愛の稲妻

川沿いに 連なり 雨に 煙っていた

今年の 桜は 傘の下 貴方と一緒に 傘の下

「いいものね 雨の桜も」と肩寄せた

温もり 伝わる 身体を貫く

稲妻のごと 愛の 稲妻

打たれて 死んでも 悔いはない

又一つ 季節の めぐり 重ねてきて

二人で 桜を 愛でるたび 貴方と一緒に 愛でるたび

「来年も 見られるかしら」と顔見上げ

切なさ 伝わる 身体を貫く

稲妻のごと 愛の 稲妻

打たれて 死んでも 悔いはない

熟年(このとし) まことの 恋を 知りました

見上げる 桜に 虹を見て 貴方と一緒に 虹を見て

「架け橋ね 二人で渡る」と振り向けば

哀しさ 伝わる 身体を貫く

稲妻のごと 愛の 稲妻

打たれて 死んでも 悔いはない