2004/06/30 鳴かぬなら鳴かせてみよう |
鳴らないんですよ。Vectraが。 当然のよーに Linux (今回は Vine を選択) 突っ込んでみたんですが、 サウンドカードを認識しない。ぐぐってみるってーと、 ISA のサウンドカードを認識させるのは結構面倒らしい。 pnpdump だの isapnp.conf の編集だので、 ようやく CD の音が鳴るところまでは来たけど、 まだ audio デバイスが開けないだのなんだの文句を言いやがる。
楽しいじゃねえか(あれ?)。
このタイミングで、没頭できるオモチャが与えられたのは、 気付くと夜が更けてる。そして眠れば朝が来る。 |
2004/06/29 頂上対決 |
今日、スパイラルが解けましてね。 と、最近マイブームなキャストパズルの話を当たり前のように始めてみましたが、 皆様お元気でしょうか。 さて、解いたパズルは以下のようになります。新しい順です。
というわけで、本日 チェーン の封印を解いてみました。で、思うんですけどね。 これ、パズルじゃないよね。これが外れるってあり得ないもん。 上記リンク先には、外れた時の写真なんて載ってるけど、 あれは嘘に違いない。外れた状態のヤツが別にあるんだ。間違い無い。
てな感じの、男気溢れる見事な玉砕っぷりに惚れ直せ婦女子ども。 |
2004/06/27 気持ちは 300 円 |
この間、 きたむら家へ遊びに行った時のこと。 二階の部屋の片隅に、繋がれもせず、 打ち捨てられたようにぽつんと佇む古い PC が。 こりゃなんだと聞くと、「もう使わないのだ。要るか?」との答え。 で、脊髄反射で「要る」と答えちゃったんだけど、 その PC が本日我が家へやって来た。 ついでにディスプレイも不要らしく、「ナナオの 17 インチだぞ、 往年の名機だぞ」とアピールするきたむら君だったが、 20Kg もある巨大なディスプレイを、ガラスの腰を持つおれが持ち運べるはずもなく、 丁重にお断りした。「んぢゃしょーがねえ、この後ハードオフにでも持ってくっす」 と言い残して我が家を後にした。 ちなみにこの「ガラスの腰」という表現ですが、 「腰が弱い」とか「ぎっくり腰になっちゃう」とか、 そういうデリカシーのない表現とは違い、 悲劇のヒーロー風なイメージが貴女をノックアウト!って感じですので、 今後普及させたいと思います。 閑話休題、やって来たのは HP の Vectra。 時代遅れの低スペックマシンばかり、 わしゃわしゃ置いてある我が家へ持ってきて、 こいつがまたデカい。さすがに置き場がない。 仕方がないので、我が家で最低スペックを誇る自慢の一台を、 きたむら君に負けじとハードオフに売り払うことにした。 しかし、そもそもこんなの買い取ってくれるんじゃろか? 条件とかあるのかな。電話してみよう。 「Windows 機ですと、Windows95 以降の OS が動作する機種、となっております」 ははぁ。動きます動きます。ショップブランドですけど。 「え゛。その、OS は付いているのでしょうか」 95 のメディアはこの世のどこかにはあると思われますが、 発掘する困難さは石油を掘るのと同程度ではないかと。 今 Linux が快調に動いてます。素敵だと思いませんか。 「…あの、ちなみに、ご参考までに、どのようなスペックなのでしょうか」 いえいえそんな参考なんて遠慮なさらずに、無印ペンティアム120MHz、 ディスクは 3.2G、メモリは 48M です。えっへん。 「ということですと、大変申し上げにくいのですが、買い取り価格はお気持ち程度、 という感じなんですが…」 そうですかそうですか。 貴方のおっしゃるその「お気持ち」が果たしてどんな大きさなのか、 見せて頂こうではありませんか。 と、興味津々、PC をクルマに載せて乗り付けてみたところ、 先程別れたきたむら君と再会。ねぇねぇ、ディスプレイ幾らで売れた? 「いやー、予想もしない素晴らしい値段が付きましたよ!わははは。300 円」 そして泣きながら去って行くきたむら君。 往年の名機が 300 円ですよ。 往年もヘッタクレもないおれのマシンは一体どうなってしまうのか。 「お気持ちです」とか言ってチョコレートとか渡されちゃったらどうしよう。 いや、おれとしてはそっちの方が嬉しいかもしれない。 そして緊張の一瞬が! 店員さんが放った、その言葉とは! 「300 円です」 ハードオフの「お気持ち」は 300 円均一らしい。
おれは物を捨てるのが物凄く下手です。PC だの PDA だの、 はたまた楽器だのを、「人に譲る」ことはあっても、 「捨てる」ことはなかった(と思う)。 店員曰く「パーツ扱いということに…」だそうで。買い取り価格は 300 円。 こりゃもう実質廃棄だよね。 まだちゃんと動いてるのになぁ。 おれが初めて買った AT 機だし。なんだか切ない。 …と、こういう感覚がすなわち「物を捨てるのが下手」なんだろうな。 短所、だと思う。 |
2004/06/26 ドラムセットが欲しい |
朝っぱらから電話が掛かって来る。 志緒が「最初、工事業者の人かと思った」なんて言いながら取り次いでくれて、 出てみたら、こうじや君だった。なるほど。 で、こーじ君曰く、急な話で申し訳ないんですが、 今日ドラムを叩いてくれませんか、ジャズです、とのこと。 事情を聞くと弔事らしい。急なのも仕方がない。 お手伝いできるならばと OK したんだけれど、 「ありがとうございます!で、ドラムセットありますよね」 んにゃ、おれセットは持ってないっす。 「うっ。…ではちょっと知り合いに声掛けてみます。なんとかします」 となり、結局なんとかならず。30 分後、「今回の話はなかったことに…」 という電話で敢え無く御役御免に。 こういうことがあると、やっぱり自分のセットを持ってたいなぁ、 という気になっちゃう。こんな機会が一生のうちに何度あるのか (というか二度とあるのかどうか)知らないけれど… ずーっと昔から、「セットが欲しい。買いたい」 「でも使う機会はほとんどない、もったいない、いらない」 の間で迷い続けてる。 そのバランスが、一気に「欲しい」側へ傾いた一件でありました。 せめて、こういう時に対応できるようなレンタル屋(?) をチェックしておくべきだろうか。 ごめんよ。こーじ君。
暑い。暑さにかまけてぼーっと リング を弄っていたら、一時間ほどで解けてしまう。 うーむ。昨日解けたバロックは六日もかかったぞ。同じ難易度ってホントか? ちなみにこの「リング」、手にするといきなりバラバラになって、 元の状態に組み上げるのが大変、という一風変わったパズルであります。 上記メーカページにも説明がありますが、元は結婚指輪だったそうで。 バラバラになってたら、 あーっ!あなた指輪外して独身のフリして浮気したわねキーッ!!! と、大変恐ろしい事態に陥るわけです。つまりこの指輪をさっと戻せる人は、 とっても悪い人であると。 あぅぅ。 つか、「ひひひ」っていうリアクションの方が悪役っぽくて良いですか?
さて、買い置いてあるキャストパズルのうち、ってソレ、買い置くモノなのか? というツッコミはさらりとかわして、残るはチェーンとエニグマ。 両者とも、難易度六、最高位であります。手を付けるかどうか、 暫し悩んだ結果、 スパイラルってヤツを買ってきました。難易度五。日々コレ修行。 段階を追って一歩ずつ着実に。ね。ね。その、多分もう買わないから。 いててて暴力反対。 |
2004/06/25 一つは二つに |
今日は頭痛がちょっとひどくて、そのせいか仕事も捗らず。 夜、家に帰ってぼんやり バロック を弄んでいたら… …解けた。なんと美しいほどけ方でしょう。手を付けたのが 6 日前。 なかなか楽しませて頂きました。 良いこともあれば、悪いこともある。 当たり前と言えば当たり前の一日ですが、 ささやかな「良いこと」で締め括れれば、それはちょっと幸せ。 安い幸せ? いや、それって悪いことじゃないって。多分。 |
2004/06/23 不治の病 |
先日は、 突発性ヘビーメタル症候群という奇病に冒された私ですが、 今日は突発性スティーヴィー・サラス症候群を患っています。 誰かおれに、ギターをブチかます場を与えて下さい。 与えてくれないと貴方の枕元で Sex Machine 歌っちゃいますよ? それも日本語訳で。
ブリッジに行っていいですか?
いやー。これは恐ろしいですね。いやな夢見そうです。 じゃ。Hit me ! (←サラス氏の口癖)
↑読み返してみたら、なんだかさっぱりわからんけど、 ま、いいか。たまには壊れてても。え、しょっちゅう壊れてます? そうですか。いやぁ。照れるなぁ。 |
2004/06/21 録画の弱点 |
帰りがけ、会社の同僚であるところのやなちゃんが 「お、りおは帰って F1 見るのか」と声を掛けてくる。 彼も F1 ファンである。で、おれが早寝早起きで、深夜に放送する F1 は録画の上、 翌日視聴することも知っている。そーですよ見ますよ、 だから今回も結果言わないで下さいよ絶対。もー毎度毎度大変なんだから。 メディアからの情報を 見ないようにするのは。 「いやぁ。でも今回は情報をシャットアウトするのは難しいと思うぞぉ(にやにや)」 わーっ! それ思い切りヒントになってるって! と、ぷんぷんしながら家に帰り、 郵便受けに放り込まれたままになっている夕刊を持ち、 玄関の鍵をカバンから取り出そうとしたその時。目に飛び込んできた衝撃の画像。 嗚呼そりゃないぜセニョリータ。 そこには、シューマッハと握手をしながら満面の笑みを浮かべる佐藤琢磨くんが。 さすがに夕刊で一面記事になってるとは思わなんだ。 いやまぁ、レース内容は波乱続きで、結果を知った上で見ても面白かったけどね。 しかしめでたい。ゆけゆけ町内会の星。次はポディウムの真ん中だ。
会社の携帯が新しくなってから、 三ヶ月半ほどが過ぎました。 で、最近調子が悪い。 妙に受話音量が小さいのですよ。同じ場所で、同じ DoCoMo の別機種、 つまりおれ個人の端末で通話すれば、全く正常に聞こえる。 ある時は普通に聞こえるし、ある時は最初調子良くて段々悪くなることもある。 とにかく、不安定。 具体的な再現手順がハッキリしないんだけど、不便なので修理に出すことにした。 時間はどのくらい掛かるのかなぁ、 梅ちゃんは「最悪三週間」なんて言ってたしなぁ、 と思ってたら、もうほとんど即答という感じで「本体丸ごと交換です」 という返事が返ってきた。拍子抜け。 わーいわーい、新品になっちゃったぁ、と素直に喜ぶべきトコロなんでしょうか。 でもおれは汚れたオトナなので、 そんなにあっさり丸ごと交換って、なんだか怪しくない? ひょっとしてそれは、 初期ロット不良か何かで、文句があれば即回収ってな状況だったのでわ? とかアタマをよぎっちゃうんですが、それって人生を楽しめないタイプでしょうか。 というわけで、心はいつも十八歳だぜ!と思い直して素直に喜ぶことにします。 わーいわーい。 |
2004/06/19 卑怯者 |
キャストパズルってご存知ですか。 なんと言うか、知恵の輪がちょっと豪華になっちゃったようなヤツ。 実物はこんなの。 この中にある「 エルク 」ってヤツを、十年以上前に買ったのですね。私。 忘れもしない、原宿辺りにある雑貨屋だか玩具屋だか、えーと何て店だったかな、 ってすっかり忘れてるんですが、誰かの披露宴だか二次会だかに出席するため、 慣れない礼服着てたんだよな。 礼服を着ていると余計なものが買いたくなるのはおれの特質らしく、 その後もこんなこと やらかしたりもしてるんですが。 閑話休題、このエルク、一度も解けたことがない。 数ヶ月に一度、ふと思い出して、十分か二十分ぐらいかちゃかちゃといじってみて、 やっぱ取れねえやと放り出して、というのを十年以上続けてたわけです。 さて、会社で Google 叩いて調べ物をしておりますと、 偶然このエルクに関するコメントが引っかかったのですね。 曰く、「実は目で見て分からないぐらいに微妙にサイズが違い、 向き/組み合わせによっては絶対に外れない」だそうで。 このカラクリを「卑怯」と断言しちゃってるサイトがあったり。 この情報を元に、家に帰ってから再挑戦。一時間近くかちゃかちゃやってたかなぁ。 いやぁ。びっくりだ。十年以上、繋がった状態のみを見ていたわけで、 もうなんつーか、これはこういう形をしたオブジェなのだ、 かちゃかちゃという金属音を楽しむ楽器みたいなモンだ、 って意識になっちゃってたんだよね。 だから、二頭の鹿の頭が別々になっている眺めに、すっげえ違和感が。 はー。これ、外れるんだねぇ。 なんだけど、こう、透明なカタルシスが無い。 やっぱり、解放ではないにしろ、ヒントを見ちゃったのがいかんのだよな。 カラクリは卑怯かもしれんが、ヒント見ちゃうのはもっと卑怯だ。 やはりこの汚名は返上せねばいかん。それが漢というものよ! というのが、一昨日。 そして、目の前にあるのは、二つになった デビル。 確かに外れ方は美しいんですが、なんだか偶々外れちゃった感(?)が拭えず、 涙なくしては語れない劇的なエンディング、とは言えないのではないか。 だいたい、前回のエルクが十年だぞ。次が一時間ってどういうことだ。
と、外れたら外れたで文句タラタラなオレ。 そしてそして本日、おれの目の前にはバロックとリングとチェーンとエニグマ。 誰か止めてください。
いやまぁ、止まると思うけど。 ところで、コレ読んでアホかと思ってるあなた。 本屋さんでも扱ってたりしますので、一度実物を触ってみてください。 きっとそのまま、一つ買って帰りたくなりますって。 あ、そうそう、ヨドバシカメラだと三割引ぐらい(1000 → 700)で買えますよ。 |
2004/06/15 悪循環 |
自分が嫌い、という状態は不健康なので、
甲「なぁ、おれって鬱陶しいよな」
なんてコトになっちゃったりするので気をつけましょう。 自分が嫌いなのでそういう状態に落ち込んじゃうのか、 そういう状態に落ち込んじゃった自分が嫌いになるのか良く分かりませんが、 要は自分を嫌わなきゃいいのにね。 癒し系(?)の本でも「ありのままの自分を愛してあげましょう」なんて、 手垢が付くほど使い込まれた言葉だし。 しかし、 そういう状態のヒトは得てして、 自分を好きになるきっかけを失っちゃってる、 ってトコロが問題なワケで。 嗚呼。バンド演りてえなぁ(唐突)。
去年に引き続き、今年もあるらしいです。 1000000人のキャンドルナイト。 6 月 19, 20, 21 日の三日間だそうです。 去年は一人ジェットストリームでしたが、さて。 |
2004/06/14 元気です |
悲しいことがあった日に「元気です」と書くと、 読んだ人には元気に見えるので、日記と言うのは便利なものだと思う。 |
2004/06/10 |
穏やかな |
2004/06/08 気をつけろ |
事務所で聞いた、つい自分でも言っちゃいそうな失敗台詞。 「『常識』とか『普通』とか『当たり前』とか、 そんな言葉を振り回してばっかのヤツなんて信用できないっつーの。 自分の常識は他人の非常識なワケ。当たり前でしょ?」 |
2004/06/07 コレクター |
先日カミングアウトしたお茶犬ですが、 ようやくコンプリート致しまして。ずらりと並ぶ十種類のお茶犬及びお茶猫は、 まさに壮観の一言。 いやあ。ここまでの道のりは長く険しかった。どうも特定種ばかり出る。 ひょっとして、このコンビニはチャイばかり、 とかそんな風に偏ってたりするんだろうか?という推理に基づき、 ちょっと離れたコンビニまで遠征してみたり、普段は 500ml 一本買うところを 350ml 二本にしてみたり。 もう涙ナシには語れない努力の末、 最後のキャラであるミン が袋の中から現れた瞬間の感動ときたら! シューマイ抱えた黄色いミンの愛らしいことと言ったら! 思わず携帯のカメラで記念撮影しちゃいましたよ。 街の一角にある小さな神社で、満面の笑みを浮かべつつ、 小さなマスコットに携帯電話をこれでもかと近づけて撮影するおやぢ。 そしてすかさず待受画像に設定するおやぢ。
怪しいとかいうな。
「全部揃う」って嬉しいですよね? そんなことないすか。 そういえば、以前もこんなこと してたなぁとフと思い出し。 で、まぁ、その時も今回もちょっとだけ考えるわけっすよ。 努力というものを注ぎ込む対象について。 そして結論は「無駄があるから面白い。無駄が人生を豊かにする」ということで。 嗚呼ボクは今日も自分を甘やかして生きてます。 |
2004/06/02 ピンクレディ初級 |
人間という動物は、ある時点で成長が止まりますね。 いえ、順調に体重が育っているという方はいらっしゃると思いますが いてててグーで殴らないで下さい、身長の伸びはどこかで止まる。 おれも、高校生だか大学生だかの頃に止まりました。 でね。自慢、っていうんじゃなくて、 なんというか単なる「事実の認識」なんですけど、 おれ、止まった以降、あまり体形が変わってないんです。 例えば大学の頃と同じサイズのジーンズがはける、とか。 ところが本日。一年ぶりぐらいにスーツ引っ張り出してきたんですけど、 えーとですね。これはどうしたコトでしょうか。スラックスの胴回りがその、 端的に、一言で表現して ヤバい のです。高校生から大学前半にかけて、 とにかくスリムなジーンズを好んで穿いていた時期があって (だってハードロッカーだったから)、 その頃のキツさっていうのは胴回りというより、 なんつーかポコチンが窒息するんじゃねーか、というタイプなんですよね (どんなタイプだ)。あれとは違う締め付け感、窮屈さ。
しかしこれは何だか初めてじゃない気がする。 しばし考えて思い当たりました。これ、コルセットに似てるんだ。
しかしなぁ。原因は何なんだろうなぁ。 ささやかな腹筋背筋運動の効果が現れてきて胴回りが太くなった、 ならば歓迎なんだが、夜ぽてちだとすると… 自分に厳しく生きよう。ストイックな食生活を。 …会社の机に入ってる、備蓄おやつがなくなってから厳しくなろう (←典型的駄目パターン)。
今日、慣れないスーツを着たのは、東京ビッグサイトにて開催中の Linux World へ遊びに、じゃなくて情報収集に行くため。 Novell 社のブースでは、 SUSE Linux のプロモーションを行っている。SUSE ね。 ヨーロッパでは業務プラットフォームとしてもポピュラーなディストロだし、 今後の日本での展開に関してハナシを聞いてみるかのぅ、 なんて思いながらぼーっと立っていたら、コンパニオンのお姉さんが 「ゼヒお席についてプレゼンテーションをお聞きになって下さい、 アンケートにお答え頂くとステキなプレゼント抽選会にもご参加頂けます!」 と声を掛けてくる。 抽選ねぇ。おれ、こーゆービジネスショウでの抽選とか、当たったことねえんだよな。 アンケートもメンドクサイし。まーでもちょっと疲れたし一休みするか。 「…というわけで SUSE のデスクトップ戦略に関する説明を終わります」 あら、お終い? ま、いっか…アンケート書き書き… 「皆様お待ちかね、プレゼントタイムでぇ〜す! お手元の抽選券番号にご注目!」 はー皆さんがんばってね…アンケート書き書き… 「スロットマシンスタート! … 19 番! 19 番の方こちらへどうぞ!」 そんなに絶叫しなくても聞こえると思うよ…アンケート書き書き… 「続いての番号は… 13 番! 13 番の方おめでとうございます!」 よかったねぇ 13 番…アンケート書き書き… 「13 番です。13 番の方、いらっしゃいませんか?」 早く出てやれよ 13 番…おねーさん困ってるじゃん…アンケート書き書き… …ん? 13 番? 手元の紙を見るってーと、「0 1 3」。 おれ? ひょっとしてオレ? えーとオレだよオレ! うわ初めてだよ当たっちゃうなんてさ。 ここは一つ気の利いたコメントが求められるワケなのかっ。 「突然舞い込んで来た幸運と…君の瞳に乾杯」とかそんな感じかっ。 オーケーハニー、今すぐ行くぜ君のもとへ。 「おめでとうございます、豪華三点詰め合わせです」 いやぁどうもどうも、とつぜ 「では次の番号です!」 ねぇ。もう少し喜びを分かち合おうよ。お姉さんってば。
豪華三点セットの中身は、まず Novell のロゴ入りキャップ。 おれ帽子似合わねえんだよなぁ。多分、いや絶対かぶらないよ。 それから T シャツ。胸元にはカメレオン。ははぁ。 SUSE のキャラがカメレオンだからな。そして最後に、カメレオンのぬいぐるみ。 えーと。これをどうしろと? なんて思いながら、当初の目的である SUSE の展開に関するハナシを説明員から聞く。 話が終わって説明員が 「今後もよろしくお願いします。これ、パンフレットとノベルティグッズです」 と渡してくれたのが、携帯電話にぶら下げる(?)カメレオンのマスコット。 もちろんパンフレットにも、カメレオン。 さて。ここで、頭の中に「カメレオン・アーミー」が流れちゃってる貴方。 おれと同世代な上に同レベルってことですよ。諦めて一緒に歌いましょう。 ほらあなたの後ろにいる〜もうあなたを狙っている〜 あ、ぼく初級なんで振り付けは分かりません。 |