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6月
30日【皿ヶ嶺】
29日
私がパスと言うと、喜んで渓流釣りに出掛けたおっちゃん、水量が多すぎたと帰ってきた。困った時のとろめきでの釣果。
30日
梅雨の最中なので、竜神平に一番近いコースの畑野川コースを選んだ。一昨日、ササユリが咲いていた道路脇のササユリが見えない、車を下りて確認すると、株自体が無い・・・、という事は盗られたのね。(*_*;
9時42分に畑野川登山口を出発。登山道は真っ暗だ。少し登った沢沿いで蛙がジッとしていたのを見つけて撮影する。蛙が動かないうちにとあわてたので沢で転げた。そこは堰き止められて池みたいになっていて泥が沈殿しているので、なにもかも泥だらけになったのだが、転げながらもカメラだけはかろうじて持ち上げて無事だった。やれやれ (^_^;)
登山道の真ん中にギンリョウソウが一輪咲いていた。撮影をしていたので時間がかかり愛大小屋が12時だった。徳島から来たというご夫婦が食事を終え出発の準備をしていたのでしばし歓談。ササユリの咲いている所を教えて貰い1輪見る事が出来た。その教えてくれた方も、ここに咲いていた筈なのにないと言っていたとの事。そのご夫婦は「おいわさんのhpは見ている・・」とのことだったが、後日、おいわさんのhpを拝見すると、ササユリの場所へ案内したのが、当のおいわさんだったらしい。
食事をして竜神平〜上林峠経由で下山する。
淡々と下り13時30分に車に戻り帰る。
28日【奥善神山】
5月25日に遅越三角点からシャクナゲを撮影に行った帰りに、奥善神山方面の尾根にもブナの木があるのを見ていたのでどんなかな〜と思うのと、そろそろササユリが咲く頃だから見つけておいた道路脇のも見えるしと決めた。
上林トンネルを抜けて無線中継所への道路脇に車を停めようと思っていたのだが、作業車が停まっていて、作業終了の写真を撮っているようだった。仕方なく、その向こうの空き地に停める。「まさか〜、道路脇のササユリも刈られているんじゃないやろねぇ〜」と悪い予感。
帰りに道路を歩く事にして峠から陣が森経由で行く事にする。支度をしている間に作業車は帰っていた。10時30分に登山口を出発。畑野川側は晴れていたのに、尾根は良い具合にガスっている。30分強で陣が森に着いて小休止する。
今日も小さい景色を撮ろうとマクロレンズをつける。一応、55mm・105mm・200oのレンズもザックに入れているので重いのだ。結局、レンズ交換は一度もしなかった。奥善神山への尾根道で、ギンリョウソウや、蜘蛛の巣や、キノコを撮る。
先を行っていたおっちゃんが、タヌキが登山道を下りてきて目があったとたんに逃げたと興奮気味に言っている。そして、登山道に新しい糞があったので、タヌキの糞だろうな。13時39分に奥善神山(うなめご)に着く。ここには2001年2月25日に井内峠から、2003年12月31日に風穴から来た事はあるのだ。まだ写真を撮ってなかった頃の事だ。
今回もたくさんブヨに刺された。指やこめかみ、耳も、早くも腫れてきている、なんとかならないものか・・・。伐採地の辺りは明るい、不思議な感じだ。陣が森の分岐に戻ったのは3時前の事だった。
無線中継所の横から道路を歩いて帰る。そして、心配していたとおり・・・、ササユリは刈られていた。(*_*; 私有地だし、作業の人で花に興味がある人ならわかるのだろうけど・・・。ガッカリして車に戻る。一ヶ所知っている場所に行ってみると咲いていた。そして、車からも道端に咲いているのを見る事が出来た。
26日【皿ヶ嶺】
19日(火)〜24日(日)に奈良の写真クラブ(修羅)の写真展があったので、京都のひよこさんちに宿泊させて貰って土、日と当番をして帰ってきた。15日から皿ヶ嶺に行ってないので決めた。
風穴の駐車場に着くと、この間愛大小屋でお会いした女性のグループが準備をしている。風穴周辺の花を見てからのようなので先行する。登山道からバイケイソウが良く咲いているのが見える。
ヤマアジサイの淡いブルーも爽やかだ。今回はマクロレンズで小さい昆虫や露を撮るつもりなのだ。
蝉の抜け殻を写していたら先程のグループが追い越して行った。やっぱり梅雨だ、ガスが漂ってくる。おっちゃんが遅いと思っていたら、可愛い鳥を写している。
真っ白で透明感のあったギンリョウソウも妊婦さんのように膨らんでいる。所々に山ツツジが咲いている。私はキノコばかり写していた。
今日は撮影なので、時間がかかり出発から約3時間で愛大小屋に到着だ。愛大小屋の内側の蝶つがいが綺麗に修理されていた。いつもの枯木の枝が折れていた。いつかは倒れてしまうのだろう。モミジウリノキの花が垂れ下がって咲いていて可愛い〜。風穴には14時30分に下山した。
23日【みずなし山】
’12 藪日記へ
15日【皿ヶ嶺】
13日
私の元同僚の女性2人が家に来ると言うと、一人で渓流釣りだなとわいわいさんが喜んで出掛け釣ってきたアマゴ、結構大型だった。
15日
昨日の天気予報では大雨の予報だったが、朝になって天気予報を見ると降り出すのは午後となっている。それじゃ〜皿ヶ嶺なら行けると決めた。
風穴の上の駐車スペースに車を停め準備をしていると、女性一人の車が来る。その後に来た車の男女のうち男性がその女性に「石鎚山にここから行けるか」と聞いている。「縦走すれば行けない事はないけど、久万の方から・・」とか話が噛み合わない感じだ。そんな事を聞くのは県外の人か・・と車のナンバーを見ると愛媛ナンバーだった。登山口を10時過ぎに出発。風穴から登るのは一ヶ月ぶりの事だ。すっかり、春のスプリングエフェメルが消えてグリーンのシャワーの中を歩く感じだ。
星のようなものがついていると思って良く見るとヤマルリソウの実だ。登山道に白い花びらが散っている。どの木の花なんだろうと上を見上げるが今ひとつ不明だ。Nさんが早くも下りて来られたので挨拶する。
ベンチの所のシロドウダンツツジをおっちゃんが写している。知り合いのカメラマンにヤマボウシの咲く時期を聞かれていたので注意して見るが、まだ花が若いのか薄黄緑色で白くなっていない。今までは、白く咲いている時に気がつくだけだったのだが、咲き始めはこんなんなのだな。
分岐で竜神平に向かっていると、風穴で単独女性に話しかけていた男女2人に「竜神平は?」と聞かれたおっちゃんが「この辺からですよ」と答えている。竜神平から雨のような霧が吹き付けてくる。せめて竜神平までは来るのかと思ったら、二人はそのまま下りて行った。
愛大小屋に11時14分に着く。ちょうど単独女性が入ろうとしているところで一緒に休ませて貰う。お昼と、コーヒーで40分程ゆっくりした。竜神平を周回して下山する。森の道にはギンリョウソウがあちこちに見られた。雄しべが出た変わったギンリョウソウが目についたので写す。駐車場で後ろに停めた単独の女性とベンチの辺りで会ったので、お花の事などいろいろ教えて貰いながら下山した。風は強いものの雨には遭わずに帰る事が出来た。
9日【かいなぎ山】
’12 藪日記へ
かいなぎ山の帰りに1時間だけとの約束でおっちゃんが渓流釣りにでかけた。私は車で待っていたのだが、2時間近く経って帰ってきた。帰ったとたんに、竿を落としたのに気がついた。自分が釣ったポイントはわかっているので、すぐに見つかると思って捜しに行ったのだが見つからなかったと帰ってきた。
「この間買ったばかりのおニュウの竿なのに」とおっちゃんがつぶやいたのを聞き逃さなかった私。「ええ〜! この前(5月11日)、釣り針が手に刺さり、その時折れて修理した竿〜!!」、「まだ明るいのにこのまま帰るのは惜しい、一人の目より二人の目と、私も捜す!」と、二人でもう一度捜しに行く。そして、おっちゃんが岩の上に落ちていた竿を見つけたのよね〜。良かった。 \(^o^)/
7〜8日【瓶ヶ森】
日本山岳写真協会の協会展の締切が迫っているのに応募する写真がない。去年の秋に北アルプスの南岳に行ったのだが、関西支部展に出した一枚しか撮れなかった。今年はパスだな〜と思っていたのだが、瓶ヶ森のミツバツツジが咲いていて、夕方と朝のどちらかに雲海に浮かぶ石鎚山が見えたら良いかもと車中泊で出かける事にした。
土小屋とよさこい峠の間が土砂崩れで通行止めとの事なので、寒風山トンネルから瓶ヶ森林道を走り14時過ぎによさこい峠に着く。ゲートが閉まりまだ開通していない。ちょこっとブナを写して瓶ヶ森の駐車場に車を停める。
15時24分に登山口を出発。男山まではミツバツツジが良く咲いていたが、石鎚山は全然見えない。25分で男山に着く。
女山へと向かう。途中のミツバツツジはまだ蕾が多く、撮影出来そうなのはこの木くらいだ。16時7分に頂上に到着。テントが張られて、男性が出てきた。昨日は保井野から登り石鎚山で一泊、明日は笹ヶ峰まで縦走するとの事。
引き返して、ただ一箇所なんとか撮れそうな場所で夕景を待つ事にした。うっすらと石鎚山が見える時もあるが、ほとんど見えない。お茶は持っているのだが、おっちゃんが何か飲みたいと駐車場に下りて行き17時26分に登ってきた。
コーヒーを飲んで、「咲いていればここも撮影にいいよね」とロケハンする。なにせ、この時期に瓶ヶ森に撮影に来たのは初めてなのだ。そうこうするうちに太陽が雲の中に入ったり出たりして雲が色づいてきたりはしたのだが、厚い雲の中に入ってしまった。19時過ぎに下山を開始した。車の中で簡単に食事をすませ明日の朝を期待して寝る。夜中に月が出て来て明るくなるが、その月もおぼろだ。
セットしたアラームより先の3時には起き出して外に出てみる。石鎚山は見えているが雲海はなし。コーヒーとパンで朝食を済ませて出かけようとした途端にパラパラと雨が降ってきた。この調子では良いシチュエーションはのぞめないよね。どうする〜? と言いつつもせっかく来たのだからと出かける。途中から東方面の空が少し焼けて綺麗だった。だんだんとガスが巻いてきて石鎚山も見えなくなった。白骨樹の所まで登ったが、そこで下山することにした。やっぱり、今年は協会展に応募は出来ないな〜。(-_-;)
3日【皿ヶ嶺】
夕方、義母からお誘いがあったので、行ける所と言えば皿ヶ嶺だ。
日曜日の皿ヶ嶺は登山者が多い。水の元の例の花がそろそろかな〜と見に行ってみると、大勢の人声がする。数えてみると16人もの団体さんだった。静かな畑野川コースを選んだ。沢沿いには、カニや蛙が登山道に出て来ていて踏みそうになる。
途中の沢沿いの苔が綺麗だったので少し撮影。分岐から頂上へ向かう沢を渡る所にキュウリグサが咲いていた。頂上には3グループくらいが食事中だったが、テーブルが空いていたので使わせて貰う。
食事後、そろそろギンリョウソウが咲いている頃と、十字峠経由で竜神平に向かう。この頃は深い霧に包まれていたのだが、撮影しようとすると霧が晴れた。
愛大小屋の周りは小雨にも関わらず登山者でいっぱいだった。上林峠方面のベンチでコーヒーにしようと休まず向かう。途中で、「ルイヨウショウマがもう終わりかけていますが見えますよ」と教えて下さったので見に行く。教えて貰わなかったら見れなかっただろう、感謝。ギンリョウソウもササユリの蕾も確認できた。ベンチでコーヒーを飲み、周りを見ていると、赤いものが2つ見えた。キノコかな〜? とよ〜く見ると、梅干しの種だった。この種もそうだが、ミカンの皮、バナナの皮なんかも良く飛ばしているのを見かける。腐れば肥料になると思っているのかもしれないが、それなら家の庭ですれば〜と思う。
1日【笠取山】
去年の大川嶺のミツバツツジは全然咲いてなかった。今年はどうかな〜と行ってみた。
火曜日なのでそれ程の人出ではない。一昨年、良く咲いていたのを見ているので今ひとつの感じがする。一番咲いていたのが、笠取山に咲いていたこの株だ。
虫よけスプレーをかけて、うちわを持ってロケハンをしていたのだが、かいなぎ山方面から登山グループが帰ってきたので、「ずっと登山道が見えてますが、歩きやすいですか?」と聞くと、「良く整備されていますよ、ブナ林を見て帰ってきました。」との事。2000年5月5日〜6日に行った時は、笹の上を薄い踏み跡を辿って行った記憶だ。「ブナ林!!」どこまで行けばあるのだろうか、駐車場から数分の笠取山の頂上に、ちょっとツルギミツバツツジを見るだけのつもりで登山の用意は車に置いて来たし・・・、と思っているともう一グループが帰ってきたので、「ブナ林にはどれぐらいかかりますか?」と尋ねてみると、「15分くらい」との事なので行ってみることにした。
登山道には昔の牧場の有刺鉄線が所々にあるが、よく見て歩けば大丈夫。そして言われた通りに立派なブナが枝を広げて立っていた。咲き残りのキスミレも見る事ができた。
ここまで来てそのまま帰るのは惜しい。おっちゃんは、「渓流釣りに行くから車で寝てるか?」と聞いてくるが、暑い!、かと言って車を開けたらブヨの攻撃があると、この時期は無理、悪いけど却下。
『赤蔵ヶ池へ寄る〜』と、おっちゃんに提案。2000年にテント泊で来た時に、帰りに登山口の探索ついでに寄っているが、おっちゃんはすっかり忘れていたようだ。県道210号(美川、川内線)を走ると、要所に看板があるので迷わず行ける。12年前は古いトイレだったが、水洗の綺麗なトイレがあって良く整備されている。駐車場に車がなかったので大声で話していたのだが、バイクで来た男性が一人昼寝をしていてひどくビックリしていた。<(_
_)>。そのおじさんに拠ると『2〜3年前に整備された』そうである。 池を一周してみたが、鳥の巣箱があちこちに架けられて自然学校が開かれるようだ。池に居る間に2組のご夫婦が来たが池を見たらすぐに帰った。おっちゃんは、池に蛇がいると長い間見ていた。