ニューヨーク・クラブが2012年の親睦会を開く

ニューヨーク親睦会で左より大森会長、児島ドクター、小山博士
ニューヨーク親睦会で左より大森会長、
児島ドクター、小山博士

ニューヨーク・クラブ(大森久光会長)は、2012年2月25日(土)午前11時半から午後3時半にかけて、アラモアナ大通り1350のコンドで今年の親睦会を開催。ランチを楽しんだ後、ハワイ大学医学部老年病科で、高齢者医療に取り組んでいる児島剛太郎ドクターと世界的な植物学者で、日本桜のハワイ移植に尽力している小山鐵夫博士(現・高知県立牧野植物園長)による講演があり、有意義な一日を過した。

出席者は、約50人。その中には、9.11同時多発テロで倒壊したワールド・トレード・センターを設計した人、父母が野口英世のニューヨーク時代の学友だったという人も。世界一の大都市で活躍した人が多く、多彩な顔ぶれだった。"両博士の講演は約30分ずつ。 児島博士はハワイの老人病に対する医療体制について詳しく説明し、専門医が少ない現状を指摘した。

 

その原因として「老人医療は労多くして収入が少ない」分野である事を挙げている。一方、小山博士はハワイのスーパーなどで購入出来る珍しい野菜約10種を持参、それぞれの栄養的価値、おいしい料理法、薬用効果などを説明。両講演とも生活に直接関係のある内容とあって、出席者から感謝された。

 

〔記事はPacific Press紙、March 15. 2012 号より転載〕会場で雑談を楽しむパーテー・グループ
会場で雑談を楽しむ
パーテー・グループ

 

 

 

 

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