さいたま市浦和、北浦和のつくし鍼灸マッサージ院の美容鍼

美容電気鍼について

こんにちは、さいたま市浦和,北浦和のつくし鍼灸マッサージ院です。たまにお問い合わせを頂く項目の一つに電気鍼(美容鍼)はされていますか?

という事を聞かれます。

電気鍼はごく微量の電気を流す事により継続的に機械的な刺激を皮膚や筋肉に与えて反応を起こします。

美容鍼でしたら筋肉の収縮によって筋緊張が和らぎ、血液の流れがよくなって浮腫み改善などが期待できます。

これらは別に電気を使用しなくても鍼を置いておく事によっても同じ反応が起きます。

これは私の個人的な意見ですが、低周波電気を使う事によって時間短縮できるというイメージです。

肩こりや腰痛などの保険治療で限られた時間で効果を出したい場合は僕も使うと思いますし、昔は使用していました。

ただ、これが美容鍼になると使うのを躊躇してしまいます。

一つは内出血でもう一つは切鍼(鍼が折れてしまう危険がある)です。

内出血に関しては普通の美容鍼でもありますが、そのリスクが上がってしまいますが、これだけだったらまだやっていたかもしれません

もうひとつの切鍼については私が鍼灸の学生だった頃に授業で先生の言っていたひと言が頭の中に残っていたのです。

それは「パルス通電(電気鍼)をする時は鍼の太さは最低でも0.20mm(3番)の鍼を用いる事。」という事でした。

これは鍼灸の関係者でなければ分からないと思うのですが、鍼には色々な太さや長さがあり、当院では1番太い鍼で0.3mm、1番細い鍼で美容鍼に使用する0.12mmを使用しています。

電気を通すにはある程度の太さである程度の深さまで入れなければチリチリした痛みになるので顔で0.2mmの鍼を刺すのは結構痛いと思います。

それなので当院ではこの鍼を用いた鍼での通電はしません。

最近はインスタグラムで使用している鍼が分かるので見てみると電気を流す鍼でも0.14mmや0.16mmで通電されている鍼灸院が多くて驚きました。

なぜ細い鍼を使ってはいけないかというのを書いていませんでしたね。

それは鍼を流す事によって金属が腐食して(金属疲労を起こして)折れてしまう可能性があるからです。

ただ、これにはステンレス鍼を使う事、ディスポ鍼(使い捨ての鍼)を使う事、そして上にも書いてあるように0.2mm以上の鍼を使う事、また、電気の出力を上げすぎない事や長時間電気を流しっぱなしにしない事などによって回避できます。

他院の美容鍼に関しても美容鍼はほぼ100%ディスポ鍼を使っていますし、ステンレス以外の鍼を使用している所は聞いた事ありません。

となると単回使用だったらもう少し細い鍼でも大丈夫なのかな?と思うのですが、この手の研究をされている論文とかを見た事がないので正直よく分かりません。

ただ、色々な電気鍼をする機械(パルス)の説明書を見ると鍼電極使用時の注意として材質はステンレス鍼で鍼の直径は0.20mm以上の鍼を使用してください。という風にどこの会社の製品にも書いてあります。

恐らく、何か起こっても自己責任という事なんだと思います。

これを見た時に時間がかかってもいいから安全に施術した方がいいという結論に達しました。(当たり前の事なのですが・・・・)電気を使わないのであれば鍼が折れる事はありませんので安心してください。

つくし鍼灸マッサージ院では目的の筋肉に鍼を刺し、筋肉が緩むように鍼を長い時間置いておく事によって効果を出していきます。

非常にマイナスなイメージのある事なので書こうかどうか迷ったのですが、安全に美容鍼を受けて頂くためにとても大切な事だと思ったので思い切って掲載しました。

ただ、個人的な見解ですのでその点はご了承ください。

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