姉さん登場だ!

・レナス:「あなたは…!助けて…、メルティーナ、アリューゼ!!」

助けを呼ぶ女神様が超新鮮。
(言ってる場合じゃ)

・ここでムービー…!!もがき苦しむレナス。セキュリティシステムによりレナスを抑えてアーリィ姉さんが覚醒。このレナスの髪がほどけて銀髪から黒髪になる演出かっこいいなあ。

・明らかに妖しい黒ヴァルキリーに近づこうとするうかつなアリューゼはバカだけどちょっとかわいい。

・アーリィからの二度の従属命令を拒否したメルとアリューゼ。イヤリングとともに消されそうになったその瞬間、二人をかばうようにレナスの姿が…!!

・レナス:「だめっ!!」

・そこは、
「やめろっ!!」じゃないのか。
(むうう)

・宙を舞う砕けたレナスの精神体。このままではレナスの心が消えてしまう…!

・???:「メル、結界で空間を凍結するんですよ。」

MEGANEキタ――――――――!!!!!!!

・…も…ちょ…かっこよすぎ…このMEGANE……。

・…すんません…ここから輸魂の呪完了までは…実況無理なんで…。

・…


・……



…プッハ――――!!!
(呼吸を忘れてました)

・もう…ここにしっかり子安ヴォイスを入れるあたり、ト○イエース分かってる!!って感じがする。

・とにもかくにも
MEGANEの愛の力(いや、だってあの呪文)で、見事レナスの魂をホムンクルスの中に保存。あとはアーリィ姉さんをボコって体を奪還だ!

・覚醒してすぐにブラムスを討ちに行くあたり、アーリィ姉さんが戦乙女としてどれほど真面目かが窺える(レナスなんてフレイ様付きでアルトリア山岳遺跡からスタートよ?)。

・アーリィ:「もしもレナスがお前達人間を擁護する立場にまわるというのであれば、その存在は主神によって滅殺されるだろう。何が真実なのかはそこでわかる。」

・アース神族というのは、あくまで主神を頂点とする組織を守るためのものなんだね…。

・その一方で、人間の心を理解する戦乙女やエインフェリアの力を借りている。

・一貫して単一種族での存続に限界が無いと考えているなら、そんな危ういことをわざわざしなくてもいいような気がする。

・アース神族とヴァン神族の間に生まれたロキをそばに置いたりするのだってそうだ。

・きっと主神は、ああ見えて(失礼)、結構、人間とか他種族の持つ力に対して一定の理解・羨望・危惧を持っているのに違いない。

よーするに、オーディン様、ちょっと怯えてる。

・ただ、そんなの他のアース神族に見せるわけにもいかないから、椅子に座ってクールな神のフリよ。「アイツら、俺たち神の便利なコマ!」とか言って。

・んで、やっぱり真面目なフレイが、そのフリに見事にひっかかって、表の主神の言葉ばかりを下に伝えてしまうのだわ。

・本当に一番主神に近いところにいたのは、実はフレイじゃなくてレナスだった、と。

・真面目なアーリィ姉さんより、危なっかしいレナスの方が神格が上っていうのも、その神と他種族への想いの間で揺れる苦悩を知っているオーディン様の思いやり。

・で、アーリィ姉さんは、「私はこんなに神族のことを考えて頑張っているのに、なんで評価されるのはレナスばっかり…!?」って言いながら、たまにヤケ酒を…。

・…


・……



…ちょっと!!こんなアーリィ姉さん可愛くない!?
(そんなアーリィ姉さんとやらを今すぐ連れてこい)

・などと妄想しているうちに、アーリィ姉さんとのバトルに突入。

・ここのバトル開始時のレナスの声には本当に参る。

・レナスのいない戦闘ってこれが初めてなんだよな…。

・いつもは、「我とともに生きるは冷厳なる勇者、いでよ!!」 とか。

・「死の、先を逝く者たちよ!!」 とか言って。

・本当に人使いが荒いんだ、うちの女神様はさあ。

・…


・……



…うわ――――ん!!!
(ト○イエースの演出に完敗)


・言われなくても絶対に死なないさ!こっちにはブラムス様だっているんだもんね!!

…ってヤバい!!今回アリューゼ全然使ってないから弱っちい!!(レベル20)

・しかし、幸いメル(レベル87)のクロス・エアレイドとレザードのダーク・セイヴァーであっさり終了。

・なんかアーリィ姉さんの声、結構カワイイな…。

・…え?ここでムービー!?

・なにゆえMEGANEはここであんなに前へ行きたがるのだろう。

メルが結晶化したレナスの器を手にした時のレザードのくやしげな顔は必見。
(あー笑った)

・レナスの魂と器が揃ったところで、レザとメルの共同作業によりレナス復活の儀式。…ここからはですね
…正直つらいんですよね。レザレナ派として。非常に。

・…いいや…ちょっと端折っちゃおう…つらすぎるから…。

・見事レナスたん復活。なんてったって二人は天才魔術師。しかし!ナンか、ナンかヘンだよレナスたん!「あたい…あたいルシオを置き去りにしてしまったの!しかも、もしかしたら死神っぽいかもしんない!…え?あなたはプラチナたん!!なんですって?答えは…真実の答えはあたいの心の中に?よーし、それじゃいっちょその答えとやらを…なんてこったい!あたいったらルシオにとんでもねぇことしちまっただよ―――――――!!!」己のしでかしたことに耐え切れず、泣きじゃくるレナスたん。そのまま鈴蘭の草原にワープ!必死にイヤリングを探すレナスたんに、アリューゼ:「落ち着け!!」そうよ!レナスたん!アリューゼごときに「落ち着け!!」とか言われるなんて、神としてっていうより、人としてもかなりの屈辱なのよ!しかし聞く耳もたないレナスたん。「あれはルシオがくれたものなんじゃよ〜!」そのルシオもロキの手にかかり、もう会うことはかなわない。償うこともできない。絶望して慟哭するレナスたん。はいっ!ここで、ルシオの「うわー!!」と対になっているかのような、レナスシャウトで画面が狭まっていく素敵演出!!

・ところかわってこちらはヴァン神族の玉座の間。巨大な主神スルトがふんぞりかえっておりまする。その前にはなんとロキたんが!
スルト:「なにしにきた?」
ロキ:「オーディンは四宝のうち3つ持ってるじゃん?おじさん多分負けるね。だけど、おじさんは義を重んじる素敵な人だからボクは負けてほしくないんだ。だから、力を貸すよ。はい、このドラゴンオーブとヤバい狼と竜。竜には四宝のオプションもついてるんだ。これでどう?」
スルト:「ヤバい狼と竜がイヤ…!!」
ロキ:「そんなら消えちまえ〜!」
スルト:「アヒ――――――!!!」

・…あ。勢いで、ロキとスルトのところも端折ってしまった。まあいいか。

・そして、ラグナロク、オーディン、ロキ、ヴァルキリーの説明とともに、次の一文が。

・思えばこの悲劇は不完全な者達が己を求めて紡ぎ出した"必然”だったのか

・そうだとして、これまでのストーリーを振り返ってみると、その「己」とは、「己の不完全なところを埋めてくれる誰か」とも言えるんじゃないだろうか。

・主神の地位にありながら人間とかかわり続けるオーディン、自分の存在を認めてくれる相手を求めるロキ、人間の魂を取り込み、また、人間に愛情を持つヴァルキリー。

・しかしながら、このゲームの構図自体が、神界での戦争と、各エインフェリアのエピソードをとおして語られる人間界の悲劇で成り立っていることから、神も人間も同じようなもので、結局完全な存在などどこにもないんだよと告げられてもいるような気がする。

・つまり、誰もが不完全で、だからこそ誰もが誰かを求めながら生きているんだよ、と。

・…

・……



…ナニコレ!?このゲームむごい設定満載のくせに結構アツく仕上がってるじゃない!!
(失礼)


・しかし、この戦いはもう誰にも止められない。対峙するオーディンとロキ。背後には破壊されたヴァルハラが。

・その二人の間にキュピーンとフレイ様が登場。…よくそんな恐ろしい真似ができるよ!!(私なら物陰からずっと見ててバトル終了まで出られない)

・フレイ:「ロキ!!こんな取り返しのつかないことをして、許されるとでも思って?!」

「許されるとでも思って?!」

「思って?!」
(しつこい)

・いつかこの語尾を使ってみたいと思うが、恐らく世界中でもこの言い方の使用を許される者はごく一握りの人間だけであろう。

・まあ、ファーストガンダムあたりまでさかのぼれば結構見つかるような気はするが。
(さかのぼらんでいい)


・ところかわって、こちらはレナスとフレイア。かつての面影もなく壊滅したヴァルハラの姿に愕然とするレナス。

・どうやらオーディンは、アース神族の力を強めるために人間界が乱れるのを承知の上で、ドラゴンオーブを神界へ持ち込んだ模様。

・そんなオーディンの都合により、奪われる人々の命。それを狩るヴァルキリー。

・フレイアがレナスの苦悩を全く察しないあたり、レナスがどれだけ特殊な神であるかがわかる。


・オーディンはロキに敗北した。主神のなきがらにすがりついて涙するフレイ。

・彼女が生きているということは、きっとオーディンが倒れた時点で、フレイ様が戦意喪失してしまったのに違いない。ロキは、オーディン以外は眼中になかったんだね…。

・レナスには神族の体勢を立て直せとか言ってるけど、それに誰よりも速く取り組むべき第二級神がもう一歩も動けない感じだ。

フレイ…あんたも相当真面目だよコンチクショー!!
(フレイ様に対して恐怖以外の感情が初めて湧きました)

・そういう時は神族のことなんか忘れてひたすら泣いていればいいんだ。

・それができないくらい、とことん第二級神なのか(泣)。

・…


……!



もしや、主神への恋心もひた隠しに隠してはや数千年ですかっ!?

・…なにこの切なすぎる神族事情。

・主神も罪な男だよ…。

・プラチナ、フレイ様にも言ってやってよ…。「思い出して…心を。かつて自分が何を想って、何を願っていたかを―――」って…。








●最終章 後編 アスガルド丘陵●

・さあさあ!ここでがっちりレベルアップ!最終メンバーはレナス、バドラック、エイミ、メル姉さん。全員のDME値が最大の90000になるまで育てます。
ただし、目玉は無視。

・魔法書って、一種類につき30冊までしか持てないんだ…。

・勿体無いので配列変換してたら、何がなにやら訳がわからなくなった(元々どの本を変換していたのやら)。

・ちょっと他のキャラを使ったりしてみていたら、各自のレベルが、レナス90、バドラック81、エイミ90、メル姉さん91に(上げすぎ)。

・よっしゃロキ、覚悟せい!!

・最終セーブポイントから上に登ると、なにやらたそがれているロキを発見。こんなことをしでかしておいて、景色を眺めて物思いとはまったくいい身分だ。

・ロキ:「やっと現れたか。だがもう既に大勢は決した。オーディンが倒れた今となっては何者も、俺を止めることなどできん。ましてやそのオーディンにこき使われていた貴様如きに…。はっはっはっはっは!」

・どうもロキはなにか誤解しているようだ。

…私をこき使っていたのはオーディンじゃなくてフレイ様だよ…!!
(それこそ誤解です)

・その後もロキがシオがどうとか言っていたようだが、とにかくバトル開始。

・うわー。ニーベルン・ヴァレスティが全然きかないよー。

・その上、なにそのエクステンションフォースって。それちょっとひどすぎるよ?

・などと思った瞬間、バトルがいったん中断。

・ロキ:「オーディンはフレイをかばって死んだ。レナス!おまえはどうなんだ?」

A:「私はフレイをかばっては死なないと思います!!」
(そうじゃなくて)

・だってあんな恐ろしい破壊力を持った女神を何かからかばうっていう発想がそもそもないから…。

・むしろ
私をかばってフレイ様!とか。

・さらには、
ひー!!誰か私をフレイ様からかばってー!!とかなら思いつきますけど。

・でも、そんなフレイ様あの主神がかばうってすごい。

・どんなドラマティークな戦闘シーンが繰り広げられたんだろうか。

・どんな戦いだったにせよ、主神は自分のために生きたわけではなかったんだね。

・そうこうしてるうちに、えらいこっちゃ!ロキがドラゴンオーブを使って世界を破壊しちゃったよ!

・なんという威力。こんな恐ろしいものが人間界にあったなんて…!!そもそも誰があんな危ないものを作ったんだい!「海に捨てて」モノだよ!!

・レナスは不思議な黒いバリアで消滅を免れた模様。そんなガード技持ってるなんて初耳だけど…。

・しかしこのロキの行為がレナスの新たな力を目覚めさせてしまうのだった。そう!それはホムンクルスに魂が入ったことにより生まれた創造の力!

・レナス:「この力は…みんなが私にくれたもの。」

…違うよレナス!!それはMEGANEがくれたものだよ…!!
(どこまでも報われないMEGANE)

・レナスの翼から放たれた羽根がふりそそぎ、世界が甦ってゆく!!

・レナス:「今、私の心のなかには全てがある。」

・シオ:「がんばれ!プラチナ!」

…邪魔するんじゃねぇよルシオ!!
(怒髪天をつく)

・あー…もう今のルシオの声でやる気が大減退…。

・あとは、神剣グランス・リヴァイパーでパワーアップしたレナスを筆頭に、復活したエインフェリアとあわせて4人がかりでロキをフクロに。

・ロキがああなる前に、主神が素直にロキもフレイもみんな抱きしめてやればよかったのにと思う。

・そしてこれが最後のムービー…。

・…


・……




・…………





・………………







……ガッカリだよ!!
(最初から分かりきっていたことでした)

・なんだよ…レナス…その、「うん!」とかって…。

・言わないだろうよ…我らが女神様はよぅ…。

・せめてそこは、重々しく、
「うむ!」 とかさぁ…。

・すっかり戦乙女から戦をとっちまってよぅ…。

・いつのまにかかわいくなっちまってよ〜ぅ。

・まさかおめぇがヨメに行く日がこんなに早くくるとは父ちゃん思ってなかったさ…。

・最後に一杯つきあわんか…?


……!!


スタッフロールでほったらかしといたPSPがいきなりしゃべったああー!!
(レナスの願いをこめたセリフに怯えてはいけません)

・いや、でも、あの声、けっこう ビクッ!!ってなるよ。

・しかし、結局レザードのムービーは、あのブラムス城で終わりだったなぁ。

・オープニングムービーのあのホムンクルス抱いてガードしてるやつはサーヴィスだったんだねぇ。

・まったくあれは素敵なサーヴィスでした…(遠望)。

・お。PS版と同じく、二人の独り言コーナーが始まったよ。どれどれ…。

・…


・……



二人とも何言ってんだかイマイチよくわからないけど、レザードがアホだってことはよく理解できた。


ロキみたいなことが起こらないうちに、レナスさん、レザードのことをぜひとも抱きしめてやってください。












本日のプレイはここまで。あとは、CエンドとBエンドをやります。




●●本日の私的イチオシヴォイス●●

クリア後の独り言コーナーでMEGANEが言うこちら!

「しかし、それにしても面白い!」

しかし: ★★★★★
しかし: ★★★★★
しかし: ★★★★★

この、「しかし」はすごいですよ。この「しかし」だけで落ちる女性がいるんじゃないでしょうか。独り言コーナーは全体的にとてもすばらしいのですが、その中でも、「しかし」。これを聞き逃してはいけませんよ!



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