PASMO(パスモ)
電車もバスもPASMOでおなじみ鉄道・バス共通乗車カード。最近話題になっているカードで、関東地方を中心とするJR以外の私鉄や地下鉄といった鉄道と、路線バスの大半の事業者で発売される共通のカードがPASMOです。
2007年の3月にサービスが開始されたばかりで、まだまだ歴史は浅いですが、首都圏のバスや鉄道がほとんど利用できる利便性が高く評価されて、高い人気を誇っています。
サービスが開始されたのと同時にJR東日本・東京モノレール・東京高速臨海鉄道が発行する「Suica」との相互利用が行われて、Suicaの利用できるところではPASMOが、反対にPASMOが利用できるところではSuicaが利用できるということになりました。
このPASMOには電子マネー機能がついていて、この機能もまたSuicaが使用できる地区では全エリア使用可能になっています。
PASMOが導入される前に株式会社パスモでは、1年で500万枚の発行見込んでいたので、サービス開始日には400万枚のカードを用意していたところ、その見込みを大きく上回るペースで売れ、一月もしないうちに300万枚を超えました。
それに伴って新たなカードを追加で発注したものの、8月以降でなければ納品できないという状況で、このままでは在庫が底をついてしまうかもしれないという自体にまで陥りました。追加で発注した分のカードが納品される2007年の8月以降には供給が安定する見込みであるそうです。
PASMOは利用者側のニーズに沿って種類も分かれていています。正確に言うと基本的には機能を追加・削除を行うことで種類が分かれるということなので、必要に応じたカードをその都度買わなくて良く1枚のカードで使い回しがききます。【無記名PASMO】
最も基本的なPASMOで、基本的なサービスが受けられます。
【記名PASMO】
氏名や個人情報を登録することで、本人のみが使用できるPASMOになります。無記名PASMOとの最大の違いは、分室しても再発行が可能ができるというところです。
【PASMO定期券】
記名PASMOに定期券情報を追加したものです。
【小児用PASMO】
基本は記名PASMOですが、小児用の料金に割引されます。小児は12歳までです。
【オートチャージ機能付き】
基本的には記名PASMOと同じ取り扱いです。支払い料金よりチャージ額が少なければ、クレジット決済でオートチャージされる優れものです。