利休が 教えし 茶の心

戦国の世の 血と涙

誰が好んで 流そうか

人は 求めて 人の道

迷い 苦しんで 行脚(あんぎゃ)する

無になり お茶と 向き合った

 

四方(よほう)さばき 東西南北 ちり払う

宇宙 全て 平和でありますように

 

私が 学びし 茶の心

現代の世の 急流に

せめて 一時(いっとき) 竿をさす

(しずく) 心で 聴きながら

結ぶ 帯締め きりりと

内股 いそいそ 出かけます


※繰り返す 

 

床の間 飾りし 掛け軸の

流れるような 墨の文字

野辺の草花 見つめれば

先人(ひと)想いに 膝まずく

(なさけ) 糧として 暮らしたい

日本が 好きです 愛します


※繰り返す

渡辺隆幸氏 / 歌 ・ 曲