啼き交わす鳥のように

啼き交わす 鳥のように なるまでの

男と女に 時間が かかる

さえずりを 聞いても この(ひと)だとは

気付かずそっぽ 季節 巡った

恋とは 目の前に 落ちているもの

(いばら)(みち) 浮世(うきよ)小路(こうじ) 迷い道

男と女は 真実一路

信じあう 心を 育んできた

真っ赤なえにし ()せることない

死ぬまで 一緒と 指をからめる

啼き交わす 鳥のように なるまでの

男と女の 出会いは運命(さだめ)

今ならば あまたの さえずりの中

命を預けた 声を聞き分け

真っ直ぐ 飛びたって行きます 貴方