詩を書く心は難破船

人は朝起きて 食べて働いて

夜が来れば 眠れば良いのです

詩など書かなくて良いのです

詩を書く心が疎ましいです

詩を書く心が誇りです

書かずにおれたら いいのにと思います

 

人は良い暮らし したいものです

欲が深く お金がほしいです

詩では生活が 出来ません

働く時には詩を忘れたい

遊んでいる時も忘れたい

忘れて生きたい それなのに出来ません

 

人は死ぬときは 誰も裸です

きれいごとを承知で言うならば

愛さえ残したら良いのです

詩を書く心を家族に向けて

愛情たっぷり接してたら

散り際千金 出船かも知れません

私の詩を書く心は 嗚呼 難破船