3.「弦高調整について考える その1」

このギターは弦が巻かれてない状態で売られていたジャンク品なので元がどのような音が鳴っていたのか分かりませんが、弦を巻いて弾いた感想は、古いギター(1975〜76年製)なので音は枯れた良い音がしててローズウッドらしい音も出てたような気がします。1500円にしてはいいのではないでしょうか。

ただ、弦高が高すぎて弾きにくいので即、改造することにしました。

◆作業内容についての注意
 普通はプロにお任せするような作業を素人の私が勝手に行っているので不適切な方法でやっている場合があります。「とにかく、お金をかけずに」というのが目的なので自分でやるのが一番安上がりではないかと思い個人的にwebサイトなどで勝手に調べて勝手に作業しています

◆弦高測定

エピフォンのギターに付いていたサドルとナットが余っているのでをとりあえず付けて弦を張りチューニングした状態にしました。

弦高を測る場所は写真のように12フレットでやるのが一般的でアコースティックギターの場合3mm以下くらいがいいといわれてますが、この「とりあえず状態」では約3.7mm。かなり高く弾きにくいギターです。個人的にはギターソロ仕様にしたいので2〜2.5mmに他のギターを調整してるのでこれも同じように2.5mm以下を目指します

 

 

◆弦高調整

弦高調整をする手段としては一般的には

1 トラスロッドと呼ばれるネックの中に組み込まれている金属を締めるか緩めるかしてネックの反りなどを調整して行う方法
2 ナットを削る
3 サドルを削る などです

まずネックが順反りになっていたので直すことにしました。

 

 

順反りの場合トラスロッドを矢印の方向から見て右(時計回り)へ回します。逆に曲がっている場合は左回りで直します。

ネック調整の詳しいことはこちらを参考に

 

右(時計回り)へ回すと力が加わりこの赤い矢印の方向に負荷がかかり真っ直ぐになるように調整できます。

しかしこのギターはいっぱいまで回しても少ししか変わらず、それ以上回すとミシリと変な音がしたので以上回すのはやめました。このロッドで弦高を調整することは途中でやめました。

弦高はほとんど変わりませんでした。

 

 

 

次にサドルを削りましたが、だいぶん削ってサドルの高さがを下げないと弦高が下がりそうにないので別の方法を考えてたらフレットの高さが低いことに気が付きました。

ここでフレット交換をすることにしました

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