韓国の風 金良洙(Kim Yang Soo)の世界 


月の光に尋ねると

月光が照らす道

あの峠を越えると

年中花が咲き

傍らには鳥の鳴き声

朝は露を食べ

昼には山菜を食べ

夕方には月光を食う

そのような世の中が有り得るか

月光に尋ねると

そのまま

にっこりと笑うだけ

            (日本語訳 崔 沺)

チーム「韓国の風」は韓国の画家、金良洙を応援しています!!




               
金良洙画伯が約5年ぶりに、5冊目の詩画集「禅画と禅詩」を出版!!
2022年10月19〜28日まで、ソウル法蓮寺の仏日美術館で新刊本の原画展を開催!!
 
     原画展情報は最新情報に掲載中   ※最新情報の更新日は2023年4月11日です。


チーム「韓国の風」Webページへようこそ、

韓国の画家、金良洙(キム・ヤンス)は、私たちと出会った2003年以降、今日まで日本で合計6回+1の展示会を催行するとともに、この間、韓国や中国での個展、TV出演、国際的なアートフェアへの出展等を通じ、現在では韓国で最も注目される人気画家の一人となりました。

その金良洙画伯が、散文集「私の心の庭にも相思花が咲いて散る」(2008.11.15刊行)、詩画集「静けさを見る」(2011.12.20刊行)、詩画集「一緒に歩こう・その花道」(2015.10.20刊行)、詩画集「夜明けの星へ・花を伝える心」
(2017.11.10刊行)と、4冊の本を出版し、ことに第4作目では翌日からコリア・アート・センターで開催された原画展で、
初日に展示作品50点がほぼ完売させ、当日、会場を訪れた私を驚かせてくれました。
またその後も、個展開催の度に、TVニュースで紹介される等、人気ぶりは相変わらずです。

このWebページは2003年にソウル仁寺洞で個展を開催していた彼と出会い、その後、周囲を次々に巻き込んで、日本での個展を何回か実現させる等、彼の活動をサポートし続ける、元は普通の会社員が立ち上げた、チーム「韓国の風」なる金良洙応援団の19年間の記録です。



         (写真は金良洙ご夫妻2018.11月撮影)

〔一休 金良洙のプロフィル〕
金良洙( Kim Yang Soo)は1960年に韓国全羅南道 珍島の山村で生まれ、幼少の頃から山や野原を抱く霧や、自由に漂う雲を見つめながら画家になる夢を膨らませた。日本や中国を行き来して30回余りの個展を行い、ドイツのケルンやエッセンの国際アートフェアにも出展した。新聞や雑誌に絵と文を連載し、カレンダーの絵や、本の挿絵等も描いた。これまで4冊の本を出版し、TV番組「カルチャークラブ」や「画帖紀行」「画帖紀行・珍島編」等に出演した。2019年5月までは自身の出身校である東国大学校芸術大学美術学部で、後進を指導しながら創作活動を行っていたが、現在は生まれ故郷である珍島の新アトリエで一人、画業に専念している。ちなみに「一休」とは文字通り
"ひと休み"の意味で彼が好んで使う画号である。