Profile
*東京都出身
版画家、一般社団法人 日本版画協会会員
リトグラフを女子美術大学で学び、現在まで続けています。水彩画や粘土造形による作品作り、デジタルの手法によるイラストやデザインの制作も行っています。
また、ツバメに関する物作りをライフワークにしています。
街の移り変わりと共に姿を消して行くツバメを想い、リトグラフや人工巣などの制作を行い、毎年6月に開催する「ツバメ展-軒下から大空へ」で発表しています。




Lithograph
 リトグラフは石版画・平版画とも呼ばれる版画の一種です。
クレヨンやコンテで描いたやわらかい調子や、水を感じるような調子などが出しやすく、色も自由に作ることが出来ます。
<技法の大まかな説明>

①描画・・・版にアルミ板を使い、その上に油性のクレヨン、インクなどで絵にする部分を描いていきます。
②製版・・・製版インク(黒)を描画部分に盛って、1日ぐらい置いて版を強くします。
③刷り・・・製版インクを落とし、描画部分に色インクを盛って刷ります。
      インク盛りにはゴム製のローラーを使います。
      刷りにはプレス機で強い圧を掛け、紙に色インクを写します。
①~③を使う色(版)の数だけ繰り返し、完成させます。
 
 



Other Works 画像をタップすると拡大表示されます。
●ツバメのフン受けのイラスト  2019.3
NPO法人バードリサーチが製作・配布をしている『ツバメのフン受け』。ツバメの巣の下に設置すれば、落ちてくるヒナのフンを受け止め、地面が汚れません
私は毎年イラストを描かせていただいています。

 
壁に付けるタイプ。巣の下40cm離した位置に付けます。

地面に置くタイプ。一枚ずつめくって取り替えられます。

ツバメのフン受けについての詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
「ツバメ観察全国ネットワーク」
●河北総合病院に絵を飾っています  2019.3
杉並区の河北総合病院に飾る絵を絵本作家の加藤潤子さんと制作しました。病院のご要望を伺った上、各自テーマを決めて描き、計20点を総合案内近くの廊下や病棟の談話室に飾っています。
加藤さんの絵は水彩絵具の特性を活かした優しい絵です。私の水彩画はパステルも併用しています。

私の水彩画とリトグラフです。

加藤さんの水彩画です。

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