顕微鏡写真集18
1−1位置図 1−2地形地質概要 1−3偏光顕微鏡写真集 1-4《まとめ》.岩石写真とその特徴1 1−5《まとめ》岩石写真とその特徴2 1-6調査結果のまとめと考察 (参考)岩石区分図

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岩石No.36(992709)-砂岩
10×オープン 10×クロス
25×オープン 25×クロス
(肉眼観察)灰色。0.1〜0.5mm程度の粗粒な砂粒よりなる。等粒状。円摩されている。やや空隙あり。
(顕微鏡観察)0.1〜1mm程度の岩片や独立した結晶粒の集まりからなる。岩片は細粒の結晶の集合である。岩片と結晶粒の比は2:1ぐらいか。独立した結晶粒はほとんどが石英であり、そのほか少しの斜長石やカリ長石と思われる結晶からなる。形は崩れた長方形が多いが、丸いものもある。岩片や結晶粒の間は明瞭でないが、上の25×写真のように隠微晶質な結晶からなっているようである。つまり砂岩も結晶粒の集まりということなのだろうか。写真上の中央部はやや大きめの結晶の集合からなる岩片と思われる。その周りには右上には石英の独立した結晶粒。右下や左下は細粒の結晶からなる岩片と思われる。下の写真は隠微晶質の基質部分の写真。
採取岩石の写真 (推定岩石名)砂岩


岩石No.37(992202)-礫岩

採取岩石の写真 (推定岩石名)礫岩


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