唐辛子にニンニクを加え、木酢液に浸けて忌避効果と殺虫効果を期待する害虫対策です。
害虫忌避効果、アブラムシやハダニなど害虫全般に効果がある。
完全な殺虫効果はなく、忌避効果が高いようです。
■木酢液:500ml(原液)
■乾燥トウガラシ(タカの爪)50g
■ニンニク:50g
トウガラシは辛い方がいいので赤くなる直前の生の鷹の爪がベストですが、生を浸けるタイミングが取れないので乾燥したトウガラシを使用します。
トウガラシは比率で木酢液:唐辛子を10対1の割合にします。ニンニクも木酢液10に対して1の割合にします。
トウガラシは2つにして、種もヘタも一緒にし、ニンニクは細かく刻んですりつぶし、3ヶ月(生の唐辛子では2ヶ月)つけ込みます。
ストッキングにおもりと一緒に入れると、後で取り除くときに便利ですよ。
乾燥トウガラシなので3ヶ月おいておくとトウガラシ木酢エキスの完成です。
300〜500倍に希釈し散布します。害虫が発生しやすい時期は、定期散布の木酢液の代わりに10日おきに散布します。
------- 「自然農薬のつくり方と使い方」 農文協 96ページより抜粋 -------
自然農薬における、家庭菜園での病害虫対策です。