シニア世代の夫婦二人の住まいです。
外壁は、ベージュとチャコルフレーの落ち着いたシンプルモダンな外観です。お互いの気配が感じられるスペースを大事にしています。
ご主人が車いすを使用されていますが、とてもアクティブな方でドライブの趣味をお持ちです。自分で出来ることの可能性を追求した住まいになっています。

　移動に配慮が必要なクライアントのために、床段差を無くすることは必須で、上下移動にはホームエレベーターを設置しました。
　２階にＬＤＫを配置し、風通しと光の取り入れに配慮しています。日常生活に必要な空間（LDK、寝室、水回り）も隣接させています。広いバルコニーは第二の庭になりました。

狭小地のため3階建てとなりましたが、後期高齢者がクライアントであるのでホームエレベーターを設置し、上下移動が楽になるようにました。
南側に高層建物が建つ可能性があるため、3階から2階に、ライトコートで光と風を確保しました。
車いすの移動をスムーズにする事と、自立の援助や介護のしやすさに配慮しています。

　シニア世代の夫婦二人の住まいです。
　外壁は、白と焼杉板をを基調とした落ち着いたシンプルモダンな外観です。お互いの気配が感じられるスペースを大事にしています。また、生涯住み続けられるように床段差をなくし、水回りの配置に工夫をしています。

　築40年の田の字の和室、周り廊下など典型的な農家住宅の間取りでした。近隣が密集しているため増築はできないので、内部の全面改修です。
　軽度の片麻痺者が生活しやすいように、身体特性を考慮した「いす座」の住環境に整備し、温熱環境にも配慮しています。一人暮らしですので、家事が行い易さに配慮しました。

頸椎を損傷し、車いすを使用するので、車いす移動と身体特性に合わせた移乗ができるように住環境を整備しました。
水周りは、家族と共用できるようにデザインしています。特に浴室のデザインには拘りました。
広いトイレは家族にも好評です。

　小さな和室が多い間取りを、将来的に車いす移動にも対応可能な住まいにリフォームしました。クライアント専用のトイレに洗面スペースを取り込み、車いす用トイレのしました。家族の憩いのリビングに隣接させた寝室は、生活音が睡眠の邪魔をしない様に遮音に配慮しています。

　築55年の田の字の和室、広い玄関土間など典型的な愛媛の古民家です。８寸の大黒柱には感動です。
　増築や改築を繰り返しているものの、風通しの良い間取りはそのままでした。代々の家主が引き継いできた民家の雰囲気を大切にして、デイサービスセンターと高齢者住宅に改築です。
　小屋組みをダイナミックに見せて、どこか懐かしく落ちつきのある空間に仕上げています。アイランドキッチンを中心にしたデーサービスセンターは、利用者に好評です。

　茅葺き屋根に農器具用の納屋が続いている築80年の古民家でした。クライアントは建て替えを希望されていたが、手入れが行きとどいた部屋と今では手に入らない木材で組み立てている小屋組みを見た瞬間に「古民家再生」を提案しました。
　座敷や仏間はそのままして、天井が高い納屋はリビングにしました。中2階も設置したので、子ども達の基地なっています。高齢のお母様の安全・安心を重視し、玄関や廊下には棚風の手すりで移動を支援しています。使い勝手の良い水周りが寝室に隣接しています。

　在宅医療の力を入れているDrから、診療所の設計を依頼されました。
　車いす使用者の移動に細やかな配慮をすることが第一の希望で、遣り甲斐のあるプランニングです。　動線のポイントは、回遊です。カラフルな色遣いも北欧に研修に行っているDrの理解の賜物です。

　市街地にある幼稚園です。
　どの部屋にも光を取り込むために、全ての教室を南側に配置。夏場は屋上にプールができますので、そのための補強も十分に設計しました。
　２階のお遊戯室は、ＹＹプロジェクトで園児の元気な声が響いています。

　元信用金庫の建物を全面リフォームで、１階部分をデイサービスセンター、２階は住宅です。 　　　　ＲＣ造のためにリフォームプランには制約が多くありましたが、コンパクトなスペースでも、居心地の良さをデザインしました。照明は、昼白色と電球色を使い分け、同じ部屋に居ながらでも時間を感じられる工夫をしています。お風呂にはリフトを設置しています。

　高齢者の２ユニットのグループホームです。地域の人とのふれあう場所として地域交流室を配しています。
　ユニットは１階と２階に分けています。エントランスホールから利用者の生活スペース、地域との交流スペース、職員スペースに進めるレイアウトにしているので、利用者は日々の生活の中で、人とのふれあいを楽しみながら、個々の生活を住しつさせています。