この菜園で使っている木酢液の発芽試験です。紙コップを11個、1つは水を、希釈倍率を変えて2種類の木酢液をテストしてみました。
コップ:11個(容量100ml)
天然綿:カット綿
種 :小松菜
コップの中はクシャクシャにした紙です。綿の台にしています。
左から原液を、1,000倍、800倍、400倍、200倍、100倍に希釈した液を綿に染み込ませ、種を浸しておく。(4月13日)
(A)上の段のコップは、この菜園で使用している木酢液です。
(B)下の段のコップの木酢液は近くのホームセンターで買ってきた5倍希釈という木酢液です。
(水)下の一個は水です。
1週間後の4月21日、AとBの希釈倍率に差が現れました。
(A)100倍、200倍では芽がでません。400倍では少し芽が出ていますので、この木酢液は400倍以上で発芽促進効果の濃度ということです。
800倍、1000倍で芽が出ました。
(B)各希釈に関わらず芽がでています。この液は酢酸を添加しているで使えません。
(水)水には当然、芽が出ています。
1,000倍でも芽が出ない木酢液があるので、注意しましょう。
グループA | グループB | |
100倍
全く発芽しません。
普通に発芽してきました |
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200倍
全く発芽しません。
普通に発芽しています |
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400倍
いくつか発芽しています
殆ど発芽しています |
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800倍
殆ど発芽してきました
普通に発芽しました |
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1000倍
殆ど発芽しました
普通に発芽していますね |
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水
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自然農薬における、家庭菜園での病害虫対策です。