AUDIOとVISUALのAV-JAPAN

あなたも実現できる ホ−ムシアタ−。 av-japan の ホ−ムシアタ-造り。



ホ−ムシアタ−へのいざない
最終更新2010年12月

あなたはとうとう来てしまいましたネ、ホ−ムシアタ−と言う悪魔の住む館
オ−ディオだけでも底知れぬ魅力があったのに・・・これはもう比べようのない底なし沼ですよ

な−んて事を言っちゃて(ちょっと古いかな)、あまり脅してはいかんよ。
この道は先を見れば行き着くところは見えず、上を見ればきりがないと言うことなんですね。
本題に入る前にいきなりここへ来ないで、「オ−ディオ」と「ビジュアル」を読んでください
ホ−ムシアタ−はこの二つの合体ですから両方を読んでいただいただいた方がいいと思います。
以上の数行はこのサイトを開いた10年程前の書き様で、今読めば恥ずかしい
でも、消してしまえば、何も残らないので暫くこのままに・・・2009.06.22
大事なこと
このサイトは初級から中級を過ぎ上級に至るまでの方を対象
に書いています。それ以上の超の付く人たちのことを対象に
する積りは全く有りません。そんな一掴みの特殊な方たちの
為に時間とスペ-スを割く事は出来ません。AV−JAPAN
は現実的に皆さんがホ-ムシアタ-を自宅で実現できる様に案
内する事が目的です。
勿論、このサイトの上限まで行くことが出来ない方も当然ある
でしょう。更に上を目指す方もおいででしょう。
他のコ-ナ-でも書きましたが、作品を楽しむことを大切にしま
しょう。機器を楽しんではいけません。
この2009年版の後に古い書き込みがあります。初めての方
は是非お読みください。

所で過去一度も書かなかった事があります
下の写真をご覧ください。当初、評論家を評論するこのサイトを見た一
般の方や評論家の方から、かなりの賛否両論を受けましたが、アスキ−
社発行の下の本の中でAudioVisual部門に取り上げられ、びっくりしまし
た。自慢をする等とは違います。この本の出た時ならそう思われても仕
方がありませんが、10年も経てばもう良いでしょう、このペ-ジを初訪問
される方の不信感を少しでも信頼に変えられたらと、敢えて書きました。
私の信条は何年たっても変わりません、音楽や映画は心から楽し
みたい、それ以上でもそれ以下でもありません。(尚その後も何度か他
紙にも取り上げられましたが割愛させていただきます)
この時同コ-ナ-に掲載されていたサイトは次の通りです。(掲載順)
Audio FAN/HiVi/Classic Radio Collection/Homer-C/アバック/H-POINT
Kob Theater/オ−ディオ渡辺/どつぼ/サウンドハウス/av-japan/ダイ
ナミックオ−ディオ/ホ−ムシアタ−A/aiwa/axia/
NationalPanasonicJapan/DENON
ONKYO/KENWOOD/Pioneer/Maxell/SANYO/三菱電機SHARP/SONY/
TOSHIBA/TDK/VICTOR・JVC




更新只今2009年6月です。
余りにも、めまぐるしく新製品と新技術が出るので付いていくのが大変です。


新製品のことや、それの評論家さん達のご苦労については「評論家のペ−ジ」で近日、
書きますが本日の更新は私個人のホ−ムシアタ−歴を書きますので参考にして下さい
尚、それぞれの項で2通りの説明がある場合は、一つは私、音屋幸兵衛流
解釈、一つは評論家さんや専門誌さんのご意見です。


実践ホ−ムシアタ−構築 使う機器による部屋の必要条件

@ここからは中級以上の方で、部屋の選択又は建築や改造が可能な方の
場合を想定しています。勿論そうでない方のお役に立つことも有ります
私の過去歴から現在の状態に至るプロセスを書くことで分かりやすい
具体的説明になるかと考えます。現在の部屋でと言う方については後段
で説明いたします。この項も御参照。ください。


私の、初めてのプロジェクタ−からお話します。

仕事の都合で大阪に越してきた最初の部屋で始めてプロジェクタ-を購入しました。
機種はシャ−プのXV-C1と言う液晶単板式の製品でした。三管式は高価でしたし
部屋のサイズが小さかったので、三管設置は無理だったことも事実です。
この製品は当時としてはごく普通の30万画素ぐらいのもので、60インチの高反射率の
スクリ−ンに写していましたが粒子が粗いので「フォ−カスを少し甘くした方が良い
と販売店さんにマジにアドバイスをされました。今考えると大笑いですが本当です。

今の評論家のように画質に拘り過ぎると、楽しい映画も楽しくなくなる。
上の販売店の店員さんはピントを合わせるなと仰った。どうだ!(音屋)

その時の部屋はこんな具合でした。

約8畳弱の部屋で60インチのスクリ−ンでしたが、25インチのTVで見る映画とは
一味違い、暗い部屋で映画館のム−ドを多少なりとも味わえました。
(現在の液晶プロジェクタ−ならこの広さで、もっと大画面を十分楽しめます)
音声はダイヤト-ンの小型SPでステレオ再生、ソフトはVTRが殆どアンプは
マランツのチュ−ナ−CDプレ-ヤ-一体型のチ−プな物で楽しかったです。

その時のXV-C1(小さな機器でした)

一年後、生活空間も狭くなったのを機会に引越しを決断
どうせなら、三管式の置けるスペ−スの有る物件が良かろうと
市内の公団から民間まで休み毎に探し回った。(勿論賃貸物件)
三管スペ−スとは、仮に100インチ画面を設置の最低線とすると
スクリ−ン両側にスピ−カ−スペ−スを見れば間口2間(3.6m)
奥行きは、100インチ投射距離が大体3.5m、プロジェクタ−の
背面に最低1m、出来たら2mスペ−スが欲しい。更に、建物が
大きい音が出せるような構造物で無ければならない。即ち、
コンクリ−トが頑丈で隣近所に余り接近していては困る。
ついでに通勤に便利な事。
これにぴったりの物件が公団の新築に見つかったが抽選に落選
家賃は当時バブルで18万円前後、その後も同様物件を何度も
申し込むが全部外れ。
ある日、近所の不動産屋から未だ建築中だが「ご希望にぴったり
ですよ」と電話があり建築現場へ見学に行くと、マンション最上階で
三方窓である。家賃も14.5万円と何とか希望内ではないか。
環境も申し分無く、即座に契約、但し完成は2ヵ月後である。
まあ、その間に機器の準備が出来るし丁度良いかと思う。
それが下記の部屋である。この部屋のLDKを使用する。


ホ−ムシアタ−を楽しむ為に引っ越した最初のマンションである。
LDKは2間X3.5間(3.6mX6.3m)の京間寸法で広い造りであった)

こんな具合に使用(掃き出し窓の周りを幅15cmの板で囲う)

部屋の部分アップ(レンズ先端からスクリ−ンまで約3m)
前図の説明のようにスクリ−ンが収まる大きさに板で窓を囲い
それにスクリ−ンを取り付ける。賃貸のため壁に直付けは不可
プロジェクタ−の天吊りは勿論不可なので低いテ−ブルに載せる。
このスタイルはプロジェクタ−の調節がやりやすい。欠点は
騒音と、プロジェクタ−の前では見ることが出来ないということ。

私の最初の三管式は廉価なSONYの
VPH-500XJであった。(100万円弱)
これを暫く使ったがこの後同機の改良型
マ−ク2が発売された。これが色といい
フォ-カスと言い、まるで別物のような
変わり様で迷わず買い替えた。
HD三管は有ったが高価で、メディアも
高く、当面は無理であった。
音声はステレオ2ch。

この部屋で2回目の家賃値上げの要求が出された時、そんなに払うのなら
いっそ購入しようと決断した。
当然、ホ−ムシアタ−が構築可能な間取りが有る事が必要条件である。
更に三管が天吊り出来る事なども追加条件が沢山あるが、賃貸と違って
かなり自由が利くのでは無かろうかと考えた。
そんなこんなで又、休日の部屋探しが始まった。
探し始めたのは当然、未だ募集段階の物件であるから新聞広告などを
元に間取りを確認して、そのまま又は一部改変により希望条件に合うか
検討してから募集現場やモデルル−ムへ出かけた。
私の希望条件は次の通りである。
@構造は鉄筋コンクリ−ト等、遮音性がある程度のレベルにある物、これを
 満たすには一軒家では高額となり、どうしてもマンションでしかない。
A3.5mx5.4mのスペ−スが取れること。改造してでも良い。
B出来たら天吊りが可能なこと。
C電源が希望通りになること。
D交通の便が良いこと。(シアタ−とは無関係な個人的条件)
人によりに条件が異なる。隣近所に気兼ねない郊外にお住まいの方なら余り
関係ない項目が有ろうし、地理的には仕事の関係も大いに問われる。
どちらにしろ、住まいを変える事が出きる、又は私の様に事情が有って移転
するならばと言う場合の条件で有るが、今のままで出来る事をするのが一番
と思う。


さて、このあと自分の希望に合う物件を見つけるまでの苦労と
建築会社が果たして何処まで個人的な要望を聞き入れてくれるか
長い長い奮闘が始まったのである。
それでは続きに進む前にここで一寸休憩。
私の工作について書いてみます。
題して貴方も作れる音の良い電源コンセント


安く作ろう音の良い電源コンセントボックス
完成予定図です
部品@
使用するコンセント部材は
安くて音の良い事で定評の
Panasonic製、医療用
型番はWN1318R
色はこの赤のほかに白、黒
グリ−ンがありますが、他のコンセ
ントとは差をつける為
目立つ赤を選択しました。
¥1092x2=2184(ヨドバシ)
部品A
BOXはPanasonicの
モ−ルでDZB262W
箱は電磁波等の為、金属性が良
い、この製品は見た目も良いし、加
工がし易い
¥1100位
(ホ−ムセンタ−のプロショップで購
入、取り寄せの時もある)
部品B
取り付けようの板
板材は何でも良い
サイズは124mmx120mm
以上であれば良い、厚さは
10mm以上
部品C
プレ−ト(¥130位)
その他部品D
木ネジ、インシュロック
ゴムパッキング(18mm程度のも
の)
ケ−ブルE
これが一番重要である
絶対にホ−ムセンタ−や
電気材料店では買わない事
オ−ディオ専門店で量り売り
で購入する。
次のうちから選択する。
1)オ−ディオテクニカ
 AT-PC1000(2線)
 @¥2540x2m=5080
2)オヤイデ
 PA22(2線)
 @¥2670x2m=5340
3)オヤイデ
 PA23(3線式)
 @¥3120x2m=6240
価格いずれもヨドバシカメラ
ここでケ−ブルについてご注意
,2線の物とア−ス線の入った3線の物があるが、どちらでも良い。
今回のコンセントにはア−ス線が付いているが、壁についているコン
セントが3線に対応しているか又はア−ス端子がコンセントにあるな
らば2線ケ−ブルと別にア−ス線を引くか3線で壁まで引いても良い。
又今回使用するプラグは3線用であるが別に2線ケ−ブルでも良い。
ア−ス線は繋がなくても良い。
その他のケ−ブル
4)オヤイデ、Black Mamba 3線 @¥4580x2m=9160
5)サエクコマ−ス 、AC5000 3線 @¥3780x2m=6960
等があるが、今回のコンセントは使用できるケ−ブルが2スケア−
であり、4)及び5)は太いのでケ−ブル先端に部品を取り付けなけ
ればならない。1)〜3)はそのまま使用できる。この3点は十分良い
効果が期待できる。ちなみに1)は同社の¥21.000のコンセントに使
使用されている。


送り線。
二個のコンセントを繋ぐ物で購入し
たケーブルで予め作っておく。長さ
約9cm。
部品F
プラグは3線の物で
PanasonicのWF5018である(¥4000
弱位)が、壁のコンセントも予め良
質の物に換えておこう。
今回使用するWN1318Rで良いと思
う。
組み立て
BOXの四隅のネジを緩めると、蓋
の部分が取れるので一部を切り取
る。
この様になる。
底の金具を板に取り付ける。
板の手前に余裕があるときは箱の
短辺が手前になる様にする。
コンセントを取り付ける取り付けネ
ジがセンタ−になる様、気をつける
こと。
尚、Aの部分を予め切り取っておく
こと、上も忘れず。
(ペンチで折れます)
ケ−ブルの先端を12mm裸にし白
をコンセントにWと書いてある方へ
挿し、黒を他の方へ挿す。他のコン
セントへ先程の送り線を繋ぐ。
この作業の前に予めゴムパッキン
グにケ−ブルを通し被覆の先辺り
にビニ−ルテ−プを数回巻き、その
上からインシュロックなどで固定す
る。
ケ−ブルを引っ張った時の結線部
にかかる負担防止。
組み立てる。
ケ−ブルが箱の金属部分に触れな
いようゴムパッキンを上手く挟む。
ゴムの一部をカッタ−などで少し切
っておくと収まりやすい。
尚、2線ケ−ブルの場合ア−ス線は
ここから出す。
パネル取り付け枠を取り付ける
(パネルを買うと付いている)


パネルを取り付け完成である。
総費用約¥12.000、¥20.000以上の製品にひけ
を取らない音質を期待できます。
次はグレ−ドアップ版です。

高級仕様
今作ったコンセントを更にグレ−ドアップします
グレ−ドアップの項目
1)パネルを特注する。
2)今作ったBOXに見栄えの良い木製のカバ−を
 取り付ける。
3)直結したケ−ブルをプラグを加えてケ−ブルと
 コンセントを切り離せるように改良する。
完成図です
部分アップです、パネルはステンレス(2mm厚)
パネルの発注図面(最小限必要なサイズ)
パネルはキリイタドットコムさんに注文(¥1500+送料)
木箱はDIYで適当な物を買ってください。私は杉の木目を
生かすため、又、箱の角が正確に45度で組み合わせる
目的のため外注しました。勿論板だけです。仕上げや削
りは自分でやらなければなりません。塗装は板により違い
ますがこれは
素材を生かすためオイルステインを3度塗り仕上げしまし
た。
板はSTORIOさんにお願いしました。
(材料費より加工賃の方が高くつきますが)
プラグはフルテックの金メッキ仕上げで3線用で
オスメスで¥4000位です。
仕上がりは上々、使うのが惜しいぐらいです
さて、音は良くなったでしょうか。
当然です。
ストレスなく出るようになり、俗な言い方で恐縮ですがキレ
イな音になりました。勿論デラックス仕上げでなくても音の
よさは変わりありませんが。一度試してみませんか。   
            09年10月

なお、このコンセントボックスの紹介が前記STORIOさんの
ブログで紹介いただいておりますのでご覧下さい。


再びホ−ムシアタ−構築に戻ります。探し始めた年の秋、かなり希望が叶えられそうな
物件の広告が新聞に出た。地下鉄駅から徒歩4分である。早速ギャラリ−を訪れる。
5タイプの間取りが有ったが、その内最も上手く行きそうな部屋は下図の物である。
先ず、建築前に間どりの変更が可能か質問をする。追加料金で可能との事である。
総て、既に始まっている現場の工事事務所で打ち合わせしてみるように言われる。
私の考えはAとBをつないでワンル−ムにすればおよそ3.5mx7mの部屋ができる。
本当は4.5m幅が欲しいところであるが、それは今回は我慢するよりしょうがない。
ギャラリ−の帰り道、現場へ寄ってみた。基礎工事が始まっており完成は翌年8月と言う
ことであった。現場事務所で所長と面談し、こちらのおおよその希望を言う。
電気配管の希望を叶えられるのは当方購入階のコンクリ-ト打ち込み日の来年二月が
リミットと言うことである。詳しくは先ず図面を書いてくれと言うことで一回目の打ち合わせ
終了。ここから毎週2回の現場通いが始まった。仕事が終わってから現場事務所へ直行
打ち合わせして帰宅すると、もう23時である。他の日は帰宅後図面を書いたり資料の
整理で大変な毎日となった。希望の間取りは下記の通りで一部ロッカ−をかみさんの
たっての要望を容れる事になった。従って3.5mx6mの部屋となった。
当方の希望は次の点である。
@電気配線、アンプ専用回路
A同、プロジェクタ−専用を天井に。
Bスクリ−ン用を一個。
Cプロジェクタ−天吊り様の金具を天井コンクリ−トに埋め込み。
  (天井はコンクリト仕上げのため)
Dスピーカーケーブル用コンジットのコンクリ−ト内への埋設
Eスクリ-ンを取り付ける部分をロッカ−上部に作る。
以上の条件を満たすのに+140万と言うことであったので了解。
図面を引き使用する電線や器具類の打ち合わせを何度も行なった。
契約翌年天井部分のコンクリ-トを打ち込むので来て欲しいという連絡があり現場へ行く
天吊り用の埋め込み金具(名前を聞いたが忘れた、真鍮製の鼓方のものです)を図面
通り4個型枠に並べコンジットをやコンセント等を並べて固定するのを立ち会う。
生コンが打ち込み終わるまでヘルメットを被って見ていたら、現場の人が「マンション
購入者の個人が躯体の中へ個人的なものを埋め込むのは初めてだよ」言っていた。
さて結果はどうなるか。8月の完成引渡しまで待つよりしょうがない。
そして8月になった。以下が完成した私のオ−ダ−点である

分電盤から直接引き込ん

メイン電源
ここには
コンセントは無い
分電盤
右上がプロジェクタ-用
アンプ用メイン電源の
ブレ−カ-は無い
左端メインブレ−カ-に
直接ケ−ブルを繋いで
上の写真のところへ出てい
スクリ−ン用コンセント
別回路である
天井コンクリ−トに出てい

プロジェクタ−用コンセント
別回路
天井(コンクリ−ト)の様子
である
丸いのは信号ケ−ブル用
の出口、もう一つはスピ−
カ−ケ−ブルの中継点で
ある
右下は天井コンクリ−トに
前もって打ち込んだ金具に
取り付けたプロジェクタ-
吊り下げ用の長い金属棒
これが四本あり合計で
総重量3tに耐えられるそう
である

8月28日マンションの引渡しがあり
こちらの希望通りに仕上っていたことを確認した。
マンションでも交渉しだいでホ−ムシアタ−を
作る事が出来るということである。
勿論、完成した物を購入していたらこの様には
出来ないし、後からでは電源などこの様に希望が
叶うことは予算面や技術面でかなり困難だと思う


ここからは古い記事です

@部屋の大きさ

ホ−ムシアタ−用の部屋は取りあえずどの位の大きさがよいのでしょうか
visual」のなかでTVとスピ−カ−の組み合わせ例を挙げてみましたが
この例で行けば、4.5畳ぐらいの部屋でもよいと思います。





古いTVですね(この項は2002年に書いたものです)2009年今なら薄型TVでも同じですね




まずは、TVとステレオのスピ−カ−の組み
合わせによるところから始めましょう。勿論、
TVはワイドでも何でもよい分けですが4.5畳
ならばワイドの28インチ〜36インチまで。
6畳の間なら、部屋を縦に使えばかなり大
きなものが入り込むことが出来ます。画像が
TVの場合ならば奥行きがかなりありますの
で、4.5畳ではこれで画面との距離は2m位に
なります。ハイビジョンTVの場合は画面との
距離が2mもあればいいと思いますが、走査
線の少ないTVではもう少し距離があった方が
よいでしょう。
(この場合のTVとはブラウン管式の物です。)
但し後で書きますが、この後でサラウンドを楽しむ予定がある場合は、リヤスピ−カ−が視聴
位置より後ろにあるべきですから、背中の後ろにもある程度の空間がとれる様にしたいもの
です。2スピ−カ−の場合は後ろに壁があってもよいでしょうが、通常ステレオを聞く場合でも
背中が後ろの壁に付く状態は余り良くないので、AVの場合も同様のことが言えます。左図の
Aの位置が理想ですが部屋が小さい場合、Bの位置に近くなるのも仕方ありませんが
サラウンド時、リヤスピ−カ−が、ま横になるのは良くないでしょう。
(この場合のTVとはブラウン管式の物です。)
時の流れは速いものです。今や液晶、プラズマのTVはインチ¥5000以下となりメ−カ−も
ブラウン管の製品を作らなくなりました。ブラウン管で見るハイビジョンは優れているのです
が、
やはりデジタル放送の開始がブラウン管を駆逐してしまいましたか。
(薄い管の開発をしたメ−カ−も有るようですが)

Aスピ−カ−

Bose博士が考案し製品化した物があります
高音域を「はがき」大の、小型スピ−カ−に分担させ、低音は一個のウ−ファ−に
左右の低音域を合わせたものを再生させる。低音は方向性がないと言う理論に基づきます。
2チャンネルステレオでAVを楽しむならばこの製品で十分でしょう。
10万円強で中々の音が楽しめます。
5万円以下で5.1chの物も有りますが音が…(後出)。

これはまさしく、住宅事情が劣悪なわが国にピッタリの物だと発売時に感じました。
広々としたお国の方が考案されたとは皮肉なものでした。{これは2chの製品ですが
この度(02年4月)このスタイルでサラウンドも楽しめる新製品が発表されました。
前2本のスピ−カで後ろの音も再現すると言うもので不思議ですね。}

尚前出の小型スピ−カ−と低音スピ−カ−の組み合わせを基本とした物をヒントに
5.1chまで発展させた物が、内外に現在溢れております。
さらに驚くべきは、これにサラウンドアンプとセットにして2万円位から手に入るなど
まさに4.5畳〜6畳での再生にはもってこいの物と言える。先ず、5.1chサラウンドの
入り口に立つことが出来るし、部屋の狭さが忘れられるシステムではないだろうか。

但しこれには多少問題があります
(しばらくは、これで楽しんでください)

この価格の品物に多くを期待することは無理ですが、10万を超えるものならば
それなりに、聞かせてくれます。アンプ付き5.1chで2万円とするとよく考えて
見てください。アンプが仮に1万円スピ−カ−が5000円X5で25.000円、ウ−ハ−
5000円、以上合計で4万円になりますが、個々の価格を考えると???なのです
具体的にどういう問題があるかは、実際あなたが店頭でよく聞き込んでください。
ここでは、敢えて何も言いません。但しTVを中心に狭い部屋で組むには
もってこいのサウンドで迫力ある映画が楽しめます、これは音と映像の相乗効果
と言うもので十分、楽しいものです。音楽をミニコンで聴いて、楽しむと言うものに
若干似ているかもしれません。
要は楽しければよい、それも低予算でなら大歓迎!という訳ですな。
但しミニコンと同じで、発展性はありませんので慎重に考え試聴することです
グレ−ドアップは全部入れ替える必要があります。

                                   02.04.25 07.01.30更新
Bスピ−カ−2、(サラウンド無し)

スピ−カ−の次の段階ですが、以前はvisualは、audioを経てから入るのが
普通でしたから、既に良い音は大抵確保されていました。しかしながら昨今は
いきなり、visualへ飛び込まれる場合が多いと思います。audioの熟練者が
visualに入る場合は従来どおりの機器でもステレオ音声を楽しむ事は出来ます。
ドルビ−やDTSは家庭内で臨場感を得る為に、良い方法ですが、それが絶対と
言うわけでもありません。良質な従来のステレオ機器で2chだけで映画を楽しむ事は
当然可能ですし、私は長い間そうしてきました。Aの場合よりは良質のsoundの
2ch方をお勧めします。

Cスピ−カ−3(サラウンド)

TVで映画を楽しむ或いはパソコンで楽しむ場合はAで良いかと思いますが
それ以上は大きな期待はしない方が良いかと思います。5.1や6.1更には7.1等
も十分とは行きませんが

D1スピーカーでサラウンドを(2008年この項を書き加えました)

YAMAHAなど一部のメ−カ−で出しています。かなり高価ですが
シンプルで場所とらず迫力もあります。一度ご視聴をお待ちしています。(メ-カ-より)




さてここで一寸一休みして最近話題の製品について感想を書きます。(04.10.10更新)
今日はプロジェクタ−について書きます。製品は日立のPJ-TK100Jです。
長年使用しておりましたSONYの3管式引退してもらい、いずれ他の方式に変更する
予定でしたが、何気なく寄った量販店で気に入り購入した物です。
選んだその理由
@大変明るい
AZOOM比が大きいことやレンズシフト幅がかなり広いこと。当方宅ではレンズが
スクリ−ンの上方20cm位にあるが(スクリ−ンから5m)、プロジェクタ−は正立で画像の
台形ひずみも無い。
Bコントラスト比が大きいこと。
C交換球が他より安い
使用した結果は
スクリ−ンはホワイトマット(ナビオ110inch16:9)を使用
@明るい。このホ−ムペ−ジトップの映写画面は夜間、天井に30wの蛍光灯をつけて
フラッシュ無しで撮影した物で、なんら画像編集はしておりません。ハイビジョンカメラで
作成した番組などはハイライトがまぶしい時が有る、当然明るさの調節をすれば
良いのであるが、当分画像の設定はいじらず、ノ−マルポジションで明も暗も体験
してみるつもりである。
ハイライトは白く輝き、まぶしい。飛んでしまう。(要調整)
A画質はハイビジョンの再生についてはかなり良い方である。が、黒はやや白っぽい
が、
ややテレビ風か。(スクリ−ンのせいもある)
販売店で他の40万円程度の製品と比較した時は全体に色が淡白だと感じたが、
やはり値段だけの事であろう。尚、この製品に関しては、3管式と来年出ると思う
「フルハイビジョン」の繋ぎ的な意味合いで購入したのであるが想像とは異なる良い点も
有る。
B次に問題点である。
音がうるさい、メ−カ−さんの関係者の方々の基準はこれで低いと言う事か。
C熱風の吹き出し口が前にしてあること。これは「家庭内での使用時に熱風が
鑑賞者に掛らなくする為に前にした」とあるが、それはおかしい。
私はスクリ−ンから4m離れたところで見るがプロジェクタは背後1mのところに有る。
鑑賞者の前にプロジェクタ−を置くのは、見る時にわざわざ出し入れしなければならず
又、多数が鑑賞するには問題がある。
噴出し口を前にしたのはメ−カ−の都合だと思う。
Dリモコンボタンが小さすぎる。リモコン自体が小さすぎる。
暗い時にボタンの字が読めない(ボタン照明を点けてもである)
日立さん、わたしは老眼ですが、貴社の年配の人に一度試写室にでも来てもらい
操作してもらいなさい。

Eここからは2006年年末書き込み
問題発生、画面の半分くらいがピンク色になってきた。
メ−カ−へ問い合わせたところ、故障ですとのことで引き取りに来た。
2週間後届いたので故障でしたかと聞いたところ、レンズ内に埃が入っていたとの事だった、
早速運転してみると今度はスクリ−ン上で立てに3cm間隔で細い線が出て居ることに気が
ついた。これは液晶板の性質であるが取り敢えずメ−カ−に連絡し、取りに来てもらった。
この時、代替品を持参したのでそれで暫く我慢しようと、運転してみたところ、これが又
私の物よりもっと強くストライプが入っているではないか大笑いである。
やはりこれはしょうがない事かと思う。(最近販売された物は液晶板が違うので大丈夫との事)
さて、2週間が過ぎ戻ってきた我が機はきれいな画面となっていた、メ−カ−で3色ののずれを
調整したそうだ。

Fこの間メ−カ−の対応が迅速であった事は嬉しかった。
尚、メ−カ−の人に1080本の製品の発売予定を聞いたところ、商売にならないので暫くは新製品の
発売はないとの事であった。私の住む市内で3台しかないそうな。
G2006年秋
各社1080本のフルハイビジョンプロジェクタ−の発売が相次いだ。
取り敢えず全製品を見てみた。三菱の製品がピントの面では最も精密だと感じた。
只やや淡白な気がした。当然調整である程度良くなるであろう、静かであった。
以下2013年
この後1080本のSONY製品を2台買次いで現在に至っている、数年前の製品とは全く次元の
異なる素晴らしい製品が各社から出ている。時代は4Kか8Kである(2013年05)


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