SCSI_RAM 2.27 従来のE10PATもコチラCバスのSCSIボードを載せた486機で、そのBIOSの実行速度を向上させます。BIOSのROMコードを内部RAMに転送することで高速化されます。HDDの起動開始からDOSの起動完了までの時間も少しばかり短縮になります。バージョン2.00からほとんどのCバスSCSIボードに対応するようになったほか、バージョン2.20ではE10PATと統合されました。PC-9821A-E10,PC-9801-92,H98model(U)105内蔵SCSIボードでは1GBの容量壁問題を解消するパッチも当たり、8GBまで正常に使用できるようになります。バージョン2.24では、9801RA21からFAまでの機種でも動作可能な.COM版が同梱されました。なお、お手持ちのE10ボード(に限らずあやしい上限がありそうなSCSIアダプタも含む)のBIOSが正しく8GBまでの容量に対応しているかを調べるツール E10CHK も作りました。 (*)未だ周知されていないようですが、全てのPC-9821A-E10 SCSIボードのBIOSには1GBを超えられない問題が存在します。超えられるバージョンの存在など確認されておらず(2GBくらいの領域1個作ってDOSが起動できたという程度の確認方法では不適切)、存在は「都市伝説」です。 |
PCISET 1.25 FD-IPLwareにも対応となりましたPC-9821でのPCI-PCIブリッジ環境で必須となるソフトウェア。PCI-PCIブリッジを使用したボードやマルチファンクションボードを使う場合、PC-9821のシステムBIOSは正しいリソース割り当てが行なうことができず、一部のデバイスがWindowsで動作しないという問題が発生します。このソフトを入れることで、OS起動前に正しくリソースを割り当て、マルチファンクションボードなどで未設定となっているIRQを設定します。そのほか、PCIバス動作に関わるいくつかの設定をPCIホストブリッジに対して行う機能や、カレンダ時計暴走状態を警告する機能もあります。1.25では、2022年5月公開のFD版IPLware「FD-IPLware」に対応し、設定情報をFDに保存できるようになりました。 |
A1030RAM 2.20 AHA-1030P/B,PC-9801-100 SCSI BIOS高速化AHA-1030P/B,PC-9801-100ボードをN88 BASICが入っているRAM上に移動し、高速化するツールです。PC-98RL,9801RA〜DAのような古い機種でも適用できます。BASICを潰すのは都合が悪いという場合に、サウンドBIOS用のRAMに移動させるバージョンもあります。別の"A1030ROM"適用のBIOSであっても併用可能です。PCIバス搭載機では移動はせず、RAM化やキャッシュ可に設定して高速化を行います。 |
CPUL1WB 1.4次のような場合の問題を改善するために用いる特定機種向けのツールです。・PC-9821An,XnでCPUをK6やMMX Pentium に載せ替えるとL1,L2キャッシュが切れた状態になる ・486 X-mate各機種でCPUをAMDの5x86やWBE i486DX2-66に載せ替えるとWrite Backモードで正しく動作しない |
P6L2C 1.02CPUを mendocinoコアの Celeron 300A〜500MHz に載せかえたPC-9821Ra18、Ra20、Rv20、Rs20、および一部のロットのRa266では、黄色文字のITFエラーメッセージが出され、CPU内蔵キャッシュが無効で起動します。本プログラムを使うことでIPL起動後にCPUキャッシュを有効にします。なお、CPUを載せ替えると赤文字で CACHE ERRORというITFエラーメッセージが出るロットのRa266やRaII23、RvII26、RsII26などでは、そもそもCPUを載せ替えることができませんし、本プログラムも意味を持ちません。 |
VXL2COFF 1.5チップセットが430VXであるValue Star V233,V200,V166およびV16S5P,V16S5V(青札),Xc16,Xc200で、オンボードのL2キャッシュを無効にすることで、SDRAMのターボモードという高速なメモリ転送が使用できるようになります。EDOのSIMMを使わずSDRAMのDIMMのみで動作させ、CPUをK6に載せ替えている場合は、L2キャッシュを使用するよりも、ターボモードを使用した方が高速です。 |
WCatEDO 1.00Wildcat(VLSI Supercore 594限定)チップセット機のうちEDO SIMMに対応していない前期機種にEDO SIMMを載せて使用するためのプログラム。EDOとしての設定と高速化を行います。 |
EXT2DDBT 1.00外付け1MB 2HDフロッピーディスクドライブ(ハード的に2DD対応の接続のものに限る)で2DDのメディアをブートできるようにするツールです。いったんハードディスクのIPLwareとしてDISK BIOSにパッチをあてるプログラムを実行後、フロッピーブートに移ることで2DDのメディアが起動できるようになります。適用可能機種は拡がりつつあります。バージョン0.30では PC-9821Ap3/As3,PC-9801BX3/BA3に対応。バージョン0.40では WildCatチップセット機種に対応しました。バージョン1.00では初代A-mateに対応。※現バージョンは、A-mate、multi/Canbeなどで内蔵サウンドBIOSの出現が取り消されるなどの問題があるかもしれません。 |
p55csup2 (初版2.10)PC-9821 Wildcatチップセット機種のCPUをP55C (MMX Pentium)を載せ変えたときの不具合に対応するDOSツールとして、かつて「P55CSUP.SYS」というものがありましたが、それと同等に動作するIPLwareアプリケーションです。 |
GRAD256 1.00PC-9821の256色グラフィック画面を使って、グラデーションのついた背景を表示するだけのアプリケーションです。DOSでテキスト画面(エディタなど)しか使わないようなときの背景としていかがでしょうか。 |
VideoFREQ 1.00[GRPH]+[1],[2]で映像水平周波数の設定ができない機種において設定可能にするIPLwareアプリケーション。 |
UIDESCSI.LZHIDEハードディスクを、SCSI変換器とUIDE-xxシリーズとの間で相互に接続替えしても認識できるようにする。UIDE-xxシリーズすべてに対応。本ソフトでは原則的に32GBまでしか扱えません。ただしバイナリエディタによる書き換えパッチあてでIFC-USP系、SC-UPCI系での32GBオーバーに対応できます。 |
IPLware Version 3.93 IPLにソフトウェアを組み込むときに使うプログラムこのアーカイブではドキュメントが重要。ユーザ用と、開発者用とがあります。実行ファイルは各IPLwareアプリケーションプログラムにも付属している場合がありますが、最新版でない可能性があります。14年ぶり改訂となる3.50〜3.60では、アプリケーションの実行を無効にするオプションなど多数の機能が追加されました。一時的に実行させたくない場合、削除をせず復活可能になります。バージョン3.86ではセクタ長256バイトのディスクドライブに対応。バージョン3.93ではファイル名に日本語文字を含んでもよいことにしました。 |
OSFDIPLWare 2.00OS起動用フロッピーにそのままFD-IPLwareとしてアプリケーションを組み込む仕組みです。対象となるフロッピーは2HD 1024バイト8セクタのフォーマット(98の標準,1.25MB))または512バイト18セクタ(1.44MB)で起動可能なシステムの入ったものに限ります。1.25MBの場合は未使用のトラックに、1.44MBの場合は後方のファイルで使用していないトラックに、IPLwareのシステムとアプリケーションを格納し、そこを呼び出すローダがIPLに置かれます。下記の従来型FD-IPLwareと違い、1枚のフロッピーで全てが完結します。もとに戻すことももちろん可能です。 |
FD-IPLWare 3.14 1枚作っておくと、とにかく便利! 絶対おすすめ!上のIPLwareのアプリケーションをフロッピーディスク上で使うためのツール。FD作成プログラムになります。連続してのフロッピー起動もできますし、他のデバイスからのブートに変更もできる、たいへん便利なツールです。 |
IPLWuni 1.40複数のIPLwareを統合してひとつのIPLwareファイルを作るプログラムIPLwareの登録上限数8個の壁を突破したい場合、小規模のIPLware複数をこのツールでまとめることで、実質的な登録個数を増やせます。バージョン1.30ではローダ部をEXEプログラム内に収容し、外部ファイルは不要としました。バージョン1.40では、アプリケーションのファイルがカレントディレクトリ上になくても、PATH名で指定できるようにしました。 |