Title9-3.GIF (2758 バイト) 塩野七生氏のページ             

[ 参考書籍 ]

 塩野七生(しおの ななみ) 1937年7月、東京に生まれる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書き下ろし長編「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」により、1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、「海の都の物語」によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の一千年を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆中。99年、司馬遼太郎賞。2001年、「塩野七生ルネサンス著作集」全七巻を刊行。〜新潮社紹介文〜

[著作] 

ローマ人の物語 塩野七生 新潮社 1992年から2006年にかけて毎年1冊ずつ書き下ろされるローマ建国からの歴史。詳細な史実と人物にスポットをあてながら描かれている。 欧州
海の都の物語 塩野七生 中央公論社 交易を中心に1,000年間共和制を通したヴェネツィアの盛衰。 欧州

チェーザレ・ボルジア

     あるいは優雅なる冷酷

塩野七生 新潮社 ローマ法王を父に持ち、枢機卿となるが、僧衣を脱ぎ剣を持ち、武力で支配領域拡大を目指したルネッサンスの風雲児。 欧州
わが友マキャベッリ 塩野七生 新潮社 ルネッサンスのフィレンツェを守るため東奔西走したが、メディチ家の復活とともに追放される。ルネッサンスの終焉を洞察した「君主論」を著した政治思想家。 欧州

ルネッサンスとは何であったか

塩野七生 新潮社 ルネッサンスの起源から、その終焉までをそれを担った都市ごとに紹介し、また芸術面だけでなく、この時代の背景となる政治情勢を解説している。 欧州

神の代理人

塩野七生 新潮社 15〜16世紀ルネッサンスのローマ法王を中心にイタリアの政治とキリスト教会の活動とジレンマを描いている。 欧州

ルネサンスの女たち

塩野七生 新潮社 生まれた時代と生まれた家ゆえに、大変革期に巻き込まれ、それを切り拓いた女性たち。 欧州

マキャベッリ語録

塩野七生 新潮社 フィレンツェの政治思想家マキャベッリの著述した文章を抜粋し、君主篇、国家篇、人間篇に分けて、列記したもの。 欧州
 ギリシア人の物語 塩野七生  新潮社  有史の初期の頃を綿密に史実にあたり、著者ならではの洞察で生き生きと描いている。バイタリティを尊敬するが、アレクサンドロス大王を描いてやり切ったのか、「調べ、考え、それを基にして歴史を再構築していくという意味での“歴史エッセイは、この巻を最後に終えることに決めた」とのことである。2018.10読了 欧州
 十字軍物語 塩野七生  新潮社  第一次から第六次までの十字軍を描いた歴史。2024.02読了 欧州
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塩野七生氏の視点(「ローマ人の物語」より)

 

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