進行状況

「これから論文を書く若者のために」
出版後の進行状況

8/31 (月) の進歩　お帰り
バラモンが帰ってきた。八甲田で長らく調査をしていたのだ。充実していた模様である。お疲れ様！そして、豪華な食生活との惜別に乾杯。データをきっちり解析しておくれ。それと論文の改訂もね。

午後は、もっちーの調査についていった。開放花が綺麗なり。閉鎖花と比べ、その投資量の違いにも驚く。誘引にこんなに投資しているのに自殖をしてしまってはまったく割に合わない。自殖するなら始めから閉鎖花だと強く思うのであった。

ああ世知辛い世の中だ。暗くなる。

8/30 (日) の進歩　強引に庭仕事
今日も雨である。止む気配無し。しかし庭仕事がしたい。濡れた芝を刈るのは無理であるが、出来ることもあろう。そう決意し、ベガルタのポンチョを着て庭に降り立った。まずは芝生の種子蒔きである。芝が衰退し、かわりにコケが進出している一帯があるので、そこを補修するのだ。この部分は木陰なので慢性的に加湿状態である。水やりを控えればよいことはわかっているのだけれど、ついつい水を撒きすぎてしまう。などと考えつつ、まずはコケを剥いでいった。次いで、種子を蒔いて砂を被せていった。今度こそ定着するようにね。その後、芝生全体に肥料をやった。夏の間は控えていたので、久々のごはんである。ちゃんと食べて立派に育つように。

この週末も豪華な夕食なり。まずは、枝豆と定義の三角油揚げを頂いた。次いで、丸茄子のしぎ焼きをした。大変美味であった。その次にウッドデッキ上で、藁を燃やして鰹の叩きを作った。そして熱々を頂く。これまた最高。ここでかなり満腹となった。しかし鱧もあるわけよ。葛粉を打って熱湯に落とし牡丹を咲かせる。牡丹鱧のお椀なり。実は本鮪大トロもあったのだが、牡丹鱧で投了。大トロは後日だ。
　という風に、一品ごとに、作っては頂いくということをしていった。やはり、作りたてを味わうのが良いよね。

8/29 (土) の進歩　悪夢の敗戦
ベガルタ仙台0-1アルビレックス新潟。後半追加時間、最後のプレーで失点。

試合は夜から。午前中は、雨の中、ベガルタ仙台レディース対ベガルタU15の練習試合を見に行った。レディースはなぜか、下小鶴コーチと通訳が選手として出場していた。そして前後半とも、控え組が出ていた。明日も練習試合が組まれているので、主力は明日出場と思われる。
　その後、レディースジュニアユースの公式戦が行われた。せっかくだから見ることにした。相手のミスを拾って2得点。それにしても選手達、得点が入ってもあまり嬉しそうにしない。大人の選手の大はしゃぎの喜び方に比べると、大人なのかなと思ったりするのであった。

朝からずっと雨である。庭仕事をしたいのに。とくに、伸びきった芝を刈ってすっきりしたいのに。土日の雨にうらみ節なり。

夕刻、ユアテックスタジアム仙台へと向かった。新潟のサポの数がすごかった。浦和並みだった。しかし試合の方は、仙台が支配気味であった。ところが点を取れない。決定力の無さが響いた。そして後半14分、新潟FW山崎に裏に抜け出されそうになったDF上本が、露骨に引っ張って倒してしまった。これで一発退場。まったく。もっとさりげなく倒せばイエローで済んだだろう。これで流れが変わった。攻め込む新潟と、守りつつ逆襲を狙う仙台。どちらも譲らぬ白熱の攻防が続き、後半追加時間に突入した。もう最後というときに不用意にコーナーキックを与えてしまった。そこから決められて悪夢の敗戦。絶対に勝たなくてはいけない試合を落とした。
　本日の反省部屋は上本に尽きる。新潟の柳下監督も認める、仙台が勝つ試合だったのに。あの軽率な行為でがらりと変わってしまった。
　負けてしまったものはしょうがない。内容は良かった。次から連勝して、残留争いから一刻も早く脱出しよう。

8/28 (金) の進歩　明日は新潟戦
ベガルタ仙台は明日、ユアテックスタジアム仙台にアルビレックス新潟を迎え撃つ(19時試合開始)。残留を争うクラブ同士の直接対決である。だから絶対に勝たないといけない。負傷していたFWウィルソンやDF渡部も戻って来るであろう。総力戦で戦い、必ずや勝ち点3を取るべし！

午前中はもっちーの調査について行った。調査を終えて帰路の車中で10時の時報が。第一関門の発表の時間である。研究室に戻ったらネットで確認だ。もっちーはもちろん私もどきどきしながら研究室に戻った。研究室に着き、私はとりあえず自分の居室に入った。頃合いを見てもっちーの所に行ってみると ………。「あ、これから見ます」であった。案外余裕であるな。数分後、軽い駆け足が向かってくるのが聞こえた。おめでとう、おめでとう！第一関門突破！

昨日も、あんが窓際で出迎えてくれることを期待して帰宅した(昨日の進歩参照)。ところが窓際にはいなった。室内に入れば突進してくるか。しかし静まりかえったままであった。「あんっ」と呼びながら居間を歩む。階段を駆け下りてくるかと思いきや足音なし。居間に入ると、クッションの上に座ったままこちらに顔を向けた。そしてようやく駆け寄って来た。がっくり。寝てて気づかなかったという可能性はない。おやつを持って「あんっ」と呼ぶと、ダッシュで降りてくることと整合性がとれない。

新しい研究計画について悶々とした。ほんと悶々。ついつい逃避に耽ったりしながら、遅々として進んでいった。

8/27 (木) の進歩　あん放牧中
夏のお留守番は書斎で過ごすあんである。電気代節約のため、我が家で一番狭い部屋に入れておき、冷房をかけておくのだ。本犬も書斎をすっかり気に入り、朝食とトイレを済ますと勝手に書斎に入っていく。
　肌寒くなったこの頃も書斎に入っていく。しかしもう冷房はいらない。となると、書斎の扉を閉めておく必要もない。そこで昨日から、あん生誕以来初の試みを始めている。屋内完全放牧である。書斎の扉も開け放ち、自由に出入りできるようにしているのだ。書斎で過ごすもよし、居間に降りて、お散歩の犬と窓越しに闘うもよしである。昨日の帰宅時は、車の音に反応したのか、玄関が見える窓際にやってきて私を迎えてくれた。そして、居間に入ったら飛び付いてくれた。たいへん可愛くてよかった。今日も楽しみなり。一方、お散歩犬との闘争の痕がないことも祈る。<--- 外をお散歩犬が通ると、居間の絨毯に激しく食いついて攻撃する。何で絨毯を噛むんだよう。

午前中は、かえちゃん・もっちーの調査について行った。二人して青葉山調査である。思ったよりも個体数が多くてほっとした。
　天気が心配だったけれど、かえちゃんの調査中は大丈夫だった。もっちーの調査場所に移動したら降ってきた。「望月か、降ってやろう」てな感じだったと思う。

ベガルタ仙台のGK六反が日本代表に選ばれた。ワールドカップ予選を戦うメンバー入りである。すごい、頑張れ！

8/26 (水) の進歩　ちの来室
「とんとん」と、居室のドアをノックする音が聞こえた。「はい」と振り返るも、なかなか入って来ない。こんな慎ましい学生いたかと考えるも、全員が不適合であった。と、「たいへんご無沙汰しています」とようやく入ってきたその姿は、ちのではないか！なんと！修了して以来である。みっちーと同期という大先輩だ。懐かしい。手土産のバームクーヘンを頂きながら、セミナー室でじっくりと語り合った。昨年結婚したこと、ずっと神奈川にいること、予備校でずっと教鞭を執っていること、高校生物の教育事情などなど、色々な話を聴かせてくれた。元気そうだった。そして、あの頃のちのそのままだった。いやー、久しぶりに会えて嬉しかった。またいつでも遊びに来て頂戴！それと、連絡頂戴！

かたや富山の大先輩のしんすけからは、美味しい美味しい梨が送られてきた。いつもありがとう。皆で喜んで頂いている！

「これから学会発表する若者のために：ポスターと口頭のプレゼン技術」の語句の修正をようやく終えた。難解な局面が続き、投了しようかと思った。しかしなんとかやりきった。
　イントロの骨子を、「取り組む問題」ではなく「どういう問題に取り組むのか」にした昔の自分が理解できた気がする。取り組む問題の示し方が、タイトルとイントロとでは異なるのだ。タイトルでは、取り組む問題をただ明示すればよい。たとえば、「なぜ、ベガルタ仙台は強いのか」の一文でよい。この場合、「タイトルに入れること：取り組む問題」という説明の方が直截でよい。「タイトルに入れること：どういう問題に取り組むのか」という説明はちょっとまどろっこしい。これに対してイントロは、文章で語りかけるものだ。となると、

「前提にすること」
「取り組む問題」
「取り組む理由」
「着眼点」
「やること」

という骨子よりも、

「何を前にして」
「どういう問題に取り組むのか」
「取り組む理由は」
「どういう着眼で」
「何をやるのか」

という骨子の方がイメージが浮かびやすい気がするのだ。あくまでも気持ちの問題かもしれないが。

8/25 (火) の進歩　悩む
今日から本格的に、「これから学会発表する若者のために：ポスターと口頭のプレゼン技術」の語句の修正に取り組んだ(昨日の進歩参照)。軽くちゃっちゃと済むと思ったのであるが、実は極めて難解であった。

「何を前にして」
「どういう問題に取り組むのか」
「取り組む理由は」
「どういう着眼で」
「何をやるのか」

というイントロの五つの骨子を説明したい。はたして、すべての場面において、この骨子通りの言葉を使うべきなのか。たとえば、「どういう問題に取り組むのか」＝「取り組む問題」である。「どういう問題に取り組むのか」と言わずに「取り組む問題」と言う方が早い場面が多いように思う。かたや、「どういう問題に取り組むのか」と正確に書く方がわかりやすい場面もある。どう使い分けるべきか。一場面一場面、どちらが良いのか考えていった。しかし難しい。どちらでも良いのではなく、どちらかが良いはずである。しかしどちらが良いのか。困り果て、みっちーやちろちゃんにも相談した。おかげでかなりすっきりした。ありがとう。
　なぜ始めから、上記の骨子を、「どういう問題に取り組むのか」ではなく「取り組む問題」にしなかったのか自分と問い詰めたい。

ちろちゃんの論文にコメント。考察頑張れ！

8/24 (月) の進歩　「これ学」6回目の重版
「これから学会発表する若者のために：ポスターと口頭のプレゼン技術」の6回目の重版が決まった。1500部刷り、累計1,9000部の出来となる。お買い上げ、誠にありがとうございます。
　重版にあたって、語句の修正を行う。イントロの5つの骨子の内の「どうして取り組むのか」を、「取り組む理由は」に変えるのだ。「これから論文を書く若者のために：究極の大改訂版」において同様の変更を行ったので、それに合わせるためである。
　ちなみに、イントロの骨子は以下のように変わってきている。

これから論文を書く若者のために：日本生態学会関東地区会会報掲載(1994年)
「何をやるのか」「どうしてやるのか」を明確にと説明。
※骨子はなし。

イントロダクションのこつ - イントロ折り紙に挑戦 -(1998 年ウェブで公開)
「どういう現象を見て」
「なぜその現象が問題なのか」
「どういう着眼で」
起点「何をやったか」
※骨子登場

これから論文を書く若者のために：初版(2002年)
「どういう現象を見て」
「なぜその現象が問題なのか」
「どういう着眼で」
起点「何をやるのか」
※「何をやったのか」を「何をやるのか」に変更。現在形か過去形かに悩んだものと思われる。

これからレポート卒論を書く若者のために(2007年)
「何を前にして」
「どういう問題に取り組むのか」
「どうして取り組むのか」
「どういう着眼で」
「何をやるのか」
＊5つに増殖。「どういう問題に取り組むのか」が出現した。取り組む問題が骨子になかったとはちょっと驚きなり。以下のように骨子名も変わった。
「どういう現象を見て」--->「何を前にして」
「なぜその現象が問題なのか」--->「どうして取り組むのか」

「これから学会発表する若者のために：ポスターと口頭のプレゼン技術」(2008年)
「これから研究を始める高校生と指導教員のために：研究の進め方・論文の書き方・口頭とポスター発表の仕方」(2013年)
※骨子に変化なし。

「これから論文を書く若者のために：究極の大改訂版」(2015年)
「何を前にして」
「どういう問題に取り組むのか」
「取り組む理由は」
「どういう着眼で」
「何をやるのか」
※「どうして取り組むのか」を「取り組む理由は」に変更。序論では、何をやるのか、どうしてやるのかを説明する。「どうしてやるのか」を説明するのが、「何を前にして」「どういう問題に取り組むのか」「どうして取り組むのか」「どういう着眼で」の4つであった。ところがこれだと、「どうしてやるのか」の説明の中に「どうして取り組むのか」が入っており、「どうして」重なりで区別を付けにくいとの指摘を受けた。そこで、「どうして取り組むのか」を「取り組む理由は」に変えた。

8/23 (日) の進歩　涼しい
仙台に戻った。涼しい。最高気温は24度であったとか。30度の世界とは全然違う。極楽である。
　帰宅後しばし休息。その後、意を決して終日のお弁当のおかず作りをした。今日やっておかないとね。終了後は、シャワーをすかっと浴び、お好み焼きで慰労をした。手の込んだ料理をする気が起きなかったので、お好み焼きなり。しかしどうも、粉っぽくて美味しくなかった。

8/22 (土) の進歩　進化学会で講演
「進化の見方・見せ方を考える－進化研究者の伝えたいこと、進化研究者が求められていること」という企画の中で、「これから研究を始める高校生と指導教員のために」という講演を行う。会場で、企画者の加藤さんにご挨拶。席について後ろを振り返ると、「おおっ」というお方を見つけてしまった。お忍びとのことなのでイニシャルも伏せておく。お休みなのにわざわざ聴きに来て下さったらしい。どうもありがとう！というわけで、中井先生・山崎先生という二人の高校の先生のお話をまずは聴いた。高校でいかに進化を教えるのか。現場の方々のお話には迫力があった。その後私が話をした。講演時間20分だったのだけれど、まさに20分ぴったりに終わり、自分の能力に感動した。ちなみに、会場係が、私が知っている方のご子息であった。ちょっと吃驚。
　午後には、高校生のポスター発表がある。拙著(これから研究を始める高校生と指導教員のために)を抱えて会場に行った。ざっと見て回ったところ、「これから研究を始める高校生と指導教員のために」は相変わらず浸透していないようであった。ところが！安田学園中等学校高等学校の発表2件は、拙著を参考にして下さっていた。非常にわかりやすい。そしてもちろん、内容も素晴らしかった。安田学園のみなさん、どうもありがとうございます。他の高校に関しては、拙著の徹底普及に努めた。説明を聴いた後に拙著を出し、写メなりメモなりをして貰った。拙著が、課題研究をする上で必読という自信はある。かたや、黙っていては知られずに終わってしまうことも、身をもって体験中である。だから、恥じらうことなく積極的に普及をはかることにしたのだ。

実は今日の夜、高校の同窓会がある。進化学会を終え、会場のホテルメトロポリタンに行った。宴会の案内板に、「井草高校37回同期会」とあったので、その部屋に入っていった。しかし、見覚えのある顔がいない。まあ、卒業してだいぶ経っているからと思い、しばしその場にいた。やがて気づいた。私の同期会(井草高校32回)は別の部屋で行われていた。同じ高校の同期会があったとは。正しい方に移動すると、知った顔がたくさんいた。かくして、懐かしくも楽しい時間を過ごしたのであった。

ベガルタ仙台1-3浦和レッズ。元仙台の武藤に決められたらしい。すっかり、武藤の引き立て役になってしまった。

8/21 (金) の進歩　進化学会へ
今日から、進化学会参加のために出張する。朝一番であんをドックハウス花さんに預け、中央大学へと向かった。仙台は肌寒かったのに、東京は相変わらず暑い。おまけに、学会受付が見つからずに余計に歩いてしまった。
　ちらっとポスター発表を見た後、シンポジウムを聴いた。適応に関わる遺伝子が同定されつつある。すごい。しばし前の時代には想像できなかったことだ。これからは、適応遺伝子を直接扱う時代となるのか。その一方、適応遺伝子が同定できたとして、次に何をすべきなのかが大切だろう。本当の勝者は、適応遺伝子を見つけた人ではなく、それを扱って新しい研究をした人と思う。私でないことは断言できる！

夜は、本格的な炭火焼き鳥を頂いた。焼き台のすぐそばに座り、プロの手つきも堪能した。生まれて初めて「ちょうちん」を頂いてしまった。ちなみに、産んでしまったら卵、産む前がちょうちんである。

8/20 (木) の進歩　気持ち良い
今日は涼しい。雨も降っていない。そんなお天気の中、もっちーの調査に付いていった。このところ、雨模様の中でばかり調査していた。そのため調査地も、あまり気持ちの良くない場所となっていた。ところが今日は違った。むしろ気持ち良かった。濡れていないと全然印象が違うんだ。
　キツリフネの開放花も見た。これまでは閉鎖花しか見ていなかったので、なんとも鮮烈であった。こんなに綺麗なんだと感動してしまった。

かえちゃんが、今後の方針の相談に来た。うん、良いと思うよ。頑張って頂戴！

科研費の申請課題を練るため文献検索にふけった。アブストラクトをひたすら読みまくり。申請課題とは関係ないけれど面白そうなものも、ついつい読んでしまう。寄り道をしながらじわじわと進めていった。

日本進化学会に参加するため明日から出張する。22日には、「進化の見方・見せ方を考える－進化研究者の伝えたいこと、進化研究者が求められていること」という企画の中で、「これから研究を始める高校生と指導教員のために」という講演を行う。仙台に戻るのは23日の夜の予定である。

8/19 (水) の進歩　生態学会のアルバイト
来年の3/20-24に、仙台の国際センターにおいて日本生態学会が行われる。すでにウェブページも出来ている。地元大会なので、実行委員の一人として運営に携わる。生態学の最先端の研究を聴くことが出来るので、ぜひ参加して下され。
　いや、本日言いたいのはそれではない。アルバイトを募集するので、ぜひ応募して下され。こちらが、とりあえず本日言いたいことである。実をいうと私は、アルバイトを差配する係りなのだ。集まってくれるのかと、今から胃を痛めている。お金を扱うことも心配だ。昨夜なんて、その昔に某会の会計をしたときに、金額が全然合わずに焦った夢を見てしまった。三月は卒業・進学の季節。卒業旅行とか、自分探しの旅とか、仙台を綺麗さっぱり忘れ去る旅立ちとか、さまざまに羽ばたいて誰もいなくなっていたらどうしよう。仙台および近郊の学生さん、羽ばたくのは3/25以降に！生態学会のときは空けておいて頂戴。

朝、調査へと向かうイタポン・かえちゃんと遭遇。ほんに、毎日よく頑張っている！スズメバチに気をつけて。

脳科学者への道を進んだ。私担当の文章を書き上げた。これにて一段落である。

8/18 (火) の進歩　気合いが大切
今日は久しぶりに、かえちゃんの調査に付いていった。大雨一過で快晴。秋の青空に変わっている気がした。そんな空の下、調査地へと歩いて行った。さすがに日向は暑い。1カ所目での調査を終え実験圃場での調査に行った。なんと、スズメバチが集まっている木の側にサンプル個体があるという。それは大変危険である。そこで私が、スズメバチ撃退スプレーを持って護衛した。かえちゃんは、一瞬の気合いで測定し、ぱっと離れたのであった。そういえば数日前の調査で、もっちーも、一瞬の気合いで測定していた。ただしこちらは、測定部位に芋虫がいたという理由であった。可哀想にもっちーは、測り直しを命ぜられてしまいました。

研究室に戻り、ちろちゃんの論文にコメントをした。今日も考察にコメントなり。

脳科学者への道を突き進んだ。Mathematicaに計算を実行させつつ、シミュレーションの方法の説明を書いていった。文章の方はだいぶ形になった。

8/17 (月) の進歩　肌寒い
夏の暑さと口内炎の痛さとには共通点がある。その時は嫌で嫌で堪らないけれど、過ぎ去ってみるとちょっと懐かしく思う点である。かくして本日は肌寒いくらいだ。つい先日まで暑さで死にそうだったのに、うって変わった気候である。でも、このまま秋になってよいからね。

午前中は、もっちーの調査に付いていった。雨模様であったが、調査中はあまり降らなかった。そして、終わったとたんにざあーっとなった。大変よい子である。
　研究室に戻ってしばらくすると、ちろちゃんから論文が届いた。いよいよ考察である。今日は、考察の構成について議論した。
　しばしして今度はバラモンから、投稿中の論文がmajor revisionで戻ってきたとの報せが。ぱっと見、そんなに厳しいコメントはないようだ。よかった！調査中で大変だけれど頑張って改訂しておくれ。それにしても、英語が悪いとまたしても言われてしまった。某英文校閲業者に見て貰ったというのに。責任取れ！

今月22日に、日本進化学会において講演を行う。「進化の見方・見せ方を考える－進化研究者の伝えたいこと、進化研究者が求められていること」という企画の中で話をするのだ。この企画は、高校における進化学の教育をいかに行うべきかというものである。この中で私は、「これから研究を始める高校生と指導教員のために」という話をする。進化の話をするわけではない。高校生・指導教員を念頭に、研究の意義づけを訴えることの大切さを話すのだ。その日の午後に高校生のポスター発表があるので、高校の方々の参加もあるであろう。こうした方々に是非とも聴いて頂きたい話である。というわけで本日は講演の準備をした。

8/16 (日) の進歩　庭仕事の一日
天気予報で、今年の夏は今日でお終いと言っていた。明日からは雨模様が続くという。ならばと、庭仕事をしまくることにした。
　まずは芝刈り。7月下旬から刈らずに放置していた。草丈を長くすることで、夏越しの体力をつけさせるためである。夏が終わったのなら刈ってよいであろう。というわけで、草刈り機の設定の一番高い刈り高で刈った。すっきりしていよい。それにしても、芝の生育が悪い一帯をどうにかしたい。
　次に雑草取りをした。雑草には呆れるばかりである。とってもとっても出てくる。何が目的かと問い詰めたい。
　その後、隣の空き地の草刈りをした。管理放棄されているので、高さ2m位の草むらになっているのだ。我が家の庭を隠すし、駐車場(隣地沿いにある)の出入りの時に邪魔である。我が家沿い2mほどを鎌で刈ってやった。と書くと簡単だが、大変な作業だった。疲れ切った。
　最後は、疲れた身体に鞭を打つようにして、薔薇の花がら取りをした。今年の夏はなんか、花をじっくり見なかった気がする。花がらだけ取るのは損した気分なり。

疲れ切った身体で料理。その後すかーっとシャワーを浴びた。ああ、生き返る。
　晩酌をとりながら、ベガルタ仙台対鹿島アントラーズの試合をCSで応援した。今夜のおかずはこれ。

トマト入りのすき焼きなり。昨日のテレビで、料理研究家の大原千鶴さんが紹介していた品だ。せっかくだから神戸方面にも味わって貰おうと、写メを取ったりメールを送ったりしていたら、その間に仙台が先制していた。ちゃんと見ていなかった。その後も、GK六反からのボールを2タッチで決めてしまった。2-0なり。このまま前半を終えることが出来ていたら、勝ち点は取れていただろう。しかし、前半のうちに2-1にされてしまった。後半は防戦一方。失点は時間の問題という感じだった。結局、2-3で逆転負けしてしまった。せめて勝ち点1を取りたかった。
　トマト入りのすき焼きは今ひとつだった。本日の敗因はトマトにあるとしよう。

8/15 (土) の進歩　敗戦の日
戦争に負けてから70年か。時代はどんどん逆行している。学習能力なし。

午前中は、もっちーと一緒にギボウシの調査に行った。こちらは簡単な作業なので30分ほどで終わった。
　その後ささっと街に出た。料理用のボウルを買うのであった。ボウルなど、ホームセンターやスーパーでも売っていると舐めてはいけない。しっくりくるボウルがなかなかないのだ。妙に深かったり、妙に浅かったり、無意味にお洒落だったり、卵も割れぬ柔らかさだったりと、ここ数年、理想(というより原点)のボウルを探し求める毎日であった。昔ながらのボウルが一番良い。街のあの店ならあるだろうと思い立ち出かけてみた。あった。これぞ原点のボウルである。

今日の昼に、ベガルタ仙台レディース対アルビレックス新潟レディースの練習試合が仙台の練習場で行われる。街からの帰りにまる讃で昼食を頂いた後、試合を見に行った。久しぶりの青空である。直射日光が暑い。立ってみているだけでも暑いのに試合をするのだから、選手ってすごいね。試合の方は1-1の引き分けであった。わざわざ新潟から駆けつけたサポのいたようで感心した。

8/14 (金) の進歩　ダブル＝ブラインドは擬態か？
昨日も書いたように、ダブル＝ブラインドとは、著者にもレフリーにも誰だかを知らせずに論文を審査する制度のことである。著者を知ってしまうと、レフリーが偏見を持ってしまうかもしれない。それを避けるための制度だ。これにより、有名人の論文も非有名人の論文も平等に審査して貰える。しかし一方、こんな効果もあるのではないか？「これは誰の論文だろう」と思ったレフリーに、「ひょっとしてあの有名人の？」という思いがよぎったとする。だとするとリジェクトしにくい。おかげで、非有名人の論文が通ってしまうという効果である。著者名を隠すことによる論文の擬態といえる。

今日の午前中ももっちーの調査に付いていった。雨が降りそうな空模様ではあったが、降らずにもってくれた。
　研究室に戻り、ちろちゃんの論文にコメントした。イントロもほぼ完成なり！

採点作業。「種の存続は生物の本能」という考えは間違いと、講義1回分を使って説明したのに！なんでこうも、「種の保存のため」が出てくるんだ？

8/13 (木) の進歩　寿司は陸女寿司へ
澤選手は寿司が大好物であることが判明した。夫の辻上さんによると、「彼女の一番の魅力は笑顔。特に好物のすしを食べている時の顔が最高だし、一番夫婦らしい会話が出来る」(日刊スポーツより)。澤選手の、私たちがふだん目にする笑顔よりもさらに素敵な笑顔ってどんなのか。見てみたい。ともかくも、仙台の寿司といえば陸女寿司である。ベガルタ関係者も食べに行っているはずだ。お二人にも是非とも行って頂きたい。

午前中は、もっちーの調査に付いていった。雨の中であるが、ここでひよっては面目が立たない。それにしても、開放花をちっとも咲かせないね。咲かさずにおわるのではないかと不安に思ってしまう。

脳科学者への道を再出発。Mathematicaが長期計算に突入した。頑張るように。

識別遺伝子の多様化のシミュレーションがようやく終わった。すかさず、論文を投稿した。上手くいきますように。
　いつの間にやら、American Naturalistがダブル＝ブラインドになっていた。著者にレフリー名を知らせないだけでなく、レフリーにも著者名を知らせないという制度である。レフリーの判断に影響しないようにするためだ。そのため、「タイトルページに著者名を書くな、謝辞も本文に入れるな」とある。これに加え、本文の書き方も注意しないとけいないだろう。"In a previous study (Sakai 2014), I found なんとかかんとか"と書いてはもろばれである。

8/12 (水) の進歩　ベガルタだった
澤選手のお相手が報道されている。仙台の英雄の千葉ではなかった。でもベガルタだった！なんと、ベガルタ仙台の元選手で、現在はベガルタ強化・育成部の辻上さんだそうだ。すごい。親族から、全国的有名人が出た気分である。ベガルタ仙台が、思わぬ所で突然の脚光を浴びた。その一方、ベガルタの強化・育成部の人が、「お相手は一般の方なので、顔写真や名前の公表は控えさせて頂きます」(澤直筆文より:太字は私)となったことが、仙台サポとしてはちょっと悲しくないでもない。

そのベガルタ仙台は今夜、ユアテックスタジアム仙台に松本山雅FCを迎え撃つ(19時試合開始)。第2ステージ最下位と絶不調の我がクラブである。もう勝利しかありえない。必ずや勝ち点3を取り、浮上のきっかけとしよう。
　この試合で、負傷のためブラジルに帰国していたFWウィルソンが復帰する。試合にではなくてスタンドにというところが残念だが。ウィルソンの前でしっかり勝利するように。

大失敗をしてしまった。誠に申し訳ありません。大急ぎでやり直します。

8/11 (火) の進歩　澤が結婚
世界女子サッカー界の女王、我らが澤穂希選手が結婚したそうだ。素晴らしい。おめでとう。末永くお幸せに。
　報道によると、お相手は元Jリーガーの38歳とか(スポニチより)。となると俄然気になってしまうのが、ベガルタ仙台の元選手かも！ということである。現在38歳の元選手というと、GK小針清允・GKシュナイダー潤之介・MF千葉直樹らがいる。千葉直樹！仙台の英雄である千葉が世界の女王のお相手だったら、世界と仙台のコラボレーションである。よくわからないコラボであるが、ともかくすごい。

ほっしーの調査のために鶴岡・酒田に行った。かえちゃん・もっちーも一緒に来てくれた。一つ目の調査地で作業を終え、昼食を摂る店を探した。市街からかなり離れており、ほとんど何も無い海沿いの国道である。あまり期待せずに走ったところ、台湾料理の店を見つけた。市街地ならともかく、なぜにかような場所に台湾料理が？ともかく入ってみた。従業員は中国語を話していた。食事が来て驚いた。安くて、異様に量が多い。定食にラーメンが付いているというのだが、「付いている」はおかしかった。定食およびラーメンと呼ぶべきもので、ラーメンだけで十分に一人前であった。定食の部分だけでよいと思った。それでも、「大衆店」的な雰囲気はなく、それなりにお洒落な感じの店であった。なんとも不思議なり。次回の調査でもまた行くと思う。

8/10 (月) の進歩　バッジョ来仙
先週末にバッジョが研究室に来たらしい。突然の来訪の模様である。かえちゃんは会ったそうだ。元気そうだったとか。それは良かった！

昨日まで夏休みをとっていた。しかし実は、手放しに素直に楽しむことは出来なかった。休み中、心にずっと引っかかっていたことがあるのだ。それは何か ………。留守中の日記を月曜日にまとめ書きするのが大変だとずっと思っていたのである。日記のことをふっと思い出して憂鬱になるとは、なんという本末転倒な休暇か。

脳科学者への道。執筆作業に入った。わからない単語があって困る。

8/9 (日) の進歩　無勝で終わる
男子代表1-1中国代表。2分1敗で、最下位に終わってしまった。
　そんな中でFW武藤が2得点をあげた。とくに、今夜の中国戦の得点は美しかった。ほんとうに、日本代表の救世主になってしまうかもしれない。その飛躍の陰には、一人の選手との出会いがあったという。「仙台入団の１年目。元日本代表ＦＷの柳沢敦氏（鹿島コーチ）との出会いが武藤を変えた。 (略)ゴール前へ飛び込む動きを教えてもらった」(日刊スポーツより)。仙台に入団して柳沢に会ったことが ……………。仙台に4年いて総計6得点、浦和に移籍した今季はすでに9 得点であることを考えると、この説に納得がいかない。今ごろ急に柳沢の教えが活きたってあるか？飛躍の要因は何であれ、これからもますます化けていって頂戴。

8/8 (土) の進歩　七夕
宮城県民はやはり七夕に行かないといけない。東北三大祭りの中では正直あれであるが、そもそもは素朴な風習の行事だ。大切にしたい。去年に続き、昼食時にビールを飲んでやろうとバスで出かけた。県庁のところから、七夕を見つつ歩き、行きつけの天ぷら屋の天まつさんの所に来た。私は、ここではいつも必ず上天丼を頂く。もう何年もそうしているので、注文せずとも上天丼が出てくる信頼関係が築かれている。しかし今日は苦渋の思いにせまられていた。ビールを飲むのなら天ざるだろう。天ぷらとざる蕎麦で小粋に飲みたい。しかし、長い月日をかけて築きあげてきた上天丼の信頼関係が ……………。しばし黙考し、「天ざるをお願いします」と頼んだ。美味しかった。が ……………。次回の来店時に，黙っていても上天丼が出てくるのかどうか、今から心配になっている。
　屋台で鶏の唐揚げを買った。椅子に腰を下ろして食べようとした瞬間、入れ物を倒して唐揚げを地面に蒔いてしまった。ああ、一口も食べることなく 500円が。と、新しいのをただでくださった。その嬉しさは久しぶりのものであった。御礼。

二夜続けて二階のバルコニーで一次会をした。今宵は肌寒いくらいであった。
　二次会では居間に戻り、なでしこを応援しながら飲んだ。中国女子代表を相手に2-0で勝利。杉田選手のシュートの上手さに惚れた。今大会2得点目。あれだけ正確に決められるのってすごい。

8/7 (金) の進歩　乳頭温泉
せっかくだから温泉に行こうと思った。頑張って遠出して、いつもと違うところに行こう。というわけで、秘湯がもりだくさんの乳頭温泉郷に行くことにした。高速を盛岡で下りて田沢湖方面へ。田沢湖半で昼食を摂った後、乳頭温泉郷へと向かった。まずは黒湯温泉に入ってみた。秘湯中の秘湯である。おまけに誰もいなかった。秘密の湯だからか？そのせいか、とても良かった。10人入っていたら、全然印象が違っていたであろう。次いで、孫六温泉に入ってみた。こちらはまあまあか。二軒も入れば十分と、帰宅の途についた。しかしその途上、鶴の湯温泉の看板を見つけてしまった。たしか、乳頭温泉郷では一番有名な所だ。見学だけでもしてみようと、鶴の湯への道を入っていった。けっこう遠い。10分ほど車を走らせてようやく着いた。そして、こんなに遠かったのだからもったいないと、鶴の湯にも入ってしまった。かなりワイルドな湯であった。かくして3軒も入ってしまった。こんな三昧はいつ以来か。すっかり湯疲れしたけれど、充実した一日となった。

夜は、二階のバルコニーで一次会をした。ランプをつけてお洒落に。涼しくて気持ち良かった。これで、遠くに花火でも上がっていれば最高なのである。

8/6 (木) の進歩　仙台うみの杜水族館
仙台うみの杜水族館に行ってみた。出来たばかりの新しい水族館で、宮城県民同士が10分以上話すと、この水族館のことが一度は出てくるという話題の場所である。入館してみるといきなりホヤの養殖が出て来て、ローカル色を漂わせていた。でもまあ、マアジだのマサバだのマイワシだのタイだのアイナメだの、食べられる魚の展示が多くて良かった。その一方、こいつら養殖だから美味しくないなどと、冷めた見方をしている自分がいるのであった。それはともかく、数千匹のマイワシの群れは良かった。直径3mほどの球形や円錐形になりながら、見事なシンクロで群れが回転していく。自然光に、魚体がきらきらと光って綺麗だった。イルカとアシカのショウも見た。八景島の水族館で訓練を受けたトレーナーが初々しかった。水しぶきに濡れながら頑張る姿に、イルカ・アシカよりもトレーナーの方を応援したくなった。

午前中はしっぽりと料理をした。穴子を煮たり、蛸と胡瓜の酢の物を作ったり、茄子の揚げ煮をしたりと。そして帰宅後、夏休みの宴会をした。煮穴子が美味しかった。これまでとは違う味付けにしたところ、大成功であった。

8/5 (水) の進歩　今夜は男子韓国戦
男子の代表は今夜、韓国代表と激突する(19:20 試合開始)。韓国は、理屈ぬきに勝たなくてはいけない相手である。何が何でも勝利せよ！億が一にも、韓国にも二日続けて負けるなんて絶対に駄目だぞ。

ちろちゃんの論文にコメントした。今ごろになってというコメントをしたと思ったが、実はちゃんとそのようにしているとのことであった。
　その後、月初めの談話会があった。大学院入試も終わり、ほっしー・もっちー供に、卒業研究に300%没頭できるようになった模様である。頑張っていこう。他の学生も、それぞれの目標に向かって邁進中である。元気が出る談話会であった。
　談話会の席上で、新しい研究テーマについて学生に意見を聞いてみた。とある方向性を支持してくれた。皆と話しているうちに、それがものすごく面白く思えてきた。ありがとう。頑張るぞ！

明日から夏季休暇を取る。通常の休暇以外に夏季特別休暇というものが与えられていて、3連休するよう要請されているのだ。でも、遠出するでもない。七夕に行くとか、仙台うみの杜水族館を調査してみるとかぐらいで、基本は家にいるであろう。だいたいにおいて、この暑さでは外に出る気が起きない。だから研究室にも出る気が起きなくなったというわけではないが、さしたる野望もない夏季休暇である。お休みなさい。

8/4 (火) の進歩　授業料払い中
なでしこ1-2韓国女子代表。2失点とも守備の甘さから失ってしまった。立ち上がりからなでしこは、最終ラインから中盤へのパスをミスし、良い位置で奪われるということを何度も繰り返していた。そしてついに、1失点目に結びついてしまった。シュートに対する寄せも甘かった。失点の瞬間、パスミスをしたDF薊選手が頭を抱え込んじゃった。正直かわいかった。2失点目も、ゴール前で無用なFKを与えてしまったことから生まれた。それを綺麗に決められた。それにしても、その直前に韓国ゴール前で日本が貰ったFKに比べ、日本の壁は遠くに立たされていなかった？気のせいか？
　かくして2連敗となった。リオ五輪を目指す若きなでしこ達であるが、なかなか勝てない、授業料が高い。最終戦は必ずや勝利して、リオに向けて手応えを掴んでおくれ。
　MF川村優理選手は良かった。優理が交替出場して、流れが日本に変わった。さすが我らベガルタの女王！

午前中はかえちゃんの調査に付いていった。熱中症対策のため、朝の7時からの調査であった。それにしても、ずっと蕾のままの個体はいったいやる気あるのか？

午後は、来年3月に仙台で行われる生態学会の企画委員会・実行委員会の会議があった。会場となる仙台国際センターを視察。今年12月開業予定の地下鉄の駅が目の前にあった。どうせなら地下で繋げてしまい、駅から直接入れるようにしたら良かったのに。センター視察後は延々と会議であった。

8/3 (月) の進歩　試験終了
生物学科三年生向けの講義の試験を行った。早い学生で20分くらい、遅い学生で1時間半くらい答案に時間がかかっていた。かなりの開きなり。みなさん、お疲れ様でした。
　これにて、今年の三年生の講義・実習は完全に終了した。私の研究室に興味がある方、是非遊びに来て頂戴！

ちろちゃんの論文にコメントした。もうほとんど完成だ、マテメソは。

三年生の試験中、新しい研究テーマについて考えた。先週末までは、とても面白いと喜んでいたテーマである。本日になって危険な飛行となった。落ちそうにもなったが、急上昇の気配がないでもない。もう少し考えよう。

8/2 (日) の進歩　② 1-2
北朝鮮に2日連続で負けるか。怒り。

起床後すぐに、ちろちゃんの論文にコメントした。初めてなのに良く書けている。まずはマテメソから仕上げていこう。
　その後、ダイシン幸町店で行われているダイシン夏祭りに出かけた。ベガルタ仙台レディースの DF 山本りさ選手・DF 千葉梢恵選手・MF 中野真奈美選手のサイン会があるのだ。こういうの、ついつい行きたくなってしまうのであった。ついでに、ダイシンで少々買い物をした。

試合が始まった。元仙台戦士の FW 武藤が先発していて仰天した。<---- 昨夜の、ベガルタ仙台レディースの選手が先発していたときとずいぶん態度が違う。いつからそんなに偉くなったんだ。おまけに、前半3分に先制点を上げてしまった。「(仙台に所属していた去年までは)4年間で6得点、今季はすでに9得点」と語るアナウンサー。仙台がいけなかったのか、浦和がすごいのか、水が合う合わないの問題か、単なる偶然か ……………。本当に、得点力不足の日本代表の救世主になっちゃったら(7/24の進歩参照)どうしようと、なぜか青ざめる私であった。日本代表はその後も決定機をいくつか作ったものの、永井・川又が外してくれて、0-1のまま前半を終えた。追加点を奪えなかったのが痛かった。そして後半、ロングボールを放り込むだけという、北朝鮮の単調な攻めにやられてしまった。単純に競り負けて2失点。1-2で逆転負けであった。腹立つ。
　武藤・遠藤らの新戦力が輝いていたのは良かった。次の韓国戦に期待することにしよう。

8/1 (土) の進歩　① 2-4
なでしこ 2-4 北朝鮮。完敗であった。

試合は夜から。日中は、料理をするなどして過ごした。これらを肴に、なでしこを応援しながら酌み交わす(あんと)のだ。久しぶりにイサキを買うなどもした。しゃしゃっと下ろして刺身に。
　その後、勝手に録画されていた映画「ベストフレンズウェディング」を見た。録画した覚えはないのに、テレビが勝手に録画していた映画である。でも、面白かったから良かった。元恋人の男が4日後に結婚すると知った主人公。なんとかして結婚を阻止しようと奔走する姿が可愛らしかった。しかし結局負けてしまった。この映画、どうやってオチをつけるのかと思ったが、オチはちょっと強引であったな。

おふくからお礼のメールが届いた。こちらこそ楽しかった。また遊びに来て頂戴！
　私の酒量が減ったと驚いていた。やはりそうであったか。確かに、飲む量はずいぶんと減っている気がする。他者の客観的な言葉に納得したのであった。

なでしこの試合が始まった。いきなり大興奮。なにしろ、ベガルタ仙台レディースの3選手、DF 髙良亮子選手・MF 川村優理選手・FW 有町紗央里選手が先発していたのだ。3人もである。あと8人先発していたら、ベガルタ仙台レディースそのものではないか！試合の方は、互角に進めながらも、北朝鮮のスピードとカウンターに苦しめられる展開となった。そんな中、MF 増矢選手よかったね。一人で仕掛けられる選手は貴重だ。MF 杉田選手も、目の覚めるようなロングシュートを決めてくれた。このシュートで2-2に追いついたところまでは良かった。その後は力尽きて、2-4 で敗れてしまった。北朝鮮の決定力の高さよ。
　負けてしまったものはしょうがない。残り2連勝して、すかったとさせておくれ。