「焼酎ダイニングバー黒瀬」にて、酒の肴(焼酎の肴)として堪能頂ける、薩摩料理についてご紹介します。
食材は、ふる里南さつまからの産地直送で、新鮮な海の幸、山の幸が一杯です。 ここでしか味わえない「乙」な味もございます。 以下、薩摩料理の含蓄を簡単に述べて、メニュー紹介させて頂きます。
薩摩料理は、鹿児島県の郷土料理。 日本の他の地方から地理的に隔絶していたこと、並びに沖縄料理の影響から、黒砂糖や豚肉を用いる独特の食文化が定着。 ヘチマ・苦瓜料理など、日本国内では南九州と奄美・沖縄でしか見られない料理も多々あります。
また、きわめて温暖な気候風土と、水田稲作に不向きなシラス大地が広がり、サツマイモ(からいも)や雑穀を中心とした食生活を強いられたことも、薩摩料理の特異性を形成したものと考えられます。 冬に温暖過ぎるため地酒以外の日本酒や、一般的な米酢は作れず、サツマイモを原料とした焼酎文化と、玄米を原料とした黒酢の醸造が発達しました。
黒砂糖と薩摩味噌(甘口の麦味噌)、九州独特の甘口の醤油を用いた「コッテリ」した甘い味付けが特徴的です。 他に焼酎と黒酢を隠し味として多くの料理に満遍なく使うのも特色となっています。