家日記2005年1月から3月

YAMAの家建築に向けてのスタートは2004年4月の事でした。その頃の状況から、これからの過程などを順に載せていきたいと思います。

icon 2004年  icon 2005年4月


05年3月31日(木) ついに布基礎も立ち上がる

後姿と共に こんな金具が刺さってる
コンクリートを入れたばっかりだったので、もうちょっとおいてから次の作業に進むかと思われたが、すでに、布基礎部分にコンクリートが入れられていた。それをならして、恐らく土台を固定する為の金具を入れる作業をしていた。
これから考えるに、午前中に布基礎部分に型板を貼ったりしたのではないかと。そしてコンクリートを流し込んだという状況だったのかな。
その布基礎部分は、工事の業者の方が言っていた事だけど幅が広めらしい。実際見てみると、なんとなくだけど幅が広いような気がする。これに家が乗っかる訳だから、しっかりとした物の方が安心感がある。
新たに仮説トイレが設置された。


05年3月30日(水) ベタ基礎部分にコンクリートが入る

蛇腹埋まる いつものアングル
水ヌキ いつものアングル2
仕事の帰りに寄る。すでに今日の工事は終わって作業をしている人はすでにいない。
今日はベダ基礎部分にコンクリートが入れられていた。さらに、そのベタ基礎に布基礎が立ち上がる部分の線を引いてあった。


05年3月29日(火) 給排水関係の工事

黙々と作業中 まだまだ鉄筋
蛇腹がビョロロロ〜ン こないしてパイプ埋蔵
今回は、YAMA.Sだけが現地に行った。すると給排水関係の業者の方が来てて、基礎をきっちりとやる前に通しておかないといけない部分の工事をしていたらしい。
その業者の方って、下請け(A社)のさらに下請け(B社)の方が工事をするがやけんど、今回初めて会うというし、なおかつ、工事をするB社の方はきちんとした図面を持ってきているのに、もう片方のA社が間違うて古い図面を持ってきてたりしたとのこと。どういう事。
で、現地を見て、図面とつき合わせてみた時に、最終排水の位置を今の位置から南の方に変える事で、ポンプが必要なくなるかもしれないという話になってきた。まだ、きちんと計測してみないと分からないらしいけど、なんとか、上手くいかないだろうかと思うところ。
で、配管の方は、基礎のベース部分に太いのと細い管が1本ずつセットで3箇所に植え込まれていた。さらに、黒い蛇腹のような管が2本、給湯器が来るだろうと思われる位置に埋め込まれていた。
これからどんなふうに配管するのだろうとか思いながら見た。


05年3月28日(月) 型の工事

型はまる ちょっと上から見れば
近づけば 看板とこから
午前中は雨が降っていたけれど午後には止んだので、ちょっとは工事をしたかなってことで。仕事の帰りに現地に寄ってみた。
工事の方はいくらか進んではいたものの、雨の関係でそんなに進んだとも言えない。
一番外側の布基礎部分の立ち上がりを形成する為の型だけ立ててあった。実際の工事の際は内側も型を立てないといかんだろうと思うけどそれはまだだった。そして、内側の布基礎の立ち上がりについても全く手付かずな状態だった。
しかし、雨にみまわれてどうしようもない。明日からは晴れそうなので、もっと進捗があるかもしれない。


05年3月27日(日) 鉄筋は完成か?!

鉄筋作業終了 ちょっと上から見れば
YAMA.Rの友達の所へ行く途中に、現地へ3人で寄ってみた。日曜日だから今度こそ工事はしていないだろうと思いながら行ったらやはり工事はしていなかった。
昨日やりかけていた鉄筋は、所々に変な円盤みたいな物が付けられて、恐らく完成しているんじゃなかろうか。
これで基礎の立ち上がりがはっきりしてきたけどやっぱり狭いね。とはいえしっかりと建ってきたら見え方が変わってくるかもしれない。


05年3月26日(土) あらまびっくり!

鉄筋がこんなにできてる ちょっと離れて
今日は土曜日で工事をやってない(設計業者が近所挨拶に行った際に土日は工事をしないで欲しいという声があったらしい。)だろうから、とにかく昨日の状態を明るい内に見てみようということで現地に行ってみた。
そうしたらどうだろう。現地には車が来てて人もいる感じ。パッと家の建ち位置の方を見たら、鉄筋がかなり形になってきている。
土日なのに工事をしているみたいな感じで、YAMA.Sが話をすると、どうやら下請けの下請けの方々ようで、本日の鉄筋の施行だけに来ているよう。
そうこうしている家に、別に車が来て、見た目の怖い方が降りてきた。基礎工事がらみのとりまとめをしてる人らしい。挨拶をすると、きちんと挨拶をしてくれる。
今日鉄筋を作ってしまって、月曜日にチェックしてからセメントをするとかいう事を説明してくれた。
実際に布基礎の立ち上がり部分の鉄筋を見ると結構高さがあるように思える。YAMA.Sは、結構広いように感じたんじゃないかと言うけど、狭いものは狭い。
そんなことで、予想外に進展があって嬉しかった。こんな感じで雨が降らない限り、日々進展が見られるのじゃないだろうか。


05年3月25日(金) どんな変化が?!

線が引かれてます 線の一部
今日の進展はと思いながら現地に行ってみたら、これが全然進展が無いように見えた。
構造物は昨日の状態から進展が無いのは確か。が、基礎のベースの上に赤のペンキで線が引いてある。これから立ち上がってくるだろうと思われる布基礎部分を示すラインのようにも思われる。
実際に私が見たのは暗かった関係でこれ位だったが、YAMA.Sが日中に来て撮影した画像を見ると、さらに黒いラインで何かを書いてあった。
とはいえ、構造物に進展が無いのは間違いない。


05年3月24日(木) 基礎工事開始か?!

掘っているとこ 基礎の元ができました
いよいよ基礎の工事が開始されるはず。っていうのも今日も天気が微妙な感じで、工事したのだろうかって思ってたから。
けれども、その心配はいらなかった。仕事が終わって現地に寄ってみると、家の建ち位置辺りが掘り返されて、そこに基礎のベースになるコンクリートがうたれた。
YAMA.Sも気になるもので、午前と午後に来てたみたい。朝にはショベルカーが来てガーっと堀っていたしその画像も撮影してくれてた。
さらに、午後に行くと、すでに基礎のベースになる部分が出来上がっていて作業員はいなかったとのこと。
まずはこれだけの進展なのかなって感じだが、今まで動かなかった事を考えると、これだけの動きでも結構嬉しい。


05年3月22日(火) 地盤改良

予定では本日より地盤改良が行われるようになっていた。けれども、天気が悪かったものでどうなるかと思っていたので、仕事が終わってから寄ってみた。
そうしたら、杭は無いし、土をいじくったような形跡はある。けれども、地盤改良をしたのかどうか分からない。
この現状を見て工事していないと判断したが、設計業者からのメールを見ると、工事は今日の午前中だけで終わったとの事。3日の予定と聞いていたのでちょっとびっくり。


05年3月18日(金) 看板が立っている!

地盤改良後 格段これと決めて行ったわけではないが、この頃は仕事の帰りに現地に寄ってくるようにしている。今日も寄って来たらちょっと雰囲気に変化があった。
というのも、小さな看板が立っていて、なんだろうなと思って見てみたら、建築確認の番号とか、施主、施行業者等が書かれていた。
そして、家の4隅の位置に杭が打ってあったのだが、それを打ち変えてあった。
恐らく、今後の工事の為にしっかりとした物を打ったのではないかと思う。
さらに現実的になってきたかな。
(画像は翌日に撮影したもの。)


05年3月4日(金) 建築確認合格

家を建て始める前には、建築確認を役場に提出する必要がある。建ち位置確認後設計業者の方で図面を修正提出していた。
それが、設計業者から連絡あり合格したとの事。これで本当の本当に建築に入れる事になるが、YAMAの家の場合は基礎工事等の前に地盤改良をしなければならない。予定よりズレ込んできたな〜。


05年2月22日(火) 建ち位置の確認

地鎮祭の時に気になった建物の建ち位置を再確認する。
図面での建ち位置4隅にすでに杭が打ってある。やはり気になるのは南西の所で、塀の足との位置関係。
通れないことはないが、体を横に向けないと通れない。もうちょっと余裕が欲しいな。東に移動するという手もあるが、浄化槽の関係であまり寄せる事もできないという事実がある。
結局いろいろと考えて、北西の隅を軸に東側へ10cm程度回転移動させる事にした。敷地の関係上家が真南を向いてなかったりするんで、それを少しでも南に向ける方向での変更とした。


05年2月18日(金) 品物を持って

購入した建材を設計業者に持っていった。通常と異なる施行になる為に早めに物を持っていった方が良いだろうという判断だ。
この時に以前借りていた照明のカタログを再度借りる事にした。照明の選択に当たって行き詰まっていた事と、元々見積もりの際に選択されていた物を確認したかったからだ。
このカタログを合わせて以前に借りてあった物と含めて本格的に照明を決めてみた。一応全ての照明器具が決まった。照明器具でも施主が購入する分もあったりするけど。


05年2月16日(水) 発注の品到着

9日に発注した品が本日届いた。
実際に物を見てみるとやや不安な所がある。これについては販売元に問い合わせをしてみる。
その不安な部分はそういう仕様になっているという事で解決。そうなんだ。


05年2月10日(木) 施主購入

建材の中で一部施主側で購入をする事にしていた物がある。その品につき本日発注をかけた。


05年2月9日(水) 地鎮祭

地鎮祭終了 こんなことしてます
いよいよこの日を迎えた。建築はここから始まる訳で、家造りにおいては1つの節目であり、感慨深い行事。
この為の神主さんは前回の古い家屋解体前の御祓い時同様の方にお願いした。方角の事などいろんな事でお世話になってたりする。
地鎮祭に参加するのは、YAMA.K&S(Rは学校だった。)、それぞれの実家の両親、設計業者の社長、担当の方ともう1人の3名。計9名となった。
地鎮祭の前に、地盤改良の見積もりの話があって説明を聞く。なんだか凄い資料が来ていてびっくりした。一通り説明を受けたが、これは高い方の話だった様子。じゃあ安い方はというと、B4の紙切れ3〜4枚程度の簡単な資料だけで、これといった説明も無くだった。
高いほうはたくさんのメリット等を書いてあったが、地震がくればそんなに違いはないだろうというのと、家があった事、凄く軟弱でどうしようもない土地じゃ無い事等色々と考えて安い方で施行する事にした。
さて、肝心の地鎮祭そのものの方は施主の私(YAMA.K)だけちょっと余分にする事はあったが滞りなく終わった。心配していた天気も雨に降られる事も無く、あまり寒くも無く良かったかなって感じ。本当に感慨深い物があるね。いよいよこれからだよって感じで。
この地鎮祭の関係で家の四隅にあたる部分に竹を立ててその間に縄を張っていたが、なんとなく狭い感じを受けたし、塀との間もあんまりないなと感じ。それに南の西側の塀からは足が突き出してきていて何か支障が出そうな感じもして家の建ち位置を検討する必要があるかなと思えてきた。まあ、これはまだ動かせるみたいなので、最終的にはいい形で収まると思うが。
何はともあれ、1つの節目を通過した。なんだかドキドキワクワクな感じ。やるぞ!!


05年2月1日(火) 色に悩む。そして地盤改良は..。

設計業者と約束をしていたわけではないが、諸事情があって訪問する。すぐに帰るつもりだったが、YAMAの家のCGが出来上がっていたという事で、結局少し話し込むことになった。
どうしてCGを作成していただいたかというと、全様を見たかったのはもちろんだけど、外壁や屋根の色で悩んでいて、雰囲気をつかみ易くする為。
一番色合いで悩んでいるのは外壁の色。とはいえ大体イメージはまとまってきた。それは土壁風。
その色の濃さというものがあって、たくさんあるサンプルを見せてもらって、その中で大体の色をイメージして、実際にできた色のより大きなサンプルをお願いする事にした。
それから、すでに地盤調査の結果が届いていて、結局の所、地中75cm〜1m25cm程度の所が軟弱な地盤になるらしい。
というわけで、地盤改良が必要という事になって、その方法に2種類ある。
砂利を土中に柱状に埋め込む方法と、セメントのような物を柱状に埋め込む方法。
前者の方が強度的には良いらしい。が、その分高価になる訳で、頭の痛い状況になった。
状況を考えると、今迄家の建っていた所だし、周りの塀や家が傾いているわけでも無いので、高い方でする事も無いかなと考えられる。いずれにしても、何十万円もしそうなので、ここへ来てのさらなる出費はかなり痛い感じ。
解体時の工事で少々剥がれたアスファルトはそのまま様子を見る事になった。本当に小さな範囲なので。
さかきについては、残った枝は土地の端の方へ置いておけばいいという事になった。


05年1月29日(土) 地盤調査してみた。

いよいよ地盤調査の日。感覚的には地盤改良の必要は無いだろうと思っていた。古い家はあったし、ブロック塀は全然壊れていないし。
これが調査してみると、地表から1m位の所が柔らかいので何らかの対策が必要らしい。まだ、あくまでも、感触の部分なんで、実際に必要なのか、必要であればどんな事をしてどれ位掛かるのかっていう部分がはっきりしてない。
どうしてこうなるの? って感じ。


05年1月28日(金) さかきは燃やすのだ。

こんな土地です 昨日できなかった、御祓いが終わってから神主さんからいただいたさかきを現場で燃やす。これは神主さんにそうするように言われていたので、解体終了に伴って区切りをつけないといけないという事で現地に行く。
改めて更地になった土地全体を見渡してみると、やはり最初の印象からいくと広く感じる。これが自分の所有になったのかなとちょっと嬉しさが込み上げてくる感じもあたりして。
さて、肝心のさかきは土地の中心で燃やすのがいいだろうという事で、持ってきた新聞紙と共に燃やしてみる。が、葉っぱは燃えても枝は燃えず。
仕方がないので、葉っぱは全て燃やして枝は残して帰ってきた。また、神主さんにどうすれば良いか聞くつもりだったりする。


05年1月27日(木) 解体完了

古い家屋の解体は完了。ある程度土も入れてくれたみたいでいい感じになった。実際土地の端から見てみると、思いの他広いかなと感じる。また建物ができれば印象は変わってくるとは思うけど。
しかし、解体だけにしても、問題は出てくるもので、セットバック(隣接道路幅が4m無い場合に、その道路の中心から2mの位置までは無条件に建物や植栽等が設置できない。)の関係で撤去を強いられたブロック塀の関係で、道路のアスファルトが一部剥げ割れてしまったりヒビが入ったりしてた。
これをどうするかってなった時に、詳しい方に聞いたところ、通常は壊してしまった側が直さないといけないとの事。ようく考えればそれは当然かなと。YAMAの家の出費になるのか、解体業者の方で負担してもらえるのか..。一応直してもらう方向で話をしてはみたが..。


05年1月26日(水) 解体完了延期

今日が解体完了の予定日だったが、どうやら少々残ってしまったらしい。地盤調査の事もあったりして、ちょっと気にはなるが明日で終了するとの事だったので明日まで待つ。


05年1月21日(金) 土地登記申請

法務局に土地の登記の申請に行く。と、言ってもYAMAの家で行った訳でも、そのすじの方に行っていただいた訳でもない。
色々と事情があって、個人で登記の書類を作成し、その指導をしていただいた方に持ち込んでいただいたという具合。
実を言うと、登記はおおむね司法書士に依頼して行ってもらうらしい。が、そうすると20万円以上のお金を支払わなければならなくなる。
登記自身は、当事者であれば司法書士の免許が無くても、必要書類をそろえたら申請をすることができる。そうすると、お金の方もほぼ収入印紙代のみで済み、出費は4分の1程度となる訳で..。
その書類っていうのは本当に簡単な物だったからこれにはびっくり。自分でやるべしだな。
解体の進捗は、なんと基礎のみとなったらしい。何ヶ月もかかって建てても壊すのはあっという間。悲しいものだね。


05年1月18日(火) 解体前の御祓い & 解体開始

家には神様が宿るという事で、その神様に挨拶をしないといけない。(気持ちの問題部分がかなりの割合を占めると思うが。)
そういう事で、近所の神主さんにお願いをして、家屋の解体にあたりしっかりと御祓いをしていただいた。特にトイレにおいてはさらに念を入れてという感じで御祓いをして、解体の際にその穴を埋める(いわゆるぼっとん便所だった。)際にも清めの塩を投入するようにと教えていただいた。それ程トイレは大変な所らしい。
これはこれで、準備するお供え物等があり大変だったかな。
この後、早速解体が始まる。今日が良い日という事もあり、形だけでも今日から始めたということにしたらしい。
実際現地を見ると、解体に向け足場が組まれていたり、重機が置かれてあったりという具合だった。


05年1月13日(木) 融資正式契約

なんとか融資の話もまとまり、本日正式に契約す。これで借金王決定!!


05年1月11日(火) さらに解体前の挨拶

残りの1件につきご挨拶。このお宅には特に足場がらみでご迷惑を掛けるということで念入りに。


05年1月8日(土) 土地売買契約 & 解体前の挨拶

正式に土地の売買に関して契約をした。後は土地の登記が終了すれば基本的に土地はYAMAの家の所有になる。
現状の建物解体にあたり、近所に色々とご迷惑を掛けるという事で、挨拶回りをしてきた。ただし、1件だけ都合により行けず。
田舎というと語弊があるが、こういうとこ大事だと思う。