『 1回10分目を閉じて、呼吸に意識をむけるだけ 』
うつ病や認知症の要因といわれる脳の海馬を1日10分間休ませる。
それだけで、萎縮した海馬の体積が5%大きくなったという、ハーバード大学の研究で報告されています。
脳の海馬と呼ばれる分野は、別名『記憶の本棚』。
人は考えたり行動するとき、必ず海馬を活動させ、「今日の予定」「冷蔵庫に何が残っていたか」など
何かを思い出したり、逆に人の名前を覚えたり、インプット&アウトプットをしています。
だから、海馬は一日中フル回転。クタクタです。
海馬は次第に消耗し、やせ細って体積が減ってしまいます。
結果として、うつ病や認知症など海馬の萎縮が要因でもある病気を発症してしまいます。
マインドフルネス・グループセッションでは、セラピストの誘導に従って楽な姿勢で目をつぶり、
自分の呼吸と身体に意識を向けることに集中していきます。
これから上司に言いにくいことを報告しないといけない等、不安や恐れ、焦りの感情を10分間だけ遮断して
ありのままの、【今、ここ】にいる自分に向き合い、感じるだけ。
それを1日10分8週間続けると、
なんと身体の不調は30%、心の不調は40%改善されたというのです!
そのため、うつ病の予防や改善、認知症予防として
マインドフルネスを積極的に取り入れる医療機関も増えています。
自分の呼吸と身体にだけ意識を向ける。
それはセラピストの誘導がなくても、習慣になれば自分だけで好きな時に好きな場所で
することができます。
ですが、これが案外「むずかしい」。頭を空っぽにしようとしても
ついつい、このあとの仕事の予定。誰かに言われた嫌な言葉、場面を思い出したりしています。
ですから、最初は催眠療法士であるセラピストの誘導で
頭を空っぽにする状態を、覚えましょう。
覚えてしまえば、あとは自分のペースで必要な時に続けていくことができます。
また、慣れないうちは、ある程度の人数で一緒に行うと、集中力も高まって
ひとりでするより効果的というメリットもあります。
ご希望により、企業研修やセミナーの一環として、医療機関、介護施設、イベントなど
セラピストである私が出張し、マインドフルネスの誘導を行います。
上記のマインドフルネスセッションに、15分間前後のミニ催眠療法をプラスして
より深いリラクゼーションを体験して頂くプランです。セラピストの私がマインドフルネス誘導後に、
リラックスして楽しめる催眠に誘導し、解催眠をして終了します。
ストレスの軽減や新しい自分の発見など、リラックスとワクワクを同時に体験して頂くことができます。