「パリティ」ノーベル物理学賞記念臨時増刊号編集日記


Last Update: 06/16/2009

 

 2008年のノーベル物理学賞は、ご存じの通り、南部陽一郎先生、小林誠先生、益川敏英先生が受賞されました。素粒子の関係者は、多かれ少なかれこのノーベル賞でてんてこまいになったことと思います。私もそうで、雑誌「パリティ」の編集委員として、12月特集号および臨時増刊号「破れた対称性」の編集に奔走することになりました。しかも、編集中、小林さん、益川さんと一対一で長時間インタビューをさせていただく大変貴重な機会に恵まれました。

 この編集にあたった半年間は、私にとっても特別な日々だったので、編集中書きためた日記や雑文を記念に残すことにしました。わざわざ読んでくれる人のために、多少のエピソードや自分なりに気づいたことなどもまじえてあります(素粒子の上の世代の方々には当たり前のことばかりかもしれませんが。)なお、日記は「パリティ」に関係した部分だけのもので、ほかの仕事上のことや個人的なことは必要のない限り省いてあります。また気がついた範囲でのノーベル賞関連の動きも含めてありますが、全体のごく一部です。

 なお、公開にあたり多少わかりにくいところに手を入れましたが、そもそもが覚え書き程度のものなので、非専門家にはむずかしい部分もあるかと思います。

 



 

 

 

これができあがった12月特集号と臨時増刊号。購入方法については関連書籍へ。

 


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