第4回個展「私はここで道を問う」 |
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安城市民ギャラリー 2010年5月3〜9日 |
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2010年5月、安城では4年ぶりとなる第4回目の個展「私はここで道を問う」が開催された。会場を訪れる観客数も回を重ねるごとに増え、今回は一日平均で85名を超える盛況だった。ところで、この時も宿泊先は前2回と同じく、私が所属していたニチバン(株)の研修センターにお世話になった。会社には毎回、快く引き受けて頂き、皆とても感謝している。右上の写真にあるように、チームのメンバーとの懇親会も研修センターの食堂を借りている。全て無償貸与であり、会社も研修センターのスタッフの皆さんも日韓交流に一役買って下さり、お陰様で私たちは快適に滞在することが出来た。金良洙さんのご家族や、毎回通訳として同行してくれている崔沺さんにとって、この安城の地が日本の故郷となっている所以である。 ただ残念なことに、この研修センターが会社の都合で2016年に取り壊されるとのことで、帰る家を失ったような寂しさを感じているのは私だけではないだろう。長い間どうもありがとう。 |
日韓文化交流 二人展「因縁」 |
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丸栄美術画廊(名古屋栄 ) 2012年11月29〜12月2日 |
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二人の芸術家の出会いは2010年5月、金良洙画伯が安城市民ギャラリーで日本における4回目の個展を開催した折、同ギャラリーの社会教育 指導員であった加藤克也氏との間で親交が結ばれた。絵と陶芸という異なるジャンルの芸術ではあるが互いの作品に触れ、その深い芸術性を認め 合う中で今回の協同展が実現したものである。 二人の芸術家の作品からは、何かと騒々しい世相にあって人間が忘れかけているが、誰の心の中にも変わらず潜んでいる普遍的な優しさ、郷愁を呼 び覚ます不思議な力を感じる。見る者は静けさの根底にある落ち着きに包み込まれ、善き心、自然との絆、因縁を想い起して心が満たされるに違い ない。 金良洙画伯は最近では立て続けにTV出演する等、韓国で最も注目される画家の一人として確固たる地位を確立している。しかし彼の心は依然とし て無欲、無心な禅僧のようで、驕りのかけらもない。私が知り合った9年前そのままだ。そして無垢で繊細な感受性が見事に芸術で表現されている。 彼の絵は益々洗練されてきた感があるが、誰でも彼の人柄や作品を好きになるに違いない。私はそう信じている。 チーム「韓国の風」 主宰 大屋満男 ※ 二人展図録の<あとがき>から 日韓二人展では、韓国から著名な精神科専門医であり、今では金良洙さんに絵を習い、自らの画集「80の少年山へ登る」を出版して原画展でそ の作品を完売させたとも聞く、イ・シヒョン博士を始め、金良洙ファン(生徒?)数名が来日して会場を賑わせてくれたりした。(左上の集合写真 左から3 人目がイ・シヒョン博士) |
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