ロシア軍 旅順要塞守備軍
旅順を守り、乃木希典率いる第三軍と対峙したのはステッセル以下の要塞守備軍であった。コンドラチェンコらの要塞補強によって、日本に対して多大な損害を与えた。対日戦争全体を考え、最後まで日本を引き付けて戦い続けようとしたスミルノフ、コンドラチェンコ、ゴルバトフスキーらに対し、総司令官ステッセル、フォーク、レイスらは203高地陥落語、早期降伏に傾き、4万以上の兵力を残したまま、降伏した。このため、ステッセルは戦後、軍法会議にかけられ、死刑を宣告されるが、乃木らの運動で禁固刑となった。
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