バングラデシュ ダッカ
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08. 結婚式翌日

1月22日(金)
7時半頃、起きた。
トイレへ行こうと会場に出ると、そこには布団が敷かれみんな寝ていた
(残っているのは親族とミミちゃんとスミちゃんの親友と私達だけだ)

昨夜、火が燃えていたかと思えば、次は雑魚寝・・ほんま訳が分からん

お母さんや、おばさん達は起きていて、ミミちゃんは化粧をされていた。
昨夜の化粧の上から、色の付いた模様が書き加えられている。
ミミちゃんは、赤色と白色のブレスレットを見せて「これは結婚している印なんだ」と教えてくれた。

ぼちぼち・みんな起きはじめた。

WAZUは、もう一人の女の子と一緒に遊び始めた。
飾り付けのお花を、お花摘み・・と、楽しそうだ。

これから、また儀式が始まるのだ。

ミミちゃんのお母さんは、涙が・・もうそれから姿を現さなかった。



昨夜の舞台に、今朝は椅子が無く・・絨毯の上にミミちゃんと旦那さんが座っている。

2人にお菓子を一口ずつ食べさせ、お水を飲ませる。
その後、ミミちゃんは食べさせてくれた人の足に手をあてる。

私も参加してほしいといわれ、親族の儀式に参加

親族に加えてもらったことは嬉しいが、なんだか嬉しいような・ミミちゃんのお母さんと同じく寂しいような・・。


▲最後の儀式

儀式が終わり、ミミちゃんが「もう行くので、(帰国する前に)もう会えないと思う」と。

WAZUを呼びに行くと、一緒に遊んでいた女の子とバナナを食べようとはしゃいでいた。
が、ミミちゃんにさよならだからと伝えると、急に寂しそうな顔に。

まあ一生会えないわけではないけど・・・長い長いインドでの日々が終わろうとしている。

2人でミミちゃんに挨拶。
全員で1階へお見送り。またホラガイの音が・・

昨日花の飾りをしていた車にミミちゃん達が乗り込む。
スミちゃんと親友は、向こうの家まで送っていくみたいだ。

お母さんは最後まで来なかった。

2階へ戻る・・もう帰るんやなぁ・・私達。

ミルクティーとお菓子・揚げ物を食べさせてもらい。
お父さんが、「ホテルへ送ります」と。

一度家へ戻ると聞いていたので、家に靴を置いてきている。
んで、家へ戻り・・靴を取るとすぐに出発。

みんな忙しそうだ。
ホテルとっててもらって良かったぁ。

▲ミミちゃんの乗っている車

ホテルまでTAXIで行った。

市内は、通勤の人達で、大渋滞だ。

インドの出勤は10時らしい。
そうそう、日本の企業と仕事しているミミちゃんは一人だけ7時半に出勤しているんだと言っていた。

ホテルは、近いのか遠いのか?
こっちが渋滞しているからあっちから回る・・行けない・・とか、1時間くらいかかってホテルへ着いた。

2日もシャワーを浴びていないので、今日はやっとホテルでシャワーできる!と思っていたのだが・・
まあ・・なんとも怪しいホテルだ
今日もシャワーは無理かも。
お父さんは、このホテルを見て特に反応なし・・インド人的には普通のホテルなんや。

10時にチェックインできると、ミミちゃんは言っていたが・・今11時。
チェックインは12時だと言われた。

荷物だけ預かってもらい、外へ。

TAXIで移動中に、お父さんに「露店で売っている食べ物は食べても大丈夫か?(車窓から見えたので)」聞いてみると、「No good、食べない方がいいです」と言われた。

ホテルで食事するように勧められたが、この怪しいホテルにはレストランなんてない
じゃあ、どこで食事できるん??
お父さんが一緒にいる間に、問題を解決しておかないと・・とホテルの人に聞いてもらった。

近くに外人さんが食べるレストランがあるらしい。
お父さんが道を聞いて、そこまで一緒に行ったのだが、えらい道を間違って・・すごく遠く感じた。(が、実際はすぐ近くやった)

「ブルースカイレストラン」は、 外人さんが何人か食事していた。
メニューは、イタリアン、タイ、インド料理と色々ある。
WAZUはパンケーキ(20ルピー)を注文。薄っぺらいパンケーキにひいてしまったが、味は美味しい。
パイナップルジュースもジューサーで作っていて美味しい。これで20ルピーなら安いんじゃない。
12時前だったので、私達敵には、昼食だがお父さん的には朝食みたいだ。

食後ホテルへ。
案内された部屋は・・ベッドは広い。
小さいベバルコニーもあり、光が入って明るい。

でも!んーーーーーーーー。
ホテルというより、宿泊所。悪く言えば、収容所、これは言いすぎか。
さすが、2人で600ルピー。

シャワーを見て、ガックリ★
狭いバス&トイレには、ミミちゃんの家と同じく、バケツと洗面器が置かれ・・隣には汚そうな便器。

あ〜・・・今日も風呂には入れない!

もらったホテルの名刺の裏には、お湯・水・24時間完備と書いてあるが、ここでシャワーは無理やろ〜!
内心ドヨ〜ンとしている私に、お父さんは「では帰ります」と。
・・・さよなら・・・。

近くにある「Newマーケット」へ。
印刷してきたグーグルMapを片手にホテルを出発。

街は、とにかく汚い。ゴミだらけ。浮浪者も多い。子供の物乞いも・・
怪しい〜

「ショッピング?サリー?」と付きまとう人・・。
あーーー面倒な国や。

建物は、やや興味あったのだが、ゆっくる見る余裕はない。
立ち止まると状況が厳しくなるからだ。
とにかく、外は危険でいっぱい!汚い!

▲NEWマーケットの前の広場


マーケットはものすごく広そうだが・・
どこをどう歩けばいいのやら?

地下へ行ってみると、ガラーンとしていて・・えっ?
服屋ばかりだ。

スミちゃんの親友が着ていた服は、とても素敵だったのを思い出したが、日本で着ると違うよね?と冷静に考え。
ここは、いっかぁと地上へ。

地上のお店へ。お店はたくさんあり。
相変わらず、怪しい人が付きまとって・・ホンマ煩わしい。

紅茶となにか可愛い雑貨でもあれば・・欲しいなぁ・と思っていたが・・
どれもゴミに見えてしまう。

WAZUがかわいい貯金箱を発見★
これは可愛い。作りもキレイ。


150か125ルピーと言われた。ん〜高いのか安いのか全然分からん
とりあえず、面倒だけど値切ってみて100ルピーに。
他の商品もゆっくり見たかったけど、怪しい人達がとにかく煩わしく・・先へ先へ。


紅茶はなかなか見つけられない。
前回、インドに来た時も見つけられなかった・・どこでも売っているという話なのに・・
外に売っていると教えてもらい、やっと発見。
スパイスがたくさん並んでいるお店で、紅茶は売っていた。

ダージリン(おススメらしい)とチャイ・・

で、スパイスもたくさん買ってしまった。
外国へ行くと、いつもスパイスをたくさん買ってしまうんだよねぇ。
しかも今回は、色々ススメてくれるので、自分を抑えるのに大変だ。
チャイマサラ、ガラムマサラ、ターメリック・・・色々購入。

色々見たい気持ちはあったが、煩わしさが限界でマーケットを去った

思ったよりも時間が余ったので、インドミュージアムへ行こう!

ミュージアムまでの道のり・・道路は露店でいっぱい・汚い・浮浪者・・・
疲れる。


木製品を売っている露店に立ち寄ったのだが、店の人の煩わしさに最高に気分悪い(怒)

あ〜インド嫌いになりそう。


▲スパイス・紅茶のお店

インドミュージアム
はあんがい近かった。

人がめちゃめちゃ並んでいたが、すぐ入れた。

インド人10ルピー、外国人150ルピー。
どうなんその差は?昔の中国やん。
インドは、中国よりも末発展なんかぁ・・

ミュージアムの中はキレイ。
ゴミもないし。煩わしい人もいない。
中庭は、気持ちよかった。

ミュージアムって、美術館かと思っていたが博物館やった。

WAZUは意外に興味津々。
特に、恐竜の骨に釘付けだ。
他に、動物や魚等々・・・が展示されていた。

ミュージアムは、ホテルからすごく近かった。

▲ミュージアムの中庭


▲恐竜の化石

帰り道、ドアマンがいる高級そうなパン屋へ。
ここなら食べても大丈夫だよね??
パイ系のパンとピザ、ケーキを購入。

ホテルへ戻って、部屋でのんびり食べた。
あ・・・部屋がキレイだったらもっとくつろげるのだが、なーんか気持ち悪い

テレビを見ながら・・・寝・。
4時くらいから、2人で寝た。
起きると8時!

おなか減ったなぁ。
ちょうどインドの夕食時間。
でも、どーしよう〜また怪しい街へ行くのか??
しかも夜。
でも、お腹は減っているので、ブルースカイカフェは近いし、行こう!!

WAZUは、この店には美味しいものがあると分かっているので嬉しそう。
スパゲッティとジュースを注文。
私は、まだインド料理よ。マトンカレーとナン。
日本人は、ナンを注文する人が多いのだろう。
店員さんは、私がカレーを注文したら、「ナンもね?」という感じだった。

味はgood!!

でも、今まで食べてきた家庭の味には負けるなぁ
あれは、普通の旅では味わえない、特別な親しみがあったよ〜。

ホントならビール!といきたいところだが、子連れなので最後の最後の飛行機まで飲まないと決めている。
我慢我慢。

無事ホテルに戻った(ホッ)
戻った時、フロントの人に「明日は7時にチェックアウトで観光をして、18時にホテルへ戻る」と言われ焦った。
朝早すぎやん・・

部屋で少し悩んだすえ、フロントへ「朝はゆっくりしたい」と。

で、しばらく話をしていて気づいたのだが、どうもお父さんが観光ツアーに申し込んでいたようだ。
そういえば、お父さんに「観光しますか?」と聞かれたので、私はてっきり会話の流れで聞かれたのだと思い「します。明日動物園に行くつもりだ」と言ったのだけど・・・

とりあえず、ツアーはキャンセルしてもらい。チェックアウトの12時までゆっくりできることになった。

良かった。

オヤスミ〜・・ここも毛布が一枚・・辛いわ
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