10/14(金)
今日は、軟臥(グリーン寝台)に乗って、硬臥(普通寝台)との違いを書き留めてみました。
とにかく、軟臥は違う!と思う。
いつもの緑の列車なんだけど、窓には白いレースのカーテンが見える。
列車員に切符を渡して中に入ると、あの中国人のザワザワとした人ごみが…まるで無い。
グレーの壁に赤い絨毯、天井には、中国らしい黄緑色の照明器具。
4人1部屋の個室に、2段ベッドが両脇にある。部屋は、鍵が閉まるようになってる。
その引き戸には、鏡がついてる。
そして、各ベッドには、楽しいくらい小道具が…
個人用の電気、折りたたみできる小さい網棚、フックが4つ
(扉の壁にあるフックは、コートを掛けるのに便利、タオル掛けに着いてるフックは前のオヤジは帽子を掛けてる…ちなみに私はごみ袋を掛けてる)、タオル掛けも便利。
あと、何に使うのか分からないけど…ゴムのバンドが壁に張り付いてる(上段)。
下段には、クッションが壁に付いてて、ソファーとして使えるのね。
上段に上がるようの足掛けもある。(最初何か分からなくて…コップ置き?と思った)
夜になると、廊下の窓は、隙間風が入らないようにカーテンが閉められた。
そうそう、ベッドには、枕2つと掛敷布団がある。ベッドマットには、フリル付のレースが掛けてある。
とりあえず、枕が柔らかい!
枕の上には、ピンク色のきれいなタオルが掛けてある。
公共的な物では、軟臥のトイレは、とっても広くい。水を流す足ペダルがある。手洗いにも足ペダルがあった。
洗面所も別にあって、洗面台(ステンレス?)と鏡が各3つも。
ざっと、こんなもんだろうか。
ここは、昨日泊まった、汚くて狭いのに40元もしたあのホテルより、ずーっと快適。
まぁー、値段もそれなりだけど。
さて、ここで硬臥を振り返ってみよう。
ベッドは3段。中、上段で座るのはちょっと苦しい。
特に上段は天井が斜めになっていて、足の方は、高さ30cmくらいしかない。
小道具としては、フック1つくらい。
ベッドの幅が狭いので、落ちないように、中・上段には、取り外せるバンドが2本ついている。
私は、最初気づかず…そのまま寝ていた。
頭側にはしごある。ベッドには、枕1つと毛布1枚。まぁー耐えれるくらいの汚さ。
部屋は仕切られてなく・・・通路には、6ベッドに対してテーブル1つ椅子2つがついてる。
設備的には、こんなもん。
しかし…ここは、とってもうるさい。>
人が…ではなく、車内放送が、朝から晩までものすごい勢いでかかっている。
軟臥のように、音量を変えれる所はなく…ONかOFFのみ。
OFFにしても、すぐにONされてしまう。
そして、とにかくタバコの煙が激しく、3日間で100本以上の煙は軽く吸っているだろう。
トイレは、まぁーマシかな。洗面は、トイレの前に2つ横に1つ。
水には限りがある。途中駅で補給はしてるけど…限界はある。
軟臥と硬臥の違いは、設備にもあるけど・・・
利用する中国人にあるのかもしれない。
でも私は、硬臥も結構快適?・・・とまではいかないけど、それなりに過ごせる所だと思う。
北京泊。
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