札幌ボルトリペア   

ブレーキ系



トヨタ AE86のリアブレーキキャリパーです。
ブリーダープラグが折れています。
このように折れてから何も手が付けられていない物でしたら、きれいに元通りに直せます。


折れこんでいるブリーダープラグを除去しています。
このブリーダープラグは
ネジ部がM7、ピッチ1.0です。
芯を外さず掘り込むとブリーダープラグの残ったネジ山部がスプリング状に残って、取れてきます


キャリパー側のネジ穴に錆がありますね。ブリーダープラグが折れたのは錆による固着が原因ですね



キャリパー側に傷をつけずに折れたブリーダープラグを除去しました。
キャリパー側のプラグとの当たり面は加工せずに済みますので純正の性能を保持できます

ブリーダープラグが折れた場合、
キャリパー側にリコイルやヘリサートを入れずに
元の状態に戻す修理ができます
お気軽にご相談ください。






スバル STI ブレンボキャリパー 
ボルト折れ修理です
スバル ブレンボ STI 修理スバル ブレンボ STI 修理
修理後の状態です。ボルトが折れるほどですから
かなり固着、かじりが強いですね。
折れたボルトを掘り出してネジ穴加工、
インサートコイルを入れています。
これで純正ボルトが使えます。
ネジ穴の加工には治具を使って
中心、垂直が狂わぬようにしています。
安い修理や、修理キットが売っていますが、ブレーキですから精度良く確実な修理が必要だと考えています
インサートコイルはじめ加工に使うタップ類はすべて国産一流品を使っています
スバル ブレンボ STI 修理




トヨタ AE86 のリアキャリパーです。ブリーダープラグ折れの修理を試みられたもののようです

ネジ穴の上側に折れたブリーダーが残っているのが見えますね。中心からズレて加工されたものですね
この状態でタップを立てられていたので当然ネジ穴もダメになっています

折れこんでいたブリーダープラグを除去しました。
折れたまま手を付けていない状態であればこれで元通りになっていたはずです

ブリーダープラグが残っていた側のネジ山は生きていますが、タップに掘られていた側は山が飛んでいます

ネジ山を修復しました。








ポルシェのブレーキキャリパー、ブリーダーボルト(ブリーダープラグ)の折れたものの修理です
ご依頼者様のほうで修理を試みたようですね。このような状態からでも修理可能な場合もあります
もちろん折れた後なにもされていない状態のほうが
修理は確実です
ポルシェ キャリパー 修理ポルシェ キャリパー 修理
ブリーダーが締められるようにネジ穴を
復元できました
ポルシェ キャリパー 修理ポルシェ キャリパー 修理



ブレンボのブレーキキャリパー、ブリーダーボルト(ブリーダープラグ)の折れたものの
修理です。
断面にマイナス溝を作って叩いてみますが
さすがにびくともしませんね。
ブレンボ キャリパー ブリーダー 修理ブレンボ キャリパー ブリーダー 修理

掘り込んでブリーダーを除去します。
ネジ山、奥のテーパ部ともに傷を付けず
直しています。
ブレンボ キャリパー ブリーダー 修理ブレンボ キャリパー ブリーダー 修理

ブレンボ キャリパー ブリーダー 修理




キャリパーのブリーダーボルト/ブリーダープラグのネジ穴がなめたものの修理です
穴の底のテーパー部分との芯が変わらないようにインサートコイルで修理しています
 キャリパー ブリーダー 修理




ブレンボのキャリパー、取り付けボルトのネジ穴がなめているようです。
ネジ山がこれだけ傷んでいるとボルトが
空回りしますね


ネジ穴2か所ともに傷んでいますがこれは画像右側のほうです。
インサートコイルの入るネジ穴を加工します。


インサートコイルが入った状態、
修理完了です。
もちろんコイルの長さとブラケットの厚みは
ぴったり合わせてあります。





キャリパーの取付ボルトがブラケット部で
折れこんだものです。アルミのキャリパーに
スチールのスリーブの入ったような構造です


このスリーブのネジ穴を潰さずに生かしたいので折れ残ったボルトだけ
取り除いていきます、
ボルト中心に穴をあけ、その穴を
大きくしていきます。


残ったボルトのネジ山部分がスプリング状に抜けてくるように加工します。元のネジ穴を掘り起こしました




スバル車に使われているブレンボキャリパー、リア用、ボルト折れ修理です。
折れたボルトを掘り出し、インサートコイルを入れています。
ブレンボはボルト折れだとかネジ穴舐めが
多いですね。









これもスバル車のブレンボキャリパーです。
ボルト折れとネジ穴ナメですね。


ネジ山もまだ残っているようですがこの状態だとボルトを締めると空回りするでしょう、
折れたボルトは堀り出して除去します。


ネジ穴2か所ともインサートコイルにて
修理しました





ポルシェのかなり大きなブレーキキャリパーですね。画像上側の物です。ブリーダーボルト
(ブリーダープラグ)が折れたものを修理しようとして逆タップを折れこませたものですね。
芯からずれた穴に逆タップが埋まっています。こうなると除去には通常の3倍以上の
時間がかかります。


折れこんだ逆タップを除去することから始めますが、かなり深く入っているようです、
ここまで掘ってもブリーダーのセンター穴が
ふさがっています。
 やっとねじ山を掘り起こすところまで来ました。ブリーダーの先端がまだ残っているのが見えますね


折れこんだブリーダーボルトを除去しました。





VW車のブレーキキャリパー、固定ボルト、
ネジ穴の修理
キャリパー側のボルトの入る部分がゴムで柔らかいため、ボルトが斜めに入ってしまい
ネジ穴を痛めてしまうことがあるようです。
M9、ピッチ1.25という国産車ではまず見ないサイズですが
この部分専用サイズの修理部材も用意しています。







カワサキ z1 z2 ブレーキキャリパー 
ブリーダーボルト折れ
ネット上で当方を知り、ご依頼いただいた
本州のお客様のご依頼品です
既に穴が開けられており、
芯がどこかわかりませんのでドリルが使えません
少しずつ削り埋まっているボルトのネジ山部分を剥がすしかありません
5時間ほどかかりましたがねじ山を掘り出し、
先端テーパー部も抜き取る事が出来ました




上記キャリパーのお客様よりその後の
画像をいただきました
綺麗に修復されています。
お役に立てましたなら何よりです。
ありがとうございました。