カードとは?

「カード」と言う単語は現代では様々な意味を持っています。カード:小型で丈夫な薄い形のもの。もともとは、厚手の紙片のこと。
参照 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「カード」という単語を聞いて、何を想像するでしょうか。「カード」と一言口に出しても、現代では数知れない種類の「カード」が存在しています。例えば、現代の決済方法のひとつであるキャッシングカードや、コレクターが必死になって集めるトレーディングカード。

最近では子供達に人気のゲーム用カードカードダス、そして携帯電話の普及により最近では専らお目にかかることが少なくなったテレフォンカード。

また、「カード」という言葉だけで招待状やトランプといった物を直接示し「◯◯カード」と呼ばずして成り立っているものもあれば、野球やボクシングの試合を表す意味の「カード」自体が存在しないものまであります(例:今日の試合は好カードだから見逃せない)。

また「card」、つまり英語でもこの単語は幅広く使われているのを知っていたでしょうか。もっとも大本の意味は日本と同じように「カード」、つまり小型で丈夫な薄い形のものということになります。クリスマスカードや招待状といったものも日本と使い方は同じです。

しかし英語ではさらに、ワインリストのようなメニュー表もカードですし、名刺もカードになります。日本では現金の代わりにカードを使用することはありますが、紙幣という意味でcardと呼ばれたりもします。

それだけではなく、人気を集めるもの、呼び物のこともcardですし、口語では、おどけた人、おもしろい人、一風変わった人もカードです。修飾語を伴って方策や手段といった意味にもなります。

ひとつの単語で様々な意味合いを持つカードは、いったいどれほどの種類が存在するのでしょうか