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 2〜5日【涸沢カール】

 山に恋するへ


 13日【小女郎ヶ池〜ホッケ山〜権現山】
 連休(11日〜13日)の土日は、おっちゃんが用事があるとの事で最終日の山行となった。

三重嶽頂上
 おっちゃんが用事がある11日(土)に、私は奈良の写真クラブの写友(9月7日に三重嶽の途中までブナ撮影に行ったTさん、山によく行っているNさん)と3人で撮影に行き、念願の“武奈ヶ嶽〜三重嶽”の縦走が出来た。林道に下り、駐車場まで1時間歩くうちに暗くなり熊の糞も見つけるというおまけもついたのだった。(@_@;)

登山口の神社 登山口 7:30
 と言う訳で、何の訳か分らないが・・ (^^ゞ 、権現山へ行く事になった。平の登山口は、車で走っていると時々登山者の姿を見るのだが、何処か分らないし、車を停める所も分らないので、坂下から上がり、平に下りる事にした。バスで行っての縦走は組み易いのだが、車ではちょっと難しいものだ。登山口坂下まで旧道を走ってみて、こちらの方が道路が下り気味なので帰りが楽だと思った。

坂下からは、2002年10月27日に小女郎ヶ池に行っているのだが、たしか権現山にも行って足がふらふらになった・・、でも蓬莱山から白滝山へ行って坊村に下りたような・・、大阪に来てすぐの頃の事なので記憶が曖昧だ。7時30分に出発。橋を渡り、おっちゃんは林道を行こうとするが、私は堰堤に沿って登った記憶があった。

集落 オタカラコウ 小女郎ヶ池への標識
 堰堤の横を登り、坂谷を渡るあたりにはテンニンソウやオタカラコウが咲いている。杉林の中の30分程の登山道は急登だ。

自然林 8:0 杉林の急登 休憩 8:40 リンゴのような実(直径1.5センチ位)
 やがて自然林になり、赤松もあったのでマツタケはないかとウロウロしてみたが見つかる筈がない。自然林のつづら折れの道は丁度良い傾斜で気持ち良く歩けるのだが、杉林になると急登が続く。8時40分に自然林の尾根の所で一服した。リンゴのような小さな実が落ちていて可愛い。

きのこ 小女郎ヶ池 9:35
 今回も栗がたくさん落ちているのだが、ほとんど実は動物に食べられているようだ。鹿のねぐらだろうか、少し掘った後が所々にある。笹が出てきてその間を歩くようになり10分余りで小女郎ヶ池に着いた。9時35分だった。池の周りの道のぬかるんだ所にはおびただしい鹿の足跡がついていた。

 池の向こうに男性が一人休んでいる。登山口に岐阜ナンバーの車があったのだが、その方かな〜と聞いてみるとそうだった。昨日は百里ガ岳だったそうだ。

湧き上がって来るガス お地蔵さん
 その男性は、蓬莱山へ行ってピストンするとの事で、別れた。琵琶湖方面からガスが上がって来た。

ホッケ山(1089m) 10:15リンドウ ツルリンドウ
 waiwai隊は反対側に歩く。10時15分にホッケ山に到着。若者が2人テント装備で休んでいた。どちらに下りるのか聞いてみたら、電車で来ているので蓬莱山から金ピラ峠方面に下りて温泉に入って帰るとの事だった。権現山への途中にはリンドウやフデリンドウがたくさん咲いていた。

権現山(996メートル) 10:40 和邇へ下りる琵琶湖方面
 権現山には10時40分に到着。ここら辺りで、2002年12月30日に小女郎谷を上がって敗退した事や、そのリベンジに2003年5月24日に来て権現山に来た事を思い出し、朝の疑問が解けたのだった。ホッケ山も権現山も笹が枯れてきている。笹の中にゴミが目立って、せっかくの琵琶湖のビューポイントが台無しだ。

平へ下りる杉林の道 林道出合 11:25 国道367出合 11:35
 おにぎりを食べて、10時50分に下山開始。三々五々と登山者が登って来るのに出会う。マウンテンバイクを脇に抱えた若者に、坂下への道の事を聞かれた。「ここよりは不明瞭で急な所がある」とおっちゃんが答えていたが、登山道をマウンテンバイクで走るのは・・・、と思うがどうなんだろう。

 11時25分に林道に下り立った。鯖街道の看板があり、花折峠0.7キロとなっていた。林道を6分歩くと鎖が架かっていて、その向こうが国道367号線だった。カーブした所に2、3台車が停まっている。

旧道に咲いていたアザミ 国道が見える 40分で12:15に登山口に戻る
 国道を横切り旧道を歩く。又、国道に出て平のバス停から少し歩くが狭いうえに車のスピードが出ているので気をつけないといけない。橋を渡った所から旧道に入ると、後はのんびりと歩ける。40分の道路歩きで12時13分に駐車場に着いた。神社の境内をお借りしてコーヒータイムとした。

 てんくう温泉に入湯し、そのまま帰ったらよかったのに・・・、ゆっくりし過ぎて渋滞に巻き込まれ帰り着くまでに3時間もかかってしまった。


 26日【一の森】
山に恋する 
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