雁木とは、階段状にっている船着き場のことです。
雁木の読みは「がんぎ」ですが、舞阪町では「がんげ」と読みます。舞阪町には3つの雁木がありました。「北雁木」と「本雁木」と「渡荷場(とうかんば)」です。それぞれに役割分担があり、「北雁木」は大名や幕府役人等のいわゆる要人用、「本雁木」は一般利用者用、「渡荷場」は荷物用です。
下の写真は「北雁木」に間違いありませんが、ですが、問題は他の「本雁木」と「渡荷場」です。
北雁木 (静岡県浜松市西区舞阪町)
以下の写真1と写真2は、北雁木と似ているので、雁木のようですが雁木ではありません。
「本雁木」は西町公会堂のところにあったので写真1のすぐ隣です。「渡荷場」は水神宮のところにあったので写真2とはまったく関係はありません。そもそも、雁木とは、階段状にっている船着き場のことを言うため、写真の木造の建造物自体は雁木ではありません。
1 2
下の写真が水神宮です。「渡船場」はここにありました。
雁木とは、階段状にっている船着き場のことを言います。そのため、北雁木とは以下の写真のものです。ちなみに、木造の建造物は「常夜灯」です。
なお、舞阪町で「常夜灯」といえば以下の写真のもののことを言います。
|