Hawaii Petroglyph

   

日盛りの熱い体温冷ましゆくハワイ名物優しそよ風ブログをご覧ください

ニューヨークからハワイに引っ越し、早いものでもう16年になります。当時書いたこの地の歳時記もハワイ社会の認識も当初の印象とはズレてきて、微調性の必要性を感じ始めています。今、世界中が温暖化などによる自然災害や人工被害に悩むなか、人間にやさしい穏やかなハワイの気候、接する人々のアロハの気持ちはちっとも変っていないと思います。有難いことです。
われわれ夫婦にもうあまり時間は残っていませんが、このパラダイスのような島を、もう一度じっくり観察し、本格的なハワイ歳時記を書いてみたいと思うこのごろです。  大森久光

2019/02/05

袖振り合うも・・・(Ⅳ)

ゴルフの小林浩美さんに会う

タレント・ピーターさんとの出会い

アラモアナで小沢征爾さんに出会う・・・

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2019/02/05

歴史のスポットを歩く

短歌で綴る日本紀行

羽田空港から東京へ

京都、奈良、神戸の数日

盛岡から角館へ・・・

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2018/03/08

短歌でたどる18年振りのNY紀行

晶子詠む柔肌の唄何のその胸肌触れ合うNYメトロ
やっとこさ地下五階から通りまでいやはや疲れるNY地下鉄
地下鉄の黒い汚れは貫禄か座席に並ぶ人種の面々・・・

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2017/10/27

歴史のスポットを歩く

歌の原点を歩く

神話の話になると、われわれが先ず思い出すのは高千穂の峰に代表される九州の宮崎県や鹿児島県だが、同時に出雲神話で知られる島根県も忘れてはならない。日本最古の歌(和歌)とされる歌では、須佐之男命(スサノオノミコト)が島根県の出雲で詠んだ次の歌が日本最古の歌であり、しかもそれが初めて詠まれた恋愛歌だといわれている。・・・

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2017/2/8

袖振り合うも・・・(Ⅲ)

ハワイの今様花咲か爺さん・小山鐵夫博士

子供のころ、小山鐵夫博士は、日本の大植物学者だった牧野富太郎博士の家に週に二回通い、教えを受ける少年だった。高校生になると、埼玉県の田島ヶ原へ通い、自生するサクラ草の研究に没頭する。・・・

ボブ・ディランの翻訳者、片桐ユズル氏

現代詩に興味を持ち、知り合いを求めて新聞の三行広告に出ていた詩人の集まりに出掛けたことがあった。場所は東京の荻窪で、ビルのアパートに若者たちが十名ほど集まって、自作の詩を朗読しあったりしていた。主催者は都会っ子風の片桐ユズルさんという大学出たての方であった。・・・

天山文庫で会った上村占魚氏

詩人・草野心平氏は、中年から晩年にかけて天山文庫という図書館付の山荘を持っていた。正確にはいわき市の川内村にで、現在は原発被爆地として話題にのぼった地域である。村のなかを清流木戸川が流れる美しい山村で、そこには平伏沼という天然記念物に指定された沼があり、日本の固有種のモリアオガエルが生息している。・・・

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2016/10/23

袖振り合うも・・・(Ⅱ)

米国上院議員メイジー・ヒロノ氏

日本生まれで今はアメリカ上院議員になったメイジー・ヒロノ氏と初めて会うことが出来たのは、福島県人会に出席したお蔭だった。・・・

一流の詩人・大岡信氏

静岡県の淡島に行く連絡船に乗るため、甥と姪、それに家内と新幹線の三島駅北口でバスを待っていると、「大岡信ことば館」という白い小さな看板を見つけた。・・・

前衛芸術家牛ちゃん

1960年代のニューヨークで、AZUMAというギフト・ストアを知らない人はまずいまい。・・・

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2016/2/28

袖振り合うも・・・

われわれ外国に住む者は、ときどき思いもかけない方々とお会いすることがある。新聞関係者やテレビ局勤務者ならともかく、われわれ一般庶民には千載一遇の幸運と言えるだろう。そうした機会はハワイに住んでも似たようなものであろうが、今回は手始めに、ニューヨークに住んでいたころの記憶を思い出すまま辿ってみたいと思う。・・・

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2016/1/30

続・歴史のスポットを歩く

昨年本紙に、私は日米大戦を阻止しようと努力した外交官・寺崎英成とアメリカ人妻のグエン寺崎、それに一人娘マリコ・テラサキの戦中における苦労話などを書いた。今回はその続編として終戦後、昭和天皇の御用掛として誠心誠意お傍に仕えた寺崎英成の別な功績と挫折について書いてみたい。・・・

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2015/6/28

いわき再生物語

常磐炭坑を夢の楽園へ

福島県のいわきといえば、近頃は原発の被災地として知られているが、昔は本州最大の常磐炭鉱で知られていた。上野駅から常磐線の特急・スーパーひたちでいわき行か仙台行きに乗り、約二時間でスパリゾートハワイアンズ(元・常磐ハワイアン・センター)の所在地・湯本駅に着く。・・・

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2015/6/28

歴史のスポットを歩く

日米大戦の裏表と寺崎英成

ハワイの隔週誌『ライトハウス』が終戦記日の特集記事として、2014年の8月16日号に「日系人の戦争の歴史」を掲載した。元ハワイ大学総長だった松田富士夫氏は、いろいろな戦争体験を語る中で、1941年12月7日の真珠湾攻撃の日の朝のことも話しておられる。

「私は17歳で高校に通っていましたが、・・・

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2015/6/28

維新の立役者銅像

(ハワイの街角銅像・日本編)

坂本竜馬

坂本龍馬は今なお多くの人々に愛される幕末の風雲児。その銅像は、高知、長崎、京都などにたくさんあり、参観者が絶えることはない。昨年、東京は京浜急行立会川駅近くに住む姪のコンドミニアムを訪ね、そのすぐ前の通りで、若い頃の坂本龍馬像を発見してびっくりした。東京にも龍馬ゆかりの地はあって、彼の像が建っていたのである。・・・

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2012/9/19

サクラ導入に活躍する小山鐡夫博士

ハワイにも日本のサクラを

ハワイに移ったばかりのころ、どこかに日本のサクラの木はないか、ひょっとしたらどこかで今サクラが咲いているのではないかと、無意識に探していたような気がする。日本人はそれほどにサクラが好きな民族なのである。

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2012/9/19

ニューヨーク・クラブが2012年の親睦会を開く

ニューヨーク・クラブ(大森久光会長)は、2012年2月25日(土)午前11時半から午後3時半にかけて、アラモアナ大通り1350のコンドで今年の親睦会を開催。

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2011/4/28

外から見詰める日本
-46年の海外経験を踏まえて-

風土と文明の原風景

世界の四大文明発祥地のうち三ヶ所がユーラシア大陸にあり、もう一つは、スエズ運河をへだて、アフロ・ユーラシアと呼ばれる北アフリカのエジプトにある。いずれも大河に近く、生活用水が得やすい、農耕に適した土地である。・・・

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2010/11/21

ハワイの街角銅像(Ⅱ)

バニース・パウアヒと子供の銅像

カラカウア通りの海側に、ロイヤル・ハワイアン・ホテルとシェラトン・ワイキキ・ホテルへ通じる小公園がある。俗にピンク・パレスと呼ばれるロイヤル・ハワイアン・ホテルの裏庭で、そのヤシの木陰に、バニース・パウアヒ・ビショップと子供の坐像がある。木漏れ日のなかのベンチに座り、・・・

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2010/11/21

ハワイの街角銅像(Ⅰ)

ホノルルに移ってからは、住まいのまわりを歩くのが毎日の習慣になった。 まわりをぶらぶら見て歩くうちに、ハワイにも案外いろいろな銅像や歴史・観光用の標識などがあることに気づいた。・・・

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