エラーの説明
変換を行っていると、いろいろなエラーが発生することがあります。ここでは各エラーの大まかな説明を行います。詳しい説明はそれぞれ別に用意していますので、そちらをお読み下さい。
出力先のフォルダに何らかの異常がある場合、「パス名のエラー」、「ドライブエラー」、「出力先のエラー」、「出力先の不在」、「書き込み出来ません」という5種類のエラーが発生する可能性があります。
「パス名のエラー」は、出力先フォルダに正しい絶対パスを指定しなかったときに表示されます。相対パスもいけませんし、ファイル名として使用してはいけない文字も使ってはいけません。
「ドライブエラー」は、存在しないドライブを指定した際に表示されます。フロッピーディスクドライブを選択しているのにフロッピーが入っていないときなどにも表示されます。
「出力先のエラー」は、指定した出力先がフォルダでないときに表示されます。きちんとフォルダを指定して下さい。
「出力先の不在」は、指定した出力先フォルダの存在しないときに表示されます。フォルダを作成するかどうか聞いてくるので、「はい」か「いいえ」を選択して下さい。この時フォルダの作成に失敗すると、「出力先の作成エラー」が表示されます。
「書き込みできません」は、出力先がCDや書き込み禁止にしているフロッピーディスクなどの場合に表示されます。書き込みできる状態にするか、書き込みできる場所に変更するかして下さい。
ファイル操作で何らかのエラーが生じると、「ファイルオープンエラー」、「ディスクフル」、まれに「出力ファイルの作成エラー」、「ファイル操作の異常」というエラーが発生します。
「ファイルオープンエラー」は、主に、入力ファイルが他アプリケーションで使用されているときか、入力ファイルを確認してから変換するまでの間に削除されてしまったときに起こります。エラーを復帰した後に「再試行」ボタンを押せば、復帰することが出来ます。もしそれでもだめな場合は「キャンセル」ボタンを押し、このファイルを飛ばします。
「ディスクフル」は、出力先のドライブの空き容量が足りないときに起こります。空き容量を空けて「再試行」ボタンを押せば作業を続行することが出来ます。
他の2つはまれにしか出現しないはずです。あまり気にとめることもないでしょう。
出力先に同名のファイルが存在すると、このエラーが発生します。
無視するか、上書きするか、別ファイルを作成するかということを聞いてくるので、どれかを選択して下さい。
入力ファイルが正しいテキストとして認識できないとき、このエラーが発生します。
このファイルを無視するか、コピーするかを聞いてくるので、どちらかを選択して下さい。
入力ファイルの文字コードを自動判別できないとき、このエラーが発生します。
文字コードをシフトJISかEUCのどちらか指定して変換するか、このファイルを無視するか、コピーするかを聞いてくるので、どれかを選択して下さい。
変換時に変換リストのファイルが見つからないと、このエラーが発生します。原因は、主に、そのファイルを削除したか、名前を変更したかのどちらかです。
ファイルを復帰できれば「再試行」でファイルを確認できます。このファイルを無視する際には「無視」を、全変換作業を中断するには「中止」を選択して下さい。
自動ファイル名変換などでファイル名が長くなりすぎると、このエラーが発生します。出力先のフォルダを、もっと階層の低いところにして下さい。
まれにしか起こりませんが、メモリが足りない、スレッドを作成できない、など、細かなエラーがあります。対処のしようがあまりないので、出たらとりあえずプログラムを終了する方向で操作を行って下さい。