2次関数
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小学校の算数で「2つの量の関係」を学び、 その中でも「比例」と「反比例」について中学1年生で詳しく学びます。 中学2年生になると「1次関数」を学びますが、1次関数の“特別バージョン”が比例です。 つまり、1次関数について、その特別バージョンである比例を先に学び、 その後、1次関数の一般論に話を広げていこう、というわけですね。 この傾向は「2次関数」になっても繰り返されます。 中学3年生で2次関数の“特別バージョン”である「関数 y = ax2」を学び、 高校1年生で2次関数の一般論に発展させます。 ![]() 学ぶ項目を、ステップを細かく分けて一覧にしました。 「この項目は大丈夫だな。」と思うものは飛ばしてもらって結構です。 自分に必要な項目だけを学べば良いでしょう。 カッコ内は、文部科学省の学習指導要領に従った、目安となる履修学年です。 (※)事前に、「2次方程式」について学んでおくと良いです。 → こちら 併せて、「1次関数」についても学んでおくと良いです。 → こちら (01)2次関数(中3)・・・yがxの2次式( y = ax2 + bx + c )で表される関数です。 (02)y = ax2(中3)・・・b=0、c=0のときの2次関数( y = ax2 )について学びます。 (03)y = x2 のグラフ(中3)・・・この式を満たす点を座標平面上に多くとり、なめらかな曲線で結びます。 (04)y = ax2 のグラフ(a>0)(中3)・・・ y = x2 のグラフをy軸方向にa倍したものです。 (05)y = ax2 のグラフ(a<0)(中3)・・・(03)のグラフを、x軸に関して対称に折り返したもの。 (06)放物線(中3)・・・ y = ax2 のグラフのことです。 (07)放物線の軸(中3)・・・放物線に存在する対称な軸です。 (08)放物線の頂点(中3)・・・軸と放物線の交点です。 (09)変化の割合(中3)・・・1次関数のときは一定の値(a)でしたが、2次関数では一定じゃない! (10)yの変域(中3)・・・xの変域に「x=0」を含むときは、気をつけましょう! (11)放物線と直線(中3)・・・交点を求めるときは、直線と直線の時と同様、2つの関数を連立させます。 (12)グラフの平行移動(高1)・・・ある関数のグラフ上の点を、一定方向に、一定距離だけ移動させます。 (13)y = x2 + 1(高1)・・・ y = x2 のグラフをy軸方向へ「+1」だけ平行移動させます。 (14)y = x2 − 1(高1)・・・ y = x2 のグラフをy軸方向へ「−1」だけ平行移動させます。 (15)y = ( x − 1 )2(高1)・・・ y = x2 のグラフをx軸方向へ「+1」だけ平行移動させます。 (16)y = ( x + 1 )2(高1)・・・ y = x2 のグラフをx軸方向へ「−1」だけ平行移動させます。 (17)y = a( x − p )2 + q(高1)・・・頂点の座標が( p,q )です。 (18)平方完成(高1)・・・ y = ax2 + bx + c の形を、y = a( x − p )2 + q の形にすることです。 (19)2次関数の決定(高1)・・・未知数3つを求めれば、2次関数を決定できます。 「パラボラアンテナ」に戻る |
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