焼けるような 熱さに あちちち 覚えているなー この足裏が 水着を 着たまま 実家から 二分 唇 紫色に なるまで 一日 泳ぎまくったっけ めぐる走馬灯 故郷海よ |
||
若い衆が 海になだれ込む ヨイサヤ チョイサ 酒に酔って さかき やぐらが 波間で 揺れた 神主 年寄り 子供 村中こぞって 熱くなったっけ めぐる走馬灯 子供の夢が |
||
真夏 日本海 海辺 ロマンス 恋に焦がれて ふらり 足向けた 懐かしいなー 番屋の前 涼しい こかげを ちらっと 横目 あの青年 来てやしないかと どぎまぎしながら 通り過ぎたっけ めぐる走馬灯 乙女の夢が |