9月
14日【岩湧山】
おことわり : 予定では“岩湧山”を経由して“岩湧寺”へ行く予定でしたが、あえなく“岩湧寺”のみになりました。(^^ゞ
13日に新聞を開くと、岩湧寺のシュウカイドウが見頃と載っていた。前からベゴニアが好きでたくさんの品種を育てていた時期もあり、特に自生種のシュウカイドウは好きだった(家ではなかなか育たなかったけど)。撮影に行きたいな〜とネットで調べるも、いまいち行き方がわからない。車だったら簡単に行けそうだが一緒に行ってくれる人をあれこれ思い浮かべるも急な事では無理だし、写友も教室があるし・・。週末は一の森に行く予定なので行けるのは14日しかないし・・、と言うわけで、「大阪周辺の山を歩く」と言うフルカラー特選ガイドに載っている滝畑〜岩湧山〜岩湧寺〜天見駅のコースを1人で行く事に決めた。
河内長野駅から南海バスで滝畑まで行くには9時4分のバスが1本で次は11時台しかない。7時30分の電車に乗って河内長野駅に8時40分に着いた。一番奥にあるバス乗り場に行く手前でハイキング姿の女性の集団がバスを待っていたので、どこへ行くのか聞いてみると「四季彩館まで道路を歩いて行きます、岩湧寺は近いですよ」との事だったので、予定のコース(岩湧山を経由して岩湧寺に行く)では着くのは昼過ぎになるな〜、撮影には遅すぎる・・と思っていたので、計画を変更して一緒に歩かせて貰う事にした。
南青葉台口に9時10分に着き、バス停で待っていたメンバーと合流して9時17分に出発。生活習慣病のコレステロール値を下げる講座を受けた人達で作ったグループで月に一回ハイキングをしているらしい。話をしながらゆったり歩くので、ちょっと後悔したがこのコースを知らなかったし、1時間30分くらいの事だから一緒に歩いた。
だんだんと民家の石垣などにシュウカイドウが咲いて来て、1時間で岩湧山の石碑がある所に着いた。ここから道路幅も狭くなり加賀田川沿いの道の杉林などにも点々とシュウカイドウが咲いてきた。石碑から30分で駐車場があって、いにしえの道が岩湧寺まで続いている。ここで四季彩館に行くグループに御礼を言って別れた。
いにしえの道に入ってすぐに雨乞い地蔵尊があり、水を汲んでいる人がいる。行者の滝を左に見て階段状の木道を10分程登ると、見えてきました〜♪ シュウカイドウの群落が〜 (*^_^*)
画像をクリックすると大きくなります。
新聞に載ったので来たと、カメラマンや見物客が来ている。早朝撮影したカメラマンが早くも踏み荒らした跡があり、マナーは守って欲しいと思いつつ・・、気をつけていたが、茎が弱い花なので・・、少し触って1本折れてしまった。<(_
_)>
敵はカメラマンばかりでなく、花の茂みに入っている男女2人連れは、ミョウガを採っているらしくてビニール袋が一杯になっていた。
ひととおり撮影して本堂のベンチでおにぎりを食べていると、お寺の横の駐車場から来たおじさんが本堂や多宝塔を写して帰ろうとするので「シュウカイドウはそこの夫婦杉の階段の方ですよ」と教えてあげるといたく感謝された。食事後、増えてきたカメラマンや見物客の間を縫って撮影、2時が近づいてきたので帰る事にした。
せめて当初の計画通りに帰りは天見駅へのコースを時間があれば歩こうと思っていたので、道標のある所から天見駅方面に辿った。これが・・、峠越えの道で、交通量が少なく、バイク一台、車三台しか通らなかった。登りばかりの道でこちらの道を来た事を後悔しながら30分余りもくもくと歩き、カタツムリトンネルとか言う変わったトンネルを抜けると、やっと平坦な道になった。
やれやれと思ったのもつかの間・・・、気持ち悪いな〜と思った予感通り、向こうからへんな人が〜 (@_@;) 、こちらには頑丈な三脚(1人で歩く時はステッキは必携だわ)がある!!見ないように端に寄ってすれ違った。道は下り道になって、民家が出て来て「不審者を見かけたら迷わず通報しましょう」の看板があちこちに立てられている。あの天見駅への道標の近くにあったら、来なかったんだけど・・。農作業のおじさんが三脚を見て撮影ですかと声をかけてくれたので、変な人の事を言うと、防犯係をやっているので届けておきますとの事だった。
道標から1時間5分で天見駅に着いた。天見駅は無人駅なのに急行が停まり(急行も各駅停車になっている区間なのかも・・)、思ったより早く帰る事が出来た。
16日〜18日【一の森】
「山に恋する」’06一の森(U)へ
24日【堂満岳】
週末は雨マークとなっていた天気予報は、いつの間にやら晴れマークに変わっている。相変わらず前日でも登る山が決まらないが比良山系とだけは決めて、5時に目覚まし時計をセットして寝た。結局寝過ごしていつもの6時に起床。湖西道路を走るまでには決めようと出発した。
湖西道路は無料になってから交通量が増えている。結局、私の体力に合わせて“堂満岳”に決まった。登山口を9時10分に出発。堂満東稜道は2002年8月25日、2003年1月18日に下り、登りは去年12月10日と今回で二回目になる。去年は冬道だったので夏道はどうだろうと歩き出した。
JR比良駅からの道と別荘地で出合い、山道に入る。9時45分にノタノホリに着き休んでいると単独のおじさまが登って来て池の周りを散策している。
掘割になった登山道を登ると開けた所からは琵琶湖が見え風が気持ちいい。又、掘割の道になるが今度は細くて「ここは小錦は通れんな〜」といつもの会話になる。
登山道が沢に交わる所で、もう1人おじさまが沢の方の道から現れた。先行の4人のグループは、服装や装備が新しいので初心者なのだろうか、あえぎながら登っていてよけてくれたので追い越した。急登をジグザグに登ると風が吹き渡る平らな所に着き一息入れた。
おじさまが登ってきて、「登山に良い季節になりましたね」と言いながら休まず登って行かれた。ここから少し行くと前方にピークが見えるが騙されちゃ〜いけない、このコースは何度かピークが現れるのだ。旧登山道が崩れている所からは、蓬莱山が見える。頂上が近づいて来ると、登山道と冬にショートカットで付けられた跡が判然としなくなり、いっそう疲れる。木を掴んだりして登るようになり、シャクナゲが現れると頂上が近い。11時25分に頂上に着くと4人の男性が休んでいて腰掛ける場所を譲ってくれた。
おにぎりを食べていると、元気な女性が、その後を登りは苦手だと男性が登って来た。打見山まで縦走してゴンドラで下山するそうだ。休んでいた4人のうちの3人は正面谷から来て東稜を下りるそうだ。もう1人が「僕も縦走しますお先に」と言って下りて行った。
おっちゃんと「車だと縦走は出来んね〜」と言いながら、東レ新道を金糞峠まで下りる途中、いつもの場所で奇岩を撮る。12時10分に金糞峠に着くと、いつ休むんだろうと思っていた先行のおじさまが琵琶湖の見える場所で昼食をとっていた。単独の人の中には、とりつくしまのない方がいるが、このおじさまのように1人静かに過ごしたいとの思いだが、挨拶と少しの言葉で人を不愉快にさせないたたずまいは素敵だと思った。コーヒーをたてて飲んでいると、おじさまは北比良峠へと向かわれた。
12時30分、正面谷を下りるが、いつもと感じが違う。いままで正面谷を登る(2003年1月18日、2003年12月23日)のも、下りる(2002年12月15日、2005年12月10日)のも冬季の雪がある時ばっかりだったのだ。トレースがある所以外は雪に覆われていて、こんなに岩がゴロゴロ(青ガレと呼ばれるはず)しているようには見えなかった。冬の方が歩き易い。
おっちゃんに最近彩りのないhpになっているので花も写してねと言うも「コンパクトデジカメだし、どうせぼけているからな〜」と撮影に力が入ってない。ほんと、まともに写っていたのは、アキチョウジとシギンカラマツだけだった。ここでも、花が少ないのは鹿の食害だろうか茎だけになっている花が多い。
大山口を過ぎ、園地に来ると家族連れのアウトドアライフの焼肉の匂いが漂ってきた。お決まりの温泉は比良トピアだ。公営から最近民営になったそうで、休憩所で軽い食事も出来るようになっていた。3時過ぎだったので、渋滞に巻き込まれず帰れた。